- ̗̀⚠︎ ̖́-
nmmn
本人様とは関係ありません
年齢操作あり
嘔吐表現あり
꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱
みんな高校3年生
꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱
赤side
今日は修学旅行の2日目。部屋は
いつメンが集まってて安心出来る部屋だった。
俺が起きたら、桃くんと青ちゃんは
もう起きてて歯磨きや自分の準備を進めていた
俺も意識がしっかりしてから動き始める。
いつメンと過ごす朝は新鮮だぜ。
俺が着替えて、また布団の上で
ごろごろしてると橙と黄くんも起きて
あと寝てるのは紫くんだけ。
こんな寝てる紫くんは俺らからすると意外。
いつも遅刻もしないしぎりぎりに学校に
来ることもない完璧な人だからめっちゃ意外。
青『起きないね…、w』
赤『すやっすや、……w』
桃『でも、もうそろそろ時間じゃない?』
黄『確かに…赤起こしてみて』
まだ、ぽやぽやしてる黄くんからそう言われて
ぐっすりと寝てる紫くんに声をかける。
赤『紫く~ん、もう時間だよ~』
紫『…すぅ、っ…んん、……ん…や、ぁ…』
青『眠いね、wでも、もう時間だから』
青『歯磨きしよ。』
青ちゃんがそう言って、ぐずぐずな紫くんの
体を強制的に持ち上げて、口に歯磨きを
突っ込み素早く動き出す。
紫くん今にも落ちそうな意識をふわふわ
保ちながらぼ~っと壁の方を見てる。
歯磨きが終わる頃にはもう目覚めたのか
黙々と自分の準備を進め始める紫くん。
紫くんの準備が終わって、朝ご飯を食べに
旅館の食堂へ。
家で食べるよりも健康的な朝ごはんが
並べられてて、それをみんな自分のペースで
食べ始める。
俺らの班は結構後半の方だったらしく
もう人は少なかった。
紫『赤くんこれいる?』
赤『嫌いなの?』
紫『好きだけど…朝は食欲ないや、』
紫『残すのも勿体ないから…』
赤『……俺もこの分で十分だから』
赤『ごめんだけど…他の人にあげてみたら?』
紫『ん~ん、大丈夫。ごめんね。』
赤『無理には食べない方がいいよ…』
紫『大丈夫。』
紫くんから朝ご飯のおすそ分けを
勧められたけど俺も
お腹いっぱいだったから断った。
他の人に勧めるかなと思ったけど
他の人に回さず朝ご飯を食べ始めた紫くん。
少しすると橙達は食べ終わって
もう席でスマホを触っていた。
あと食べ終わってないのは俺と紫くんだけ。
俺はあと少しだけど、紫くんの朝ご飯はまだ
半分以上残ってる。
俺も最後を口に入れ込み、ご馳走様。
紫くんが食べ終わるまで帰れないから
少し紫くんを気にしながらスマホを触る。
紫『ちょっとお水もらってくる…ごめん…』
桃『全然…ゆっくり食べな…』
紫『もうちょっと急ぐ…』
そう言って、お水を注ぎに行く紫くん。
やっぱり無理に詰め込んでいるのか顔色が悪い
紫くんが席を外すと桃くんが俺に声をかける。
桃くんのところは紫くんの様子が見えないから
心配なんだろう。
桃『あとどんくらい?紫くんの朝ご飯』
赤『あと…鮭半分とご飯半分と…味噌汁かな』
桃『結構余ってるな…』
青『だって、朝ご飯にしては多すぎるよ…』
橙『俺もギリギリやったわ』
黄『お味噌汁多かった…』
桃『鮭は朝からどっしり来るわ…』
赤『じぃちゃんかよ、(』
桃『俺、お前らの中で1番誕生日遅いからか』
桃『実質最年少だぞ(』
そんな桃くんと俺の茶番が繰り広げられる中
俺の隣で朝ご飯と戦ってる紫くん。
もう無理やりなのか、急いでるのか
分からないけど、無理やり苦しそうに
口に詰め込んで水で流し込む紫くん。
1人だけなんか戦場にいるみたいで
助けたかったけど、みんなお腹いっぱいで
助けることが出来なかった。
紫『ごっそ、…さまです…ッ』
先『よし、一旦部屋に帰って荷物持って』
