夜の商店街の路地裏。
コンコン…。
一つの建物の、扉を叩く。
「はぁーい!誰ですかー?」
老婆が、玄関らしき場所に出てくる。
「あぁ。あんた達か、入んなもう揃ってる。」
老婆が表情を一変させて、言った。
「そっちも相変わらず、いい仕事してくれんじゃん。」
郁哉が言う。
「うるさいなぁ〜。あんたは静かに着いてこれんのかい?」
老婆が郁哉に怒る。
「流石郁哉。ブレねぇな。」
皐太が笑う。
「兄貴??どういうことだよっ!」
郁哉が怒る。
「着いたよ。」
老婆が言う。
「おっ!さっすがおばちゃん!短剣か〜。すげぇー!」
郁哉が興奮する。
「最近に作られたばかりだから、性能は保証するよ。 」
老婆が言う。
「ありがとうな。」
皐太が言う。
「後、アイツらもう来たのか?」
皐太が聞く。
「いいや?詩織と凱斗はまだ来てないぞ? 」
老婆が言う。
ガチャッ!
上から、ドアの鍵を開けた音がする。
コツコツと、階段を降りる音も聞こえてくる。
「あれ?皐太君達来てたんだ!」
詩織が階段から顔を覗き込む。
「噂をすればだな。」
皐太が鼻で、笑う。
「皐太か、お前達は道具関係か?」
凱斗が人が変わったようにタメ口で話す。
「そっちこそ。どうなんだ?笑」
郁哉が言う。
「こっちも道具関係だ。」
凱斗が言う。
「お互い頑張ろね!」
詩織が元気に言う。
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