テラーノベル
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勉強机に向かい険しい顔をする私。
ダンジョンばかりで定期試験の勉強を疎か
していた私は一週間死ぬ気で勉強していた。
勉強ももう少しで終わるから、そろそろダンジョン探索したいなぁ……。
「終わったら、次の階層挑戦するか…」
ダンジョンに行きたいが、勉強意外に問題が起きていた。10層攻略してから行った学校登校時に学校の生徒に写真を撮られてSNSに挙げられていたのだ。
害は無かったが、 なぜかバズっていたのだ。
(銀髪クール系美少女!)
(制服で誰か特定しろ)
(綺麗だけど何か怖くね)
とか色々SNSで言われまくってた。
さらに私がダンジョンに潜ってるのもバレていた。たぶん、 福音ダンジョンで私を見かけた人が拡散したのかな?
やはり銀髪は珍しいから目立つらしい。
私が頭を悩ませているとスマホに着信が入る
「んっ、芦田さんだ。そういえば連絡先交換して以来連絡取ってなかったな…はい、もしもし山田です」
「あっ、繋がった!お久しぶりです芦田です。前電話した時は繋がらなかったので凄い心配しましたよ?大丈夫ですか?」
「あーすいません。多分その時はダンジョンに居てスマホ取れなかったんですよ」
「なら仕方ないですね!でっ、今日連絡とったのはご飯でもどうかな?って思いまして」
SNSの件を考えていたらやる気を削がれた私は芦田さんの提案を受け入れる事にした。
「大丈夫ですよ、行きましょうか」
「やったぁ、お店の場所送りますね。時間は16時集合でどうでしょう?」
「分かりました、また後ほど」
電話を切りスマホを耳から放しクローゼットに向かい、お出かけ用の服を選ぶ。
友達と言う存在と出かけるのは久しぶりだ。
白のTシャツに黒のデニムパンツを選び。
コウモリさんに出かける事を伝える。
「……女?」
「えっ、はい。女の子ですよ」
何か機嫌悪そうだなコウモリさん……。
何かやらかしたかなぁと思考を巡らされていたらコウモリさんが私の方に移動してくる。
無言で近づいて何をするかと思えば、私の首に噛みついた。
「いったぁぃ、ちょっ、何するんですか?」
明らかにいつもより強く首に噛みつき、私の血をわざとらしく音を立てて飲んでいく。1分程で満足したのか首から口を離した。
「ぷは……もう良いわよ、いってらっしゃい」
「えっ……はい。いっ、行ってきます」
お腹空いてたのか?
機嫌が悪くて八当たり?
思っていたより血を抜かれてクラクラするな
ゆっくり目的地まで歩いていくハメになった
*
芦田さんが指定したお店の前に着く。
商業施設が並ぶ我が街の中心部から離れた住宅街にある民家?が目の前にある。パッと見で飲食店には見えない外見に不安を覚える。
「のれんとか掛かってないけど大丈夫か?」
恐る恐る正面にある建物の扉を開けると、扉正面に数人が座れるであろうカウンターと椅子が数個現れる。カウンターの中には店員さんが1人で何か作業をしていた。
「んっ?いらっしゃいませ」
「あっ、すいません。先に友達がきてると思うのですが、名前は芦田さんと言います」
「芦田様ですね、此方にどうぞ」
従業員に誘導されカウンターの奥に案内され中に入っていく。カウンターの奥には幾つかの個室が並ぶシンプルな廊下が現れ、一番奥の個室に案内された。
「あっ、山田さん!お久しぶりです。私が外で出迎える予定が電話が来てて……」
「いえいえ、大丈夫ですよ」
ちょっと怪しかったので警戒したけどね。
芦田さんは黒の膝丈のシンプルなワンピースを着ていたて、可愛いより綺麗に見える。
芦田さんはまだ何も頼んでおらず、一緒に
オレンジジュースとカルビとタン塩を2人前頼んで、二人して談笑を始める。
「此処、焼肉屋さんだったんですね」
「はい!昔から来ているので味は確かです。
