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注意
レイマシュ
超意味深
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ボタボタと血の垂れる音がする。その血が目から出ている事に気づくのにそう時間はかからなかった。
静まり返る302号室。少し経つと今度は鼻や口からも血が流れ出る。
まだ血だと思いたくないマッシュは、これは水だと自分に言い聞かせる。
体中の穴から血が流れでていく。おかしいくらい。
「ひぃ、股からも出てる、ぅ」
怖くなったマッシュはレインの部屋まで行くことにした。
「れ、レイン裙、」
「どうし、、あぁ、」
「なんか血出てきて、」
「こっち来い」
部屋に血を垂らしながらマッシュはレインの方に近づいた。
「そこ、座れ」
「な、治すとか、」
「無い、知らん」
マッシュのシャツが真っ赤に染まる頃には外はすっかり真っ暗になっていた。
「ハァーハァー..ッ」
「寒いのか?」
「いや、酸素が、ッハァ」
段々と貧血になっていくマッシュの隣で紅色の紅茶を飲み干すレインはマッシュにとってどれだけ美しいだろうか。
するとパタリとマッシュは眠ってしまった。レインは、上手に息ができないマッシュの体をいやらしく触り、シャツを脱がした。
「かわいいなぁ」
綺麗な満月の光が差し込む部屋の中で聞こえるのは、マッシュの苦しそうな声とレインの吐息だけだった。
「今日はもう終わりだな」
黒くさらさらとした髪を撫でながらレインはマッシュを天蓋付きのダブルベッドの上に下ろした。
輸血パックをマッシュに繋げ、その横でマッシュの額にキスをした。額に小さな薔薇を咲かせ、横に座った。
「月が綺麗だな」
綺麗なレースカーテン越しに光る月は、マッシュの目の色と同じだった。
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自由に考察してみてください(\🎀(\
短いのは許してちょ
おつななー^q^