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最終章:2027年と2033年
2033年、26歳になったTは黒井家に居候することになった。
T「よし、家族の一員になれるように適応するか。」
※ここからTの回想シーンが長くなりますのでご了承下さい。
それから2027年の夏、空エキ学園大学通信教育部2年生になったTはアパートであることを考えていた。
彼は自分と似た者同士の黒井家の一員になるべく、我が天使アイドルの黒井カラスにナンパしたいと思っていた。
Tの心の声「私が彼女にナンパすれば、私のような変わり者を認めてくれるはず!見かけたら声をかけるから、待っててくれよ!」と。
2028年の2月頃
T(21歳)は自宅のアパートにて
T「まだ天使アイドルのナンパよりも、高校の歴史の先生になるべく、頑張らないと!よし、覚え歌を歌おう!!チューリップの花の替え歌を歌ってやる!!こんな感じで覚えて母校の生徒に教育実習でわかりやすく教えていきたいな!」と正社員として働きながら熱心に通信制大学の教員免許の勉強に取り組んでいた。
※ヴァルダナ朝
古代インドの王朝で、『ハルシャ王』の時代は特に、全盛期の頃で唐の高僧『玄奘三蔵』が中学仏教発展のために、ヴァルダナ朝時代のインドを訪れたとされています。
※ナーランダー僧院
玄奘や義浄と言った僧侶が学んでいた今で言う総合大学のような立ち位置だったと言われています。
Tの回想シーン(中学の卒業式を終えて、児童養護施設でのお別れのシーン
エカチェリーナ「ねぇ、T。9年間、今まで本当にありがとうね!私も高校行って頑張るからね!あなたも社会に出たら頑張るのよ!」
T「うん。ありがとう!寂しいけど、元気でね!」)
Tの心の声「エカチェリーナ。私の施設友だちだった。成人式でステージに立って真ん中にいたよね。私は行かなかったけど、チラシで見たよ。
ロシア人女性で、よくカチューシャを身につけていた。見た目も性格も良くて、美人だったな。クラスのマドンナだったし、生徒会長をしてたよね。誰に対しても気さくに話しかけてくれてたし、私は一目惚れしちゃったな。でも、自分の思いを伝えられなかったな。私が6歳の時に両親を亡くして、施設へ預けられた時に同い年のエカチェリーナに話しかけられてたよね。彼女は施設の初めての友だちでもあったな。でも、今の私は黒井カラスという私と同じ不気味な雰囲気をしてるから、彼女こそ理想のアイドルだ!」
と深く考え込んでいた。
2028年の3月頃
その時、ルシア(20歳)とクイン(21歳)から一本の電話が来るのだった。
ルシア「T。お前ぇ、久しぶりだなぁ。」
クイン「元気にしてたか、お前!!」
T「元気ですよ?今はね。」
ルシア「ルワジとエヴァのカップルとサスキアとヘレンの同性カップルの2組が1週間後に結婚するそうだ。フリーク州に来てくれるか?結婚式をしたいんだよね。」
T「いいんですか?招待して。」
クイン「いいに決まってんだろ?俺らはダチなんだからさ!!そうだ。ムラクモとその彼女も誘いたいからさ、いいだろ?」
T「嬉しいです!!」と言った。
ここで電話を切り、天野ムラクモ(21歳)と在日ミャンマー人女性のソー・ハイン(22歳)カップルに電話を掛けるのだった。
ムラクモ「ご無沙汰しています、Tさん。お時間は大丈夫なんですか?」
T「大丈夫です。オンライン終わって、クインさんと電話してました。」
ソー・ハイン「久しぶりね、T。クインってあのルシアと付き合ってるピンク好きな男性よね?」と無邪気に話した。
T「そうなんですが、友人のルワジさん(21歳)とパリピのエヴァさん(22歳)のカップルと女友達のサスキアさん(21歳)とパリピのヘレンさん(20歳)の同性カップルがフリーク州で結婚するから来てくれないかと言われたんですが、一緒に行きませんか?」
ムラクモ「大丈夫ですよ?親友の頼みを断る訳には行きませんから、ソー・ハインさんもいかがですか?」
ソー・ハイン「行きたいわね。アメリカフリーク州に行けて、ルシアと再会できるなら行くわよ。」