先『ホール集合』
赤『は~い、』
橙『はよいこ。』
桃『は~…腹いっぱい。』
青『忘れ物ないようにしないと』
黄『まだお部屋片付けてな~い…』
席を立ち上がり、自分の部屋に戻って
片付けてから集合場所のホールへ向かう。
各自片付けを進めてる時
紫くんの方から声が聞こえてくる。
紫『くぅ~…っ、おなかいたぁい、ッ』
赤『絶対食べ過ぎでしょ……、w』
紫『ん~…トイレ行ってくる…』
お腹を抱え、前かがみになりながら
トイレに入っていく紫くん。
結構前から違和感があったのか
まだ準備も全然進んでない。
橙『あの人大丈夫?、w』
青『2日目早速体調不良だけど、w』
紫『ぅ゛~…薬飲む…』
トイレから出てきた紫くんはまだお腹抱えてて
苦しそうな表情をしながら薬を飲んでる。
もうあと紫くんの準備ができれば
部屋を出れる状態だから、紫くんを観察する
また自分が最後だから
焦りまくってる、w
桃『…紫くんそれ、トレーナー逆じゃない?』
紫『ぅえ、?……ほんとだ、w』
紫くんがおっちょこちょいをかまして
準備がやっと終わり、ホールで今日の
予定を聞いて、バスに乗り込む。
バスは紫くんと隣だから
気を張る必要もなく、ゆっくりと過ごす。
バスに揺られて数分後。
他の人は近くの人と盛り上がってたから
俺は隣の紫くんに声をかける。
赤『お腹大丈夫?』
紫『……、きつい、…』
赤『やっぱり朝ご飯が原因かな…』
紫『食べ過ぎちゃったかも、…w』
赤『まぁ、次はお話聞くだけだし…』
紫『ん、…それまでに治す…』
赤『うん…俺の上着お腹にかけとくね』
紫『ありがと…、ッ』
少しでもお腹が楽になるように
俺の上着をお腹にかけてあげる。
少しすると騒がしいバスの中なのに
ぐっすり眠りにつく紫くん。
またそれからバスに揺られて
休憩所に着いたので紫くんを起こす。
赤『紫く~ん。休憩所着いたよ~』
紫『んぁう、ぅ………おはよ、ッ…』
赤『お腹大丈夫?』
紫『…大丈夫じゃない、トイレ行ってくる…』
赤『うん。行ってらっしゃい。』
紫『行ってきます…』
結構すっと起きてくれて
ゆっくりトイレに行く紫くん。
後ろの席は橙くんと青ちゃんで
紫くんがいなくなったタイミングで俺に
話しかけてくる。
橙『やっぱりまだきつそう?』
赤『うん…ん…まだきつそう…』
青『今日調子悪いね…』
青『先生には言おうとしないの?』
赤『うん。圧で言うなって止められてる』
橙『へぇ~…』
紫『トイレ行ってきた…』
赤『お、少しは楽になった?』
紫『少しは楽になったし~…』
紫『薬飲んだし~…』
紫『車酔いしてたのかな…?』
紫『ムカムカちゃって…少し吐いてきた、』
橙『体調大丈夫か?…先生に言う?』
紫『それはいい…!!』
青『……じゃあ、無理は今日までね?』
青『明日辛かったらさすがに先生に言お?』
紫『わかった…』
青ちゃんとの会話を終えると
またぐったりと椅子に座り込む紫くん。
吐いたって言ってたし、やっぱり体力を
使ったのかな。
黄『はい、これ紫くんに。』
紫『これなに…?』
黄『暖かいほうじ茶』
紫『ありがとうっ!嬉しい~っ…』
桃『これ、赤の分。』
赤『これなに?』
桃『紅茶』
赤『ありがとう…、w』
インテリ系の2人はほんと気が利くけど
俺にはジュースをくれ(
2人してお茶を渡してくるのは
面白すぎる、w(
それから、そのお茶を飲みながら
またバスに揺られる。
少しして、今日の行き先に着いたら
色々お話を聞いてお昼頃に
班別行動というなの食べ歩きが始まる。
橙『え~…どれも美味しそうやな…』
青『これ戻るのめんどくさいから』
青『じ~っくり選ぼ…』
黄『これ買ってくる!』
桃『俺も買ってこよ』
赤『どれにしよ…』
屋台が沢山立っていて、色んなものが
食べられるから色々迷う。
人も多く、後戻りするのは難しそうだから
