テラーノベル
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‐ 4月 ‐
高校2年生だ。後どのくらい生きれるのかは、わからない。
でももう長くはないのは分かっている。自分の体の状態から見て、簡単にわかってしまう。
少し悲しい。でも、何処かで安堵を感じている自分がいる。
桜が散り、春の季節を感じられるようになってきた。
人生で最期の桜になるだろう。また見たいっと心の何処かで思っている。
‐ 5月 ‐
可愛い一年生が入ってきた。今年の一年は豊作だと思った。
めっちゃかわいい子が入ってきたセンター分けで、短髪つの黒髪の子。
お目々がキュルキュルしてて、めっちゃ可愛い。サボり魔で、どことなく無気力さが感じられる。
お友達になりたいななんて。
そしてマネージャー志望の子も正式に部員として入ってくれた。
最初で最後の後輩がものすごく嬉しかった。
‐ 6月 ‐
最初は嬉しかった後輩も、本性を出し始めた。
なんだか私は嫌われているみたい。
どうやら後輩は、自分が一番じゃない時に食わないらしい。
もう長くはないので、その後輩の望むシュチュエーションになるように最善を尽くした。
絶望するのは私じゃなくて、バレー部のみんななんだから。
私は知らない。
‐ 7月1日 ‐
及川「至急すぎるんだけど、明後日合宿行きまーす☆」
岩泉「もう叱ってある。」
及川「っじゃ、雲野ちゃん詳細をお願いっ!」
そっ、かぁ。もう私は用済みってことかぁ。笑っちゃうねw
だよねぇ、もうお前に任せられるものなんて無いよってことか。
遠回しに皮肉なもんだねぇ。京都出身なんか?w
まぁ悪女には元々関係ないですもんね。
麗花「ーーーでぇすっ!」
青城排球部「うっす!」
やっば、聞いてなかった。…まぁいっか。
‐ 7月3日 ~ 合宿当日 ‐
薬を飲んでも痛みを軽減するどころか悪化してる気がしてきた、
正直足手まといになるだけだし、行きたくないなぁなんて、おもったりなかったり
そーいえば昨日病院の先生からあと残り一ヶ月ですって言われたなぁ。
ぎりぎり春高ムリかぁ、まぁ今を精一杯頑張るか!
だってヒロインには悪女がつきものだもんね!麗花ちゃん!
薫「おはよーございまs」
え、こんな事ある?数十分前に来て誰もいないなんて。
きっとヒロインは今可愛くなるためにご支度中なんだろうな。
なんか、悪女で良かったぁw
薫「ヒロイン大変そ、」ニマッ
及川「麗花ちゃーん!一緒に座らない?」
岩泉「及川なんかほっといて、俺とどうだ、?」
松川「俺と乗ろーよ」
花巻「ねぇ俺のこと忘れてない?ひどいなぁ」
おぉさすがヒロイン。自称できる自信はそこから来てたんだね。
私はー、荷物のお隣かなぁ、イヤフォンで好きな歌でも聞いとこ
結局金田一くんのお隣りに座ったみたい。意外とかっこいいしね。一番頼りがいがあるんじゃない?w
‐ 合宿所 ‐
「烏野高校主将の澤村大地だ。よろしく頼む。」
おぉ、これってまさかの自己紹介ありパティーンじゃん。
「同じく烏野高校マネージャーの清水潔子です。」チラッ パチッ(ウインク)
あー清子さんマジ好き。尊すぎて困る。これが本物のヒロインそのもの
及川「青葉城西高校の主将及川徹でーす☆みんなよろしくねぇ!」
薫「同じくマネージャーの、久世薫です。よろしくお願いします。」
麗花「マネージャーの、雲野麗花でしゅっ。あちゃ、噛んじゃったぁ」
おぇぇ、吐きそ🤮
流石にキモいって。多分担当校から徐々に自分がいじめられてる宣言していくんだと思う。
まぁいっか。私が最期に絶望するわけでもないし。どれだけ軽薄な友情だったのか確かめたいし、
楽に死ねちゃうよねぇ。
まぁ今は悪女は悪女らしくしておきますよ。
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ちなみにこれ、プリ小説で全くおんなじの出してます笑
じゃあまた次のエピソードで
コメント
1件
続き楽しみに待ってます!!