1週間後、アメリカフリーク州の結婚式にて
神父「これより、誓いの言葉を述べます。その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くす ことを誓いますか?ルワジさんとエヴァさん。
サスキアさんとヘレンさん。」
ルワジ&エヴァ、サスキア&ヘレン「誓います。」
後ろの親族たちが一斉に拍手をしたのだった。
友人のT、天野ムラクモ、ソー・ハイン、クイン、ルシアや他の友人たちも結婚式で着る制服で出席して、2組が結婚したのを見届けていたのだった。
ソー・ハイン「あなたがクイン?私は在日ミャンマー人のソー・ハインよ?あなたとムラクモ、Tより一個年上なの。」
クイン「っはい。そうです。クイン・ホワイト・クロイと言います。」
ルシア「何年ぶりだ、ソー・ハイン?久しぶりだなぁ。」
ソー・ハイン「あら、ルシアじゃない?久しぶり。映画『美澄エカチェリーナvsルシア・エルビラ』って言う映画観たわよ?凄まじいマチェーテ捌きだったわ。よくぶった斬ったわね?」
ルシア「勘違いすんなよ、ソー・ハイン。これは演技でやっただけだ。本物の武器だったらすぐお縄に決まってんだろ?」
ソー・ハイン「わかってるわよ。でもこの演技は私が思ってる以上に本物だったと感じたわ。」
ムラクモ「数学オタクのナイジェリア系アメリカ人男性のルワジさんとドイチュラント、オーストリアの血が入ってるアメリカ人女性のサスキア・レニ・ティリーの2人がパリピ美女のエヴァさんとヘレンさんと付き合えるなんて。」
T「ルワジさんはフリーク州にある母校のSALA学園で数学教師になるためにSALA大学で勉強しながら実業家のエヴァさんと交際を経て結婚。」
ルシア「サスキアって野郎は60年代のネオレトロな見た目だけど、天才発明家でロボットを作るために大学院に進学するように勉強してるらしい。そんなサスキアが同性のヘレンと結婚するなんて。」
T「ヘレンさんはどうしてるんですか?」
ルシア「高卒でYouTuberをしてるそうだ。その2人がレズビアンカップルを経て結婚するとはな。」
T「あのパリピ美女の親友同士のエヴァさんとヘレンさんが結婚したなんて。」
Tの心の声「ムラクモさん、クインさん、ルワジさんはそれぞれ男性特有の悩みを抱えながら生きて来たよね。ムラクモさんは祖父と父親が母校の空エキ学園の経営者であってコンプレックスを抱き、クインさんはピンクが好きであることが理由でインディアナ州でいじめを受けてフリーク州へ移住。ルワジさんはナイジェリア系アメリカ人男性という誇りでフリーク州へ生まれ育っていたが、この見た目はフリーク州以外では黒人というラベルを貼られ、男性ということもあり、薬物や粗野というイメージを持たれて職質に遭うことを両親に教わって葛藤も抱えていた。つまり、男性と人種特有の両方の葛藤を抱えて生きて来たわけか。私の悩みとはまた違った悩みだな。江戸川区にいた美澄エカチェリーナの身長がデカ過ぎて釣り合わないと思ってフリーク区へ逃げて来た。」
そして結婚式の後の食事会では
ルワジとエヴァ、サスキアとヘレンを前席に。
ルシアとクインとTのテーブルにムラクモとソー・ハインのテーブル。後ろには親族たちが座ってメインディッシュのロブスターを食べながら和気藹々としていた。
ルワジ「Tさんは散々でしたね?」
T「何がですか?」
ルワジ「ハインさんに首チョップされた件ですよ?あなたみたいな年下の168cmある生物学的男性が泣き叫んで、ハインさんのような筋肉質で156cmある孤高の女性に抱きついて…お腹ダイブするなんて相当勇気を持ちましたよね?」
T「トホホ….はい。臆病者の中の臆病者って痛いところを突かれましたから」
ルワジ「クスッ…Tさんらしいですね。」と苦笑いするのだった。
クイン「びっくりしたぜ、俺は!!お前の身に何があったのか心配したんだぜ本当に!!」
ムラクモ「4年前の高校2年生の頃でしたよね?Tさんの悩みが滑稽に見えてきましたよ、今思えば。」
ルワジがロブスターの殻を剥きながら、「ちなみにTさん、あなたがハインさんにダイブした時の加速度と衝撃力から計算すると、あなたはあの時、生存本能の120%を解放していましたよ」と論理的に解説するのであった。
ソー・ハイン「フフッ。元はと言えばまあ私が彼に痛いところを突いたんだけどね。まあ彼にとってはフリーク区にいるから自分は変わり者だと思い込まなければ、正気を保てない臆病者だって目を見ればわかると思ったのよ、フフフ…」
エヴァとヘレン「ウェーイ!!最初はT君を見てて最初はマナーがいい日本人男性だと見てて、あまりにも健気過ぎて可愛いなぁって思ったんだよね!!けど頑張ったね、T君。」
T「ありがとうございます。私はソー・ハインさんをマドンナ扱いして崇拝する変わり者でいたかったけど、私の心を見抜けるなんて…」
ヘレン「見ててわかるよ、T君!!心がノーミーだってすぐわかるんだもん!!」
エヴァ「でもあんまり無理しちゃダメだよ、T君。私たちみたいな変わり者になりたいと思うのはいいけど、緊張し過ぎ!!心をダメにするから。私たちは君の素の自分を見たいんだから。」
ルシア「T、お前は本当にバカで阿呆だな。黒井カラスにこの話を知られてみろ。きっとお前を見ると人間臭い奴だと思うはずだぞ。」
サスキア「僕もそう思うけど、Tは一般社会が生きづらくて来たんだよね。人と違うことを恐れて東京フリーク区に移住する。いい生存戦略じゃない?」
Tが「うわぁぁぁぁぁん!!」と大泣きをしてしまいテーブルに伏せるのだった。
ルシア「そんなんで泣くなよ、大馬鹿野郎。ロブスターが塩辛くなるだろ?」と不器用なツンデレ返しをするのだった。
ソー・ハイン「フフッ。Tって人は素直じゃないわね。すぐ泣き出すんだから。」
T「ひっく…ルシアさんとソー・ハインさんは根は優しいんですね。」
ソー・ハイン「別にあなたのために言った訳じゃないわ…」と皮肉を込め、ルシアは「勘違いすんなお前。別に優しさのためじゃねぇ。お前の目を見ると心がノーミーだと伝わってくるからそう言っただけだ。」と冷徹な毒舌を吐くのだった。
結婚式の後の食事が終わってを出る時、ルシアが「あー、最悪な気分だ」と呟きながらTの頭をポンと叩き、ボールを掴むかのように「ギュッ!」と握るのだった。ソー・ハインが「次はもっとマシな泣き顔を見せてね」と右目をウィンクするのだった。
Tの心の声「ルシアさんのツンデレ聞いて嬉し過ぎて鼻血が出るぅぅぅぅぅ!!これぞクインさんの彼女なりの愛情表現だ。」と鼻血を出すのだった。
クイン「お前大丈夫かよ?でも最強だったよ。お前が来てくれなきゃ寂しいと思ってたよ。だからこのティッシュやるから、自分で拭くんだよ?」
ムラクモ「いいんじゃないですか?結婚式を無事に終えて、喜んでくれてますよ。ねぇハニーのハインさん。」
ソー・ハイン「楽しんだし、Tの人間味は私たちの宝物だからね。」
エヴァとヘレン「ウェーイ!!」
ルワジ「Tさんの鼻血は1m近い確率で飛びましたね。」
サスキア「Tさんロボット作ってみたいなぁ。僕が大学院生になって。」
その時あるモデルと俳優が登場するのだった。
ノーマン(28歳)「君がT君だね?」
T「そうですが、ってあなたは確か『映画美澄エカチェリーナvsルシア・エルビラで出てきた本人役のノーマン・ナサニエフさんですか?!!しかも悪役を演じてて、その演技は好評で大人気じゃないですか!!」
ノーマン「そうだよ、そう言ってくれて嬉しいな。ありがとうT君。実はルシアがよく君のことをよく言ってたから会いたくなっちゃった。」
T「年幾つなんですか?」
ノーマン「28歳だよ。よく僕は顔が若いから中学生に見えるって言われるからね。君がそう思うのも悪くないよ。紹介するね。ルワジの妹で、元モデルで現在は水泳選手のエースのセラフィーナ・オマリだよ。」
ルワジ「来ないと言いながら来たんですね?セラフィーナさん。どう言うつもりなんですか?」
セラフィーナ(20歳)「Tっていう人が気になってた。来米すると聞いたから9割の確率で会えると思ってたのよ。」と興奮していた。
Tの心の声「でかいな、セラフィーナっていうルワジさんの妹さんは。2m5cmくらいありそうだな。元モデルで水泳選手?髪の毛は艶が入ったスーパーロングヘアか。しかも、セクシーでモデルみたいで近寄りがたそうな雰囲気だけど話してみると兄譲りのオタクっぽい喋り方と勝気なお転婆な感じにも見えるな。」
セラフィーナ「T。わざわざ日本から来てくれてありがとう。ソー・ハインに抱きついた末に、彼女の手刀で気絶したんですって? ルシアからLINEで動画つきで送られてきたわよ。 『このバカをどうにかして』って。……まあ、あのアングルから手刀を叩き込めば、10割の確率で脳震盪を起こすわね。ソー・ハイン、いい筋してるわ。」
ソー・ハイン「ちょっと、動画まで送ったの? ルシアも悪趣味ね。まあ、あんなに無防備にお腹に飛び込んでくる方が悪いのよ。……でも、あの時のTの顔、スロー再生すると結構面白かったわよ。」
Tの心の声「(絶望)……私の失態が、2m5cmの天才スイマーにまでデジタルアーカイブ化されて共有されている……!! でも、そんな辱めを受けても、この最強の女性たちに囲まれている状況が幸せすぎて……また鼻血が……!!」
セラフィーナがスマホを取り出して送られてきた動画の音声を再生するのだった。
※ここから動画の音声だと思って見て下さい。
場所はソー・ハインの自宅にて
ソー・ハイン(当時17歳)「あなたはまさか、一般社会から来た人なの?」
T(当時16歳)「そうですが。まあ私はノーミー社会が生きづらくて来たんですけどね。」
ソー・ハイン「怪しいわね、T。あなたには何か未練があるはずだから、心がノーミーなのね。」
T「くっ…痛いところつかないでください…私だって江戸川区から移住してきたけど、本当に生きづらかったんですよ。変わり者の一員になりたいですから。」
ソー・ハイン「あなたは何かに動揺しているわね。今のあなたは変わり者じゃなくて、ただの臆病者の中の臆病者なのよね。そういう気持ちでフリーク区へ移住してる人はあなたが初めてなのね。あなたはきっとその誰かに逃れるために、その痛みを上書きするために私をマドンナとして神格化したってことかね?」
T「….」
ソー・ハイン「言えないのも無理はないわね。あなたみたいなノーミーがこの家に来るなんて普通だったら勇気がいるのに、凄いわね。」
T「そうですか。」
ソー・ハイン「あなたはひょっとして、一般社会でその誰かに告白できなくてここに来たんでしょ?」と言った途端、Tが我慢できなくなり、泣き叫んでお腹ダイブして抱きつくのだった。
T「うわはははぁぁぁぁぁん!!!!」と
ソー・ハイン「急に抱きついても無駄よ?それであなたは変わり者でいるつもり?いいえ、あなたはただの臆病者なの。」と言って「ドンッ!」と首チョップするのだった。
Tが脳震盪を起こしてこう言った。「そ…ん…な」と言って倒れるのだった。
ソー・ハイン「どうせあなたは変わり者を自称してる阿呆な人間でしょ?」と捨て台詞を吐くのだった。
このように小さなスピーカー音が聞こえるように大音量で震え、ザラついた声がこぼれ出した。
ルシア「ったくバカなことしやがって。」
セラフィーナ「アハハハハハ!!そもそもこの動画誰が撮ったの?面白すぎて笑えるんだけど!!」と口を大きく開けて笑うのだった。
ソー・ハイン「私のペットのトビズムカデよ。厩戸王っていうの。何本の足で念の為に動画を撮ってくれたからね。」
他のみんなも大笑いするのだった。
Tの心の声「4年以上前の高校2年の頃か。思ったけど、アメリカで笑う時は手で口を隠さない方がいいって載ってあったな。」と動揺しながら考え込んでいた。
セラフィーナ「よかったら私の家に招待してあげる。そこで夕飯済まして泊まらない?」
ルワジ「いい考えですね。わざわざ日本から来てくれたムラクモさんとソー・ハインさん、Tさんもいますのでね。」
Tの心の声「セラフィーナさんは確かルワジさんと私とムラクモさんとサスキアさんより一個年下って言ってたのか。ルシアさんとヘレンさんの同い年か。ソー・ハインさんとエヴァさんの2個年下。ノーマンさんより9歳年下か。」
そう言って全員で水泳選手のセラフィーナの家に招待されるのだった。
その家はモダン・アラビック様式が特徴なエキゾチック溢れる豪邸だった。
中に入ると煌びやかな雰囲気を感じる日本から来たT、ムラクモ、ソー・ハインとフリーク州在住のクインやルシア、サスキア、パリピ美女のヘレンまでもが驚愕していた。エヴァはルワジと結婚してるためすでに妹の家には慣れていた。ちなみにルワジが住んでいる家は実業家のエヴァの家に住んでいるため、セラフィーナは一人暮らしをしてるのだった。
クイン「中東風じゃん!!最高!!」
ムラクモ「幾何学的なアラベスク様式までありますね。まるでイスラーム建築を連想しますね。」
T「しかも金メダルとトロフィーがたくさんある!!」
セラフィーナ「これはね、スイミングのオリンピック大会のアメリカ代表として個人と団体で出て優勝したの。もちろんワールドツアーで平泳ぎ200mと個人メドレーで優勝した物まであるのよ。」
ルワジ「ええ。彼女は小さい頃からモデルをしながら泳ぐことがとても大好きで、苦労することも多かったですが毎日欠かさずストイックに努力を欠かしませんでした。」
それから1時間後、セラフィーナが作った料理のサウジアラビア風のサラダアラビーヤというキュウリ、トマト、レタス、パセリ、玉ねぎなどを細かく刻んだ料理。
香り豊かな炊き込みご飯の**『カブサ』**という鶏肉や羊肉などの 肉類と共に、カルダモン、シナモン、クミン、コリアンダー、黒胡椒などの独特な香辛料が鼻に漂っていた。
円卓型のテーブルでセラフィーナはディナーとして、ご馳走を振る舞っていた。クインは女優の彼女のルシアと俳優仲間のノーマンと。ルワジはパートナーのエヴァと友人のサスキアとそのパートナーのヘレン。
Tはムラクモとその彼女のソー・ハインと座って珍しくエキゾチックな料理を食べていた。
※ここから美澄エカチェリーナ(21歳)の視点になります。
場所は昼の日本の渋谷区の芸能スタジオの休憩中にて
エカチェリーナがスポーツウェアを着た状態で右手でスマホを握るのだった。手を振るわせ、憤りを露わにするのだった。その画面はTたちがアメリカの友人たちの結婚式に行き、そのお祝いとして水泳選手のセラフィーナの家で豪華な食事を楽しむ投稿をSNSで見ていたからである。
エカチェリーナ(21歳)「……Tの奴、今度はアメリカの友だちの結婚式に招待された挙句、あの金メダリストのセラフィーナの家に行った?どういうこと?ふざけるのもいい加減にしなさいよ!!なぜ私より背の高いセラフィーナの家に行ったのよ!!?Tは私に愛されるべきなのに!!親友のソー・ハインと女優仲間のルシアとノーマンまでTの黒歴史に盛り上がってることが…とても許されないわ!!バカ過ぎて話にならないわ!!!!Tの奴、何年も会ってないのに私を一人にしないでよ!!!!」と頭に血が昇った状態でヒステリックになるのだった。
若手の先輩芸能人「大丈夫?!!まあまあ、落ち着いて。色々あって難しいよ。彼には彼なりの悩みも抱えてるかもしれないし、自分一人だけ解決できる話なんてきっとないと思うよ。ゆっくり休んで。」と肩を「ポンッ!」と軽く叩くのだった。
エカチェリーナ「すみませんね。ムキになってしまって。」
#学園
鳳蓮荘
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コメント
1件
おおお…!!第40話、一気に読んじゃったよ〜!!😭💕 2027年から2033年への時間の飛び方、登場人物みんなの人生の節目が重なっててすごく感慨深かった…!Tが黒井家に居候するところから始まって、回想でエカチェリーナとの別れ、そしてアメリカの結婚式にまで繋がる流れ、泣けるし笑えるし感情ジェットコースターだったよ〜!! 特にルシアのツンデレ「最悪な気分だ」って言いながら頭ポンってギュッと握るところ、あれズルすぎるでしょ…!😭💕あとセラフィーナ登場で一気に華やかになったし、エカチェリーナの嫉妬シーンで終わるの「続きは!?」ってなるやつじゃん!! 黒屋ムラサキさんの世界観、キャラ同士の掛け合いが本当に丁寧でリーダビリティ高いな〜って改めて思ったよ!!次も楽しみにしてるね🌸