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ココハドコダロウ
クライ
アルイテモアルイテモ
ツキアタリガナイ ……………………
ダレカ
助けて
ロボロ視点
「ハッ」
夢……
「ハァハァ」
水が欲しい
スッ…立つ
ガクッ足に力が
「なんでや」
「?なんやこのひび割れ」
「体のちょっとした部分にひび割れがある」
なんやろう…似てる
「なんやっけ??」
「思い出せへん」
でもこのままじゃバレるなぁ
「そうだ」
「癒せヒーリング」
よしこれである程度は隠せたな
「違和感はないだろう」
さてと
「一旦リビングに行くか」
「おはよう」
ゾム「ロボロ?」
ショッピ「ロロ兄…」
「えっ何かあった」
ショッピ「ロロ兄~ポロポロ」
「どうしたんショッピナデナデ」
ゾム「ロボロ…」
「何ゾム」
「どないしたん」
ゾム「もうポロ…目覚まさないってグスッ思った…」
目覚まさない…ってもしかして……
「なぁリーム居るか」
リーム💨「なんですかァ主」
「今何年経った」
リーム💨「えっとじ、実は」
聞いて驚いた
俺はもう50年近く眠っていたらしい
リームいわく俺が眠っている頃
ゾム達は軍に所属していたらしい
ゾム達はそこで最高幹部の地位を貰ったそうだ
何故軍に入ったか聞くと
「ロボロを守る為」
だったそうだ
俺を……何故………
違和感がまだ消えない
さっきも違和感は感じた
それは足のひび割れ
けどそれとは別で違う違和感が俺を困惑させてしまう
「困ったなぁ((コソ」
俺の本音は誰にも聞こえないまま時が過ぎた
あの日から数週間後
たまに海の夢をみるようになった
そこは暗いけど少し光の筋が数本出ている海の中
でも何かがおかしい
あの違和感はこれだ!!
この夢に出て来る光の筋は俺の魔力
でも日に日に減っていくのがわかってる
となると俺はいつか魔力は尽きる
今は5本でもこの数週間で半分が削れた
この意味は俺の寿命でもある
ヴォズに記憶を戻してもらった後
全てが戻った
フラク達を苦しめていた
あの魔石は
「俺だ」
俺は魔石で出来たエルフだった
俺がエルフになる前
少し人間に興味があった
でも俺は魔力を吸ってしまって
そして人の生命力までも…吸い取ってしまう
俺はそれが嫌でエルフになり
魔力を吸い取る力を制御した
けど限界かな
「もう動く魔力はもう無いんや」
俺は死ぬんやなぁ
ゾム…ショッピ……
『ごめん』
それしか言えへんわ…
俺は海の中で……夢の中で
瞳を閉じた
ゾム視点
「ロボロ~ご飯だよー」
ロボロ「……」
呼んでも来ない
なんでや
「……!えっなんで…なんや」
ロボロの魔力が…感じへん
「ロボロ!!」
ロボロの部屋に行ってもロボロはいなかった
あるのはベッドの上にある少し大きい魔力
「魔石…」
なんでこんなところに
「っ…」
触ったら魔力に魔力を吸われた
いいや吸い取られた
「綺麗な桃色…」
「!これもしかして」
「ロボロ」
ショッピ「ロロ兄~ゾム兄」
「ショッピ……」
ショッピ「……ねぇゾム兄嘘って言って」
「言えへん」
ショッピ「なんでロロ兄ポロポロ」
「落ち着けショッピまだロボロは生きてるかもしれない」
ショッピ「ポロポロ…えっ」
「これに魔力が吸われてでもこの魔石ロボロの魔力か微かにあるんや」
ショッピ「じゃぁー早く魔力を!!」
「ダメや」
ショッピ「なんで」
「他人の魔力は相性があってこそ魔力共有」
「だから俺たちの魔力を少しずつ魔石に込めて魔力を慣らすんだよ」
ショッピ「ポロそしたら、ロロ兄帰ってくる」
「あぁ可能性があってこそ挑戦やけんな」
ショッピ「ポロポロうん頑張る」
小さな可能性でも
挑戦してやり遂げる
あれから数年後
ゾム視点
俺が所属していた軍は最強の国となった
最初は13人での軍だったけど今や
最強になった
でもロボロはまだ目を覚まさない
「ロボロ……まだ……」
ショッピ「ゾム兄」
「どうしたショッピ」
ショッピ「来て…」
「なんだ」
ショッピ「いいから来て」
なんだかショッピ変だ
連れてこられたのは医務室
「おいショッピなんで医務室なんや」
ショッピ「ゾム兄見て」
ショッピの指先にあったのは
ロボロ「よっゾム」
ロボロだ
「ポロポロロボロ」
ロボロ「どうしたゾムギュヨシヨシ」
ロボロ「ごめんな急におらんくなって」
「アホ遅いわ」
ロボロ「アホは言い過ぎやで」
「ロボロまた一緒に暮らせる」
ロボロ視点
ゾム「ロボロまた一緒に暮らせる」
その事を聞きたかった
「あぁええで 」
また楽しい日々が暮らせれる
「なぁゾムショッピ」
「また俺に楽しい日々をありがとう」
ゾムショッピ「うん‼️」
また日常に変化が来るのは怖いけど
家族がいれば
楽しいな‼️
『日常に変化』
~~完~~
設定
ロボロ
魔石から生まれたエルフ
魔力で動いていた
記憶はヴォズにお願いし消して貰っていた
けれど自分の寿命が短い事に
記憶を戻してもらった
ゾム
緑色の狼
風の精霊
ロボロに拾ってもらったあとは
楽しく過ごしていた
ロボロが眠りについた後
ゾムは「味方最大の脅威」として恐れられていた
ショッピ
紫色の猫
煙の精霊
ゾムと同様に拾ってもらい
有意義な時間を過ごしていた
ロボロが眠りについた後
軍の先輩を煽るようになっていた
↑なんか悪い子みたいになっちゃった
番外編も描きます
それではグッバイ*˙︶˙*)ノ”