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羽海汐遠
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コメント
1件
東雲の死、重すぎるよ…😔 茅蜩くんが「どうしようもない現実」って言うところ、胸がぎゅってなった。補佐さんが「忘れるなよ」って言うシーン、優しさだよね。新キャラのマインといすみんも出てきて、これからチームっぽくなるのかな?でも実験室送りの脅しが怖すぎる…次が気になる!
『episode4 why?』
【ミライ施設 噴水前】
あれから、どうやって帰ったのか覚えてない。
なぜ、東雲は殺されたのか
なぜ、殺したのか
なぜ…
東雲が死ななければいけなかったのか
茅「…」
俺があの時、ぼーっとしてなければ
あの時東雲を先に連れ出していれば
もっといい結末があったかもしれない
茅「…忘れないでね」
東雲が、俺に向かって最後に言った言葉
俺は…どうすればよかった?
茅「ぅ…」
ほろほろと涙が溢れる
出会って2日だ。なんの思い出もない
だけど…だけど…
だけど死なないで欲しかったんだ。
【次の日 茅蜩カナメの部屋】
どうしようもない現実。
目を開けると待っているのはそれだけだ
東雲は死に、俺は戦い続ける。
どうしようもない現実。
茅「…」
立てない。
立つ気力がない。
補「おい、放送がかかったの聞いてないのか。」
茅「…」
補「…………光が死んで悲しいだろう」
補「ただあれは、彼女が望んだことだ」
茅「東雲が…?」
補「そうだ。だから…そんな…」
補「…」
補佐さんは口を閉じ、悲しそうな顔をする
そっか…きっと補佐さんは俺より長く
東雲といる。
俺よりきっと悲しいのに…俺を…
補「…これだから、仲良くしたくないんだ。」
補「取り敢えず食堂集合だ。今すぐ来い」
補「…光のこと、忘れるなよ。」
【1F】
補佐さん。大丈夫だろうか
毎日こんなふうに誰かが死んで行く
死んでいった人にお葬式なんてできない
じゃあ俺にできることは…なんだ?
?「あっ…」
茅「…!?あ、ご、ごめん…」
ぶつかってしまった!
?「い、いえこちらこそ…」
茅「ごめん、俺も拾うよ」
これはなんだ…?原稿用紙?
?「ありがとうございます。」
髪が長い…男か
凄く綺麗な顔立ちをしているが
包帯を頭に巻き、ガーゼを頬につけている
茅「大丈夫?怪我とかないか?」
?「いえ、そこまで弱くは…ゲホッ」
茅「?本当に大丈夫か?」
?「すみません…では…」
足早にその男は走って行った
【食堂】
食堂…初めて来たけどとても綺麗で
食券を買って出す形式らしい
買うと言っても、ここでは無料だから
お金に悩む必要はない
茅「…」
昨日から何も食べてないし
…食べるか
茅「…にしても誰もいない」
朝の食堂には誰もいない
俺は1人でポツンと座り、うどんを啜った
少し悲しい、他の人はどこにいるんだろう
まだ施設で会ったことのある人は
東雲と、補佐さんと、さっきの男だけだ
?「あれ?おはよう?」
茅「あっ、えっと、おはよう」
びっくりした!
全く気づかなかった!
?「…見たことない顔だね!新入り?」
茅「あぁ…昨日から…」
?「本当?!じゃあ初めまして!」
愛「私は愛舞マインよ!よろしくね!」
茅「俺は茅蜩カナメです…よろしくお願いします」
愛「あれ?なんで急に敬語?」
茅「俺が…その後輩ですし」
愛「いーよいーよ!ここではそういうのないから!マインって呼んで!」
なんか…処刑人の人たちって意外とみんな優しいんだな…
愛「そーいえば、なんか補佐さんに呼ばれて来たんだけどなんだろうね?」
茅「愛舞さ…マインも呼ばれてきたのか?」
愛「そ、なんか話したいことがあるって」
?「あっ…」
茅「あっ!さっきの!」
?「さっきはすみませんでした。
その…もしかして」
愛「おはよう、いすみん」
?「おはようございます、愛舞さん」
佐「自己紹介遅れました、ぼくは佐栁伊澄です。よろしくお願いします」
茅「俺は茅蜩カナメ、よろしくな」
愛「あれ?もしかしていすみんも呼ばれたの?」
佐「はい…補佐さんに呼ばれて」
愛「病み上がりなのに大丈夫なの?」
佐「一応お医者様から許可は出たので」
茅「?風邪でもひいてたのか?」
愛「えっとね、いすみんは超超超病弱で」
愛「月最低3回は熱出すし
転んだだけで骨が折れたことあるし」
愛「超!弱いの!」
佐「すみません…」
マジでなんでこの状態の人を処刑人に選んだんだ
茅「…ん?ていうか佐栁って…」
総理大臣も佐栁なんとかじゃなかったっけ?
佐「あ、一応息子なんです…一応」
茅「へぇー!」
愛「病弱儚げ総理大臣の息子って…
属性が多くて羨ましいわ…」
属性が多いって言うか…
改めて処刑人を選ぶシステムはどうなってるんだ本当に
補「よし、全員集まったな。」
愛「あっ補佐さんだ」
補「突然だが、お前たちに仕事だ。」
佐「仕事…ですか?」
補「あぁ。ちょっとしたな」
補「ちょうど三日後、処刑人は全員でビーチへと向かうのはもう知ってるな?」
茅「えっ、そうなのか?」
愛「いや、全く知らない…」
佐「そうなんですか?」
補「…行くんだよ。ボランティア兼任務として」
補「…まぁそれで、お前ら三人にお願いしたいことがあってな」
補「3日以内にコイツの身元を洗い出せ。」
そう言い、補佐さんは写真を取り出した
普通の会社員のおじさん…っぽいな
補「もし成功しなければ…」
補「お前らを実験室に送る。」