なるべく戻ることないように選ぶ。
青『これ紫くんいる~?』
橙『チーズホットドッグ!』
青『これめちゃくちゃ伸びるw』
何故か2人で1つの青橙。
しかも、それを紫くんに分けようとする
お金の節約術。
紫『俺はいいや。俺さっき買った綿飴で充分』
桃『綿飴なんて…お菓子やん!w』
紫『これすぐ溶けるから食べやすい』
黄『綿飴はどれもすぐ溶けるけどね、w』
紫『確かにw』
赤『俺にもちょ~だい!』
紫『はいど~ぞっ。』
赤『…ん!おいし~』
紫『結構お腹に溜まるでしょ~?』
赤『俺、さっき焼きそばとチョコバナナ』
赤『食べたからあんま分かんないw』
紫『そっかw』
迷惑にならない程度で騒ぎながら
昼ご飯を済ます。
その後は自由時間が少しあったから
決まった範囲を少し散歩がてらに歩く。
今日はあとホテルに帰るだけだから
疲れを求めるように歩く俺ら。
やっぱり疲れた後のお布団は最高。
俺的考えだけど。
紫『疲れたぁ…休もうよ…』
桃『そこの公園のベンチで休も』
橙『俺も疲れた…』
赤『これ帰れるかな…』
黄『僕覚えてるから帰れると思う、w』
青『迷子にならないといいけど…』
こう話に纏まりが無いけど俺らの中では
日常茶飯事。
よく陽の当たる大きいベンチに6人で座る。
この公園人少なくて結構心地いい。
紫『ん゛~…ッ』
青『まだお腹痛いの~?』
紫『あたまいたい…』
橙『日に当たりすぎたのかな。』
紫『体調悪い…ど~しよう…』
赤『やっぱり先生に言う?』
紫『言わな~い…さすがに明日は言う…けど』
桃『本当は言いたくないんでしょw』
紫『言いたくないよ…』
紫『俺楽しみにしてたのにぃ、…』
黄『紫くんが1番楽しみにしてたもんね、w』
紫『ん~…』
頭を押えながら唸る紫くん。
紫くんが1番うきうきしてたもんね、…w
ここの公園で10分くらい休んでれば
もう、集合時間で紫くんの体調を気にしながら
少し走って帰る。
紫『はっ、はぁっ、…っげほ、げほっ、…』
橙『ごめん…走らせて…』
桃『お前…20分前じゃねぇかよ』
青『走らなくても間に合ってたぁ…』
赤『最悪…』
黄『紫くん大丈夫?』
紫『みず、ッみず、はぁ、…ポロポロ』
顔を濡らしながら地面に倒れ込む紫くん。
だいぶ走ったから酸欠状態になってるかも。
胸元をぎゅっと掴み呼吸を治そうとするけど
そう簡単には治らず紫くんも大苦戦。
紫『はぁ、はぁ…つか、れたぁ、ッ…』
橙『俺の見間違いやったぁぁぁ、』
黄『まぁまぁ、w余裕はできたよ!w』
桃『余裕しかない…誰もいない…!!』
赤『俺も疲れたぁ…』
青『橙くんのせいだぞ~!!』
橙『ごめぇぇん、…』
橙に見間違いで20分も早く来すぎた俺たち。
ふざけ無しで見間違えた橙はめちゃくちゃ
反省してる…w
紫『ふぁぁ、ッ……ねむい、』
黄『疲れた?』
青『もうすぐバスだし、バスまで頑張ろw』
紫『ん~ッ…はやくバス乗りたい…』
赤『…あと20分待とうね…、w』
橙『はぁ、…まじやったわ、…』
桃『大丈夫だってw』
橙『桃ちゃん……』
桃『泣くな、泣くなw』
余裕を持て余してれば、どんどん人も
集まってきて、先生も集まってくる。
みんな楽しそうに帰ってきたけど
俺らは疲れきってたり泣いてたりするから
色々心配される。
まぁ、楽しんだし
ご飯も沢山食べたけど…って感じ(
そんなこんなでやっとホテル到着。
ホテルに着けば少し自由時間があり
それから食堂で晩ご飯。
部屋に帰れば、畳に倒れ込む俺ら。
畳って気持ちいいよね。
橙『はぁぁ、……まじ最悪…』
桃『お前引きずり過ぎw』
青『紫くん寝た…』
黄『はや…、w』
赤『相当疲れてたんだろうね』
赤『やっぱり体調悪いなかの修学旅行だし…』
橙『紫くんごめん…俺も寝る…』
桃『なんでだよ(』
あと少しで食堂に行かないといけないのに
紫くんに抱きついて寝た橙。
多分10分後には起こすけど。
