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~高校~~
「キャ〜〜〜!」
後ろから、猛スピードで駆け寄ってくる女子達がいた。
「うわっ!」
皐太が慌てふためく。
「せんぱーい!!!」
皐太が青ざめていく。
「郁哉〜逃げるぞ!」
皐太が郁哉に言う。
「せんぱーい!逃げないでくださいよ〜!