後、此処なら人の目も少ないはずなので」
「確かに全然お店に見えない外見してたね」
「基本人伝にしか来れないお店らしいです。
私は縁があって知っていたので、それより
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2,367
甘泉めあʚめめあ・めあちɞ
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飲み物が来たので乾杯しましょう!」
芦田さんと頼んだオレンジジュースで乾杯をして、ダンジョン事や最近の近況等を話しながらご飯を食べていく。
「でね、最近マンネリなんですよね配信…」
「同じ階層ばかりだと同じ展開が続いて視聴者が飽きるって感じですか。ダンジョン配信って難しいですね」
芦田さんはダンジョン配信をしていて、結構人も見てくれて有名人ぽい。 私も小遣い稼ぎの為にダンジョンで録画してるが、リアルタイムで見られるのは私にはハードルが高過ぎるな。
「マンネリと言うけど1000人も見てくれてるなら大丈夫ですよ。頑張ってください」
「ですよね!いっぱい見てくれる方々が居るんだから頑張ってみます。愛菜ちゃんに相談して良かったよ〜」
感謝の言葉を言いながら横から私に抱きついてくる芦田さん、抱きついて来た拍子に良い匂いが鼻腔を擽る。
良い匂い…だけど、何処かで嗅いだような?
抱きついてきた芦田さんの頭を撫でながら、
何処で嗅いだ匂いか思い出そうと頑張るが
思い出せない。
まぁ、気にする事じゃ無いだろう。
うーん、配信か……動画は編集が面倒くさいが配信ならリアルタイムで映すだけだから楽そうだな。でも恥ずかしいな。私あんまり喋らないし、あと表情筋死んでるからなぁ。
あの後食事は辞めて、抱き着いて甘えてくる芦田さんを撫でたりして甘やかして、暗くなるギリギリに解散した。
お土産にお店のおつまみ系を3種類ほどテイクアウトさせて頂いたのだが、家に帰ってきたがコウモリさんの機嫌は治っていなかった
帰って来てから終始くっ付いていて離れなくて子供みたいで可愛かったのは内緒だ。
その日は寝る時いつもより強く抱きしめられて眠りに着いた。
次の日、朝には機嫌が治ったぽい。
いつも通りの私を揶揄うコウモリさんに戻っていた。今日は私が初めて探索した時から残してた録画データをダンツベにアップロードする作業をする。
私は編集とかよく分からないから、後付けの声を付けてアップロードする予定。
10層のイレギュラーはドローンが壊されて途中までしか映っていないので使わない。
「あれ動画にできたらバズって収益でウハウハになりそうだったのに……残念だなぁ」
朝から作業してお昼頃に作業は終了した。
お昼どうしよっかなぁ……デリバリーで良いかな、コウモリさんはお昼寝してるし。
スマホを操作しミックスピザを2枚頼む。
「これでOKっと……あれ入金?」
スマホから銀行口座に入金通知が来た。
あー、20層ボスの魔石オークションに出してたの忘れてたな。 一昨日に売りに出して50万で売られていた。
正直、20層〜25層を安全に探索出来るなら月収50は有ると言われてるからな。
「お金からは本当に解放されるかもね」
でも金銭感覚狂いそうで怖いなぁ。
貯金しよ……
コメント
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第11話、楽しく読ませていただきました! SNSでバズっちゃう主人公、現実でもありそうで他人事とは思えずに笑ってしまいました😄 芦田さんとの焼肉デート、和やかでいい時間だったんですね。でも何より、コウモリさんのヤキモチが可愛すぎます!首に噛みついて血を飲むって、ツンデレ拗らせた小動物みたいで憎めないなあ。 そして「金銭感覚狂いそう」とちゃんと自制する主人公の地に足ついた感じ、好きです。また次話も読ませてくださいね🌷