もうお腹減ったし…集まらないといけないし。
晩ご飯の時間になって、2人を起こしてから
食堂へ向かう。
食堂に行けば美味しそうなおかずが
沢山置いてあった。
自分たちの班の席に座り、挨拶をして
食べ始める。
でも、やっぱり紫くんの調子は良くならず
またご飯のにらめっこをしていた。
でも、それは紫くんだけじゃなかった。
俺の隣に座ってる自称最年少の桃ちゃんも
同じ顔をしていた。
桃『食欲ねぇ……これ食べないとダメ?』
赤『え、桃ちゃんも体調悪いの?』
桃『食欲無い…紫くんの移ったかも』
紫『まじか…ごめん、』
桃『いやいいよ、風邪は移したくて』
桃『移すもんじゃねぇし』
紫『明日仲良く帰ろう』
桃『うん、…w』
橙『俺らは仲良く観光しよ~…』
黄『お土産買ってくるね!』
青『可愛いやつ買ってこよ~!』
赤『まぁ、明日出来るだけ治して帰れよ?』
桃『へいへい、』
紫『治るかな…』
そんな話をして一旦静かになると
また2人の箸は進まず止まったまま。
ほんとに食欲無いみたい。
あんなに動いてあんなに食べないのは
体調不良の人だけだ。
橙が元気ないのはさっきまで寝てて
寝ぼけて不機嫌なだけだと思う。
橙まじで寝起き悪いもん。
起こすのに一苦労だわ。
桃『せんせ~食べきれなかったら残してい~?』
先『残していいけど、できるだけ食べてね』
桃『うい~、』
態度が悪い桃ちゃんに先生も苦笑い。
紫くんそんなことも聞けずに1人で戦闘中。
紫くんはあんまりぐいぐいいけないタイプで
頼み事も断れないし、何されても自分の
気持ちを隠して笑って誤魔化す。
だから、こんなことも聞けずに1人で
抱え込んで無理して爆発する。
俺らはそんな紫くんの性格に振り回されて
たま~にトラブルを解決する係でもある。
紫くん1人ではされるだけされて
物事は解決出来ないからさ。
桃『も~むり!』
桃『お腹いっぱい!』
桃『ごちそうさまでした!』
青『まぁ、食べた方かな。お疲れ様』
青ちゃんが覗き込んだ桃くんのお盆には
ご飯とおかずだけが無くなってて
お味噌汁と漬物が残されていた。
多分今の桃くんにすれば頑張った方だから
あとは俺らが少しずつ貰う。
橙『無理して食べんでもいいちゃう?』
紫『たべる…がんばる…』
橙『…、そっか…』
小さい一口ですら顔を顰めながら
食べる紫くんに橙が声をかけても
食べるの一点張り。
こういうところは頑固だから
俺らでも動かせない。
桃『ここにいると気持ち悪くなる…』
桃『早く食べて…』
紫『早く食べないと…』
橙『紫くんも戻しそうやったら』
橙『食べるのやめなよ?』
紫『わかった…』
桃くんの一言でみんなが食べるのを
少し早める。
食事の時は班のみんなが終わるまで
自分が食べ終わってもいないといけないから
こういうところはだいたいチームプレイ。
しっかりみんな食べ終わってから
挨拶をして、顔色悪い2人を連れながら
部屋に戻る。お風呂は
2人が落ち着いてからかな。
紫『……、たべすぎた。』
桃『まじ夜ご飯多すぎ…』
青『お腹いっぱいだぁぁ…』
黄『橙くん起きて~』
橙『ん~…あとふろだけ…』
赤『橙眠そ………、w』
橙『ねむいって…ねたい…最近寝不足…』
黄『勉強忙しそうだったもんね』
青『勉強で忙しいってかっこよすぎる(』
橙『うぅん、……ねむい、…』
青『昨日も遅くまで起きてたでしょ』
橙『うん…数学の説明動画を見てた』
青『今日は早く寝ろよ~』
橙『今からでも寝たいよ…』
赤『さすがに風呂は入ろう、w』
橙『今日は絶対髪乾かさないで寝てやる』
桃『それは風邪ひくからやめろ』
桃『紫くんみたいになるぞ』
そう言われたから紫くんに目を移してみると
自分の手元にある袋を今でも使いそうな勢いで
胃から込み上げてくる何かと戦ってる紫くん。
もう俺らなんか気にせず
何かと戦ってる。
もうトイレに行く余裕もないから
