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つぼ浦視点
俺は自分の愛車のパトカーに乗り、猫君とアオセンの事を考えた。アオセンはもしかしてカニ君のことが好きなのではないか?と考えると、ドキドキとは違う痛さが胸に伝わってくる。でも考えてしまう。アオセンがよくカニ君に「そう言うとこ本当”好き”」と言うのを耳にしたことがある。カニ君も、もしかするとアオセンの事が好きなのかもしれない。二人ともいつも距離が近すぎる。本当に付き合ってるのではないか。俺の事はきっとただの問題児の後輩、としか思っていないだろう。 とマイナスな事しか俺の頭には浮かばなかった。
気付くともう夕方になっており、今日は事件がなかったみたいだ、と思いながらも本署に戻るとキャップに話しかけられた。
キャップ「つぼつぼ、今日の銀行強盗に対応してなかったがどこにいたんだ?」
……え?
つぼ浦「今日銀行強盗ありました?」
キャップ「普通にあったぞ」
つぼ浦「ちょっとボーっとしてました。(笑 )」
と話していると、ちょうどそこに
成瀬「つぼ浦さん、パトカーでドライブすか?」
青井「つぼ浦パトロール行くって言ってたよね?」
猫マンゴー「つぼ浦サボってたの?」
カニ君にアオセン、どうやら今日は猫君がいる。
つぼ浦「カニ君が言った通り、ちょっとボーっとしてたみたいだ(笑)」
青井「次からは気を付けなよ〜」
つぼ浦「はーい」
アオセン達がいった後、キャップは残っていた。
キャップ「つぼつぼ…」
つぼ浦「何スカ?」
キャップ「らだお君達の事、気にしてるのか?」
つぼ浦「…ッッ!」
キャップ「つぼつぼがボーっとするのが珍しくてな」
つぼ浦「……全然、大丈夫、すけど」
キャップ「つぼつぼ、特殊刑事課は愛と正義を貫くんだ。思ってる事全部吐き出しなさい。」
俺はキャップに話すか迷った。でも、少しだけでいいから弱音を吐きたかった。