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僕は思いっきり飛び、シティに向かっていた、、確かに博士が僕を狙ってたのなら、シティを徘徊してる部下達も納得がいくし、でもあいつに勝てるのか?僕にとっては、あいつはイラつく奴だし、不気味だが、それなりの実力者でもある、第二位としての実力は頭の良さに運動神経、もし彼が何か考えていたら、あいつの考えてることはいまだに理解できない、とりあえずクラクサナリデミのところに行って、記憶があることを伝えないと、、
(やっと見つけた)
(俺の名前は公子)
この声はもしかして、まさか部下だけでなく執行官まで動かしてるのか?本当に馬鹿げてるよ、いやでも、こいつは実力が全然なかった使えない奴だったか知ってるよ、なんてあえて言わないでおこうかな、記憶思い出してもめんどい
(で、なに?)
(博士から連れ戻せと命令があった、誰だかわからないが来てもらうぞ、)
こいつは記憶がない、そうかあいつだからか、こいつは記憶が戻ってない、なら追いかける理由もわからないだろう、、
(どうして、僕を追いかける?)
(博士に言われたからって、)
(ふ~ん、君は理由もわからないで、罪のない人を捕まえるのか~、)
(だとしても、命令を逆らうのはダメなんだ、すまない)
(そ、さっさときなよ、逆に倒してあげる)
と言ったが、こいつにいかすのは何かおかしい、こいつが僕に勝てないなんて、博士が知らないわけないし、戦ってみないとわからないな、
(どうせ戦うんだし、楽しもう!)
(やだよ、楽しみたくて戦うよう誘ってない)
(じゃあなぜ?)
(敵を一人減らしたいからだよ、脳筋さん)
(なんか、よく言われてた気がする、お前ファデゥイにいたのか?)
(さぁね、自分で考えてみなよ)
いったと同時に彼が僕の背後に回る、僕はそれを受け止めようとするが、ゴンと音がして、彼の一撃が重いことに気がつく、、
(どうしてお前ぐらいの奴がこんなに、)
(やっぱ知ってるんだな)
(ゲホゲホ、お前、その力は、、)
(私の薬だ)
(は、しまッ)
僕が振り返ったと同時に僕は意識を失った、博士が背後にいたのに気がつかなかったらしい、、そのままゆっくり倒れる僕の体を受け止める公子、あの時にすぐ逃げとけばよかったな~、ごめん旅人、邪魔者になってしまう、、
(ここは、)
(おはようスカラマシュ、起きるのが速いな)
(博士か、、ここはどこだ、)
(ここは私の実験室だ、)
(お前は大人しく捕まってるが、助けに来ると思ってるのか?)
(、、うるさい)
(邪魔者にしかならないお前を助けると?)
(、、邪魔者、)
(助けるわけないだろ、人々達と一緒だ、どうせいつかは一人になる)
(うるさい、、うるさい!!)
(なんだ、気づいていてるんじゃないか)
(泣いたりして、そんなにも裏切られたくないか?)
(、、、)
分かってる、、どうせ旅人は妹を見つけ、他の世界に行ってしまうんだって、僕はそうしたら一人になるんだって、いや、ならないだろう、クラクサナリデミがまだ、、彼女が裏切らない保証はない、だが裏切る証拠もないんだ、
(ハ、ハ、こんなことで僕を壊せると思っていたのか?)
(心を先に壊すか、、その考えも良いかもだが、僕には効かないよ)
(効いてるように見えるが、助けるのを信じるか)
僕は信じる、、旅人やクラクサナリデミが助けに来てくれることを、信じてるから、お願い、速く助けに来て、、僕が壊されちゃう前に、、