袋を掴んでるんだろう。
黄『戻しそうになってるじゃん…』
青『すっごい震えてる…』
橙『これって喋りかけた方がいいの?』
桃『ほっといた方がきつくならないだろ』
赤『多分声掛けたら気遣っちゃうから』
赤『様子見かな。』
橙『辛そうな紫くん見たくないわ…』
橙『俺寝よう…』
赤『馬鹿。風呂入るってw』
橙『んふ、…w』
そんな会話をしてる間に紫くんの吐き気は
一旦収まったのか、動き出して
四つん這いでトイレへ。
トイレからも色々音が聞こえてきて
心配で心配で先生にチクってしまおうと
考えてしまう。
桃『俺もトイレ行きたい…』
赤『えぇ、でも紫くん多分まだ篭ると思うよ』
桃『一階のトイレに行ってこよ…』
黄『早く帰ってきてね!』
青『もう大浴場閉まっちゃうじゃん…!』
桃『…もう今日ここで良くね?』
桃『そんな元気ねぇよ』
青『確かに。じゃあ、橙くんから入ってきな』
橙『ちが、…今鍵開いてないわ』
黄『様子見がてらで鍵開けてもらえば?』
青『確かに。』
橙『いくか…はやくねたい…』
話し合って、今日は2人の体調を見て
大浴場に行かず部屋についてる
お風呂で済ませる。
でも、お風呂とトイレは繋がってて
隣同士だからどちらも恥ずかしいかも、w
まぁ、男6人。幼なじみだったら
恥ずかしくもねぇわ(
桃くんは1階のトイレまで行くし
橙くんが鍵を開けてもらってもまだ聞こえる
紫くんの嘔吐く声。
俺らはスマホを触ったり
誰かが持ってきたトランプをいじったり
自由な時間を過ごす。
その3人の中から1番最初に
帰ってきたのは紫くん。
帰ってきたのは良かったけど
まだ顔色悪いし、お腹を抱えて朝から
敷きっぱなしの布団に寝っ転がる紫くん。
症状的に胃腸炎だし、紫くんと桃くんの
症状一緒だから多分胃腸炎が広まってる。
多分俺らもかかるし
紫くん達は明日絶対に帰宅だ。
まぁ、帰ってゆっくり休んでもらって…
回復した頃に学校に来てもらおう。
でも、その時に絶対誰かは
ダウンしてるだろうな。
紫『お腹めっちゃ下してた…、』
青『ん~、最近便秘だったりするの?』
紫『いや?……全然違うとおもう…』
赤『多分2人とも胃腸炎だよ』
赤『…ほら、俺も修学旅行の2週間前に』
赤『胃腸炎なってたじゃん』
赤『それと同じ症状だし…』
赤『期間的に移って症状出始める頃でしょ』
紫『………、さいあく…』
黄『おえおえしてたもんね。』
紫『…トイレしながら吐けたから良かった』
青『橙くんから袋渡されたでしょ』
紫『うん…、w』
赤『紫くんは胃腸炎界の二刀流だね(』
紫『1番汚いし1番嫌な二刀流だな』
黄『確かに…w』
桃『はぁ、……きつ、ッ』
次に帰ってきたのは桃くん。
桃くんも布団に寝っ転がって
死にそうになってる。
桃くんもおえおえしてたらしい。
しかもお腹も下してるって。
これは確実に胃腸炎。
俺もその症状が酷かった。
橙『はぁ……』
青『疲れ切ってるじゃん、…w』
橙『浴槽に座っただけで』
橙『意識なくなって…』
橙『シャワー出しっぱだったから』
橙『それでのぼせた…』
黄『馬鹿だなぁ、w』
赤『今、ふらふらしてるだろw』
橙『立ってんのつらいわ、…w』
そう言いながら布団に
寝っ転がる橙。
俺も眠いし、次に入ろうかな。
パジャマや私物をバックから
出してお風呂へ向かう
準備をする。
赤『俺も入ってこよ~』
赤『鍵開けとくから』
赤『好きに入ってきて~』
紫『ん~…、ッ』
桃『ぬぉぉっ、…』
2人の返事を聞いて
お風呂に入る。
たまにトイレの方から音が
聞こえてくるけど、あんまり
気にすることは無かった。
俺がシャワーを終えてお風呂から上がると、トイレに桃くんがいた
お腹をさすさすしながら
苦しそうにしていた。
心配になって、少し声をかける。
視線は壁側。
やっぱり見られながらは
恥ずかしいだろうしね。
赤『やっぱり今、先生に言う?』
桃『そ~しようかなッ…つらいッ』
赤『じゃあ、俺伝えてくるから』
赤『気が済むまでトイレにいて』
桃『ん、ッ』
お風呂から出る時ちらっと
見えた桃くんは、泣いてて
本当に辛そうだった。
みんなに事情を説明して
紫くんの事を言おうとしたら
止められた。
だから、桃くんのことだけ
説明して明日の朝イチに
帰宅することに。
紫くんも多分朝イチだけど
もしかしたら
言わないかもしれない、…w((
もうそしたら強引に帰すか
紫くんの意思を尊重するかは
明日決めることかな。
移るかもしれないから
今日の夜は桃くんは別室。
紫くんも先生が帰った瞬間
またトイレに篭っちゃった。
橙も寝たし、青ちゃんと黄くんも
お風呂入って眠そうだから
声をかけたら数分もせず寝る2人
あと起きてるのは紫くんと俺。
俺眠くないや。
2人が心配なのかも。
紫『……、ッ』
赤『お腹痛いね…』
紫『……ぐす…ッ、ポロポロ』
赤『きついね…』
トイレから出てきた紫くんは
俺のお膝に頭を乗せて
泣き出しちゃう紫くん。
赤『多分、俺から始まってるし』
赤『移らないと思うから』
赤『同じお布団で寝る?』
紫『こくっ、…』
赤『じゃあ、電気消しちゃうね』
紫『………、こくっ…ッ』
俺がそう言ったら俺の布団に
潜っていく紫くん。
俺も電気を消して、布団に潜る。
俺ら歯磨きは食べてから
すぐしたし、すぐ寝れて
良かった。
朝起きれば、黄くんと
青ちゃんが起きてて
まだ準備中だった。
昨日疲れきってた橙は
まだ起きてない。
紫くんも苦しそうに寝ていた。
俺が起きれば青ちゃんが
話しかけて来る。
青『なんで、そんな近くで』
青『寝てんの、w』
赤『昨日泣いちゃったからさ』
赤『俺から始まってるから』
赤『多分移ることないし。』
青『あ~w』
青『夜中も何回も起きてたよ…』
青『だからあんまり』
青『寝れてないんじゃない…?』
赤『そ~なんだ…』
赤『じゃあ、あと1泊だけど』
赤『もう帰るのかぁ…』
黄『今日は4人だね~、』
橙『そ~やなぁ、っ…』
青『おはよ、w』
橙『おはよ…』
やっぱり紫くんが1番最後。
夜寝れなかったらしいし…
やっぱり疲れてるのかな。
紫『けほっ、ッ…ごほっ…、』
紫『…、おれさいご?、ッ』
黄『最後。まだ時間はあるけど』
紫『まじ、ッけほ、けほ…か、ッ』
赤『もしかして喘息?』
紫『たぶんッ…』
青『きつそ…やっぱり先生言お』
橙『いつのタイミングで言う?』
赤『ご飯の時じゃない…?』
紫『俺帰りたくない…』
黄『えぇ、w』
橙『ぁ、…LINE…w』
橙のスマホに映し出されてるのは
俺ら6人のLINEグループ。
毎日のように動いていたLINEは
修学旅行で止まっていた。
でも、止まっていた
グループLINEを動かしたのは
一足先に帰った桃くん。
写真と一言送られてきてて
その写真には診断書と桃くんの
ツーショットだった。
その診断書には胃腸炎と
書かれていて、桃くんは
ピースをしていた。
しかも、病院の待合室。
下のメッセージには『めちゃくちゃ元気』って
書かれていた。
桃くんらしいLINEにみんなで爆笑。
病院で自撮りは映えん…(
青『病院で自撮りか…、w』
黄『ほんとに元気なのかな…』
橙『早く帰りすぎやろw』
赤『やっぱり胃腸炎だったかw』
紫『じゃあ、俺もそうじゃん。w』
紫『病院行かなくていいや…!』
橙『病院は行こうな~w』
紫『俺病院きら~い』
赤『病院嫌いは何年経っても治らないんだね』
紫『治るわけない』
まぁ、俺も病院嫌いだけど(
⋆͛_𝐞𝐧𝐝_⋆͛
ほんとは
インフルにしたかったけど
胃腸炎の方が描きやすかった(
コメント
9件
友達(8)の前でニヤついたわw
こういうのって背景とかを自分で想像出来るからある意味頭の体操だよね🤍
すとーりーのやつだぁー!!!! 体調不良っていいよね🥹