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『言葉で紡ぐ恋のライム』
〜マイクで紡ぐ恋の予感?〜
番外編11『命をかけて、守ると決めた』前編
東京 某所 結婚式会場
『皆様、今日はお集まりくださり、誠にありがとうございます。私、姫神家長女。姫神麻里衣より、乾杯の音頭を仕切らせて頂きます。』
今日は私の依頼人の方の結婚式のパーティーに招待されていた。
『皆様、グラスをお持ちください。新郎新婦。2人の未来の幸せに。乾杯。』
『カンパーイ!』
グラスを掲げて乾杯をする。
『それにしてもすげーパーティーだな〜
俺たちも来てよかったのか?』
『もちろんです。依頼人の方がぜひ知り合いの方もと。』
『それならお言葉に甘えましょう。麻里衣さん。今日の衣装、とても似合っていますよ。 』
『あ、ありがとうございます。百合菜とお揃いなんです。色違いですけど…』
『そうなんだよー!ね、お姉ちゃん♡♡』
『百合菜…って、こら、ドレスなんだからはしゃぎすぎちゃダメよ。汚さないようにね。』
『はーい!』
『まったく……。』
『麻里衣。今日の幹事だからって無理すんなよ。ほら、ケーキ。』
『さ、左馬刻さん。』
横から左馬刻さんがガトーショコラを差し出す。
『ガトーショコラ好きだったよな。』
『はい!ありがとうございます。』
『なになに左馬刻〜抜け駆けー?』
『乱数…』
『はい、まりぃちゃん。ガトーショコラに合う飲み物持ってきたよん。』
『あ、ありがとうございます。』
『邪魔すんなよ乱数…』
『抜け駆けしてるなら邪魔するに決まってるしー?』
『チッ。』
『麻里衣さん、ブーケトスが始まるみたいですよ。』
『あ、そうでした。進行しないと……』
『何言ってるんですか、麻里衣さんも取る側ですよ。』
『え、いいんですか?』
『えぇ。行ってらっしゃい。』
『寂雷さん…はいっ!』
『では、投げますね〜!』
新婦がブーケトスをする。
トサッ。
『あ、わ、私…!?』
『麻里衣さんおめでとう!何か一言コメントお願いできるかしら。』
『えっ!あ、えっと…。私も将来……こんな素敵な場所で、結婚式を挙げたいです…素敵な男性に出会って、素敵な家庭を……築きたいです。』
『お姉ちゃん照れちゃって〜。』
『か、からかわないで百合菜……(/// ^///)』
『その願いすぐ叶えてやるよ。』
『うわぁー左馬刻気が早〜』
『うるっせぇ。』
そして、結婚式も無事終わり、明日の披露宴の為に、新郎新婦の2人は先にホテルへ。私達は会場の後片付けを手伝ったら結婚式会場の中にあるホテルへ向かう予定だ。
『お嬢様、ここは我々が片付けを致します。寝室でお休み下さい。』
『蘭、ありがとう。ではみなさん、おやすみなさい。また明日。』
『ほなおやすみや〜。』
『おやすみなさいませ。』
結婚式が無事終わった…と、思った矢先…
夜の闇に紛れ、怪しい影が――
『…ここに、あいつらがいるのか…
燃やしてやる…お前らの愛なんて俺が壊してやる……。』
俺はガソリンを巻いてマッチをつけた。
シュッ!ボワッ!
『ははっ、、ははははははっ!!』
燃え広がる炎を見て俺はけたたましく笑う。
ボォォォ…!!
次回、後編に続く
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コメント
1件
うわあ…まさか結婚式のあの幸せな雰囲気から、一転してこんな展開になるなんて…!麻里衣ちゃんがブーケを取って、左馬刻さんとの甘い空気に「この願いすぐ叶えてやるよ」なんて言われて照れてる姿、すごく可愛かったのに…最後のあの不気味な影と炎の演出が怖すぎます。次回が気になって仕方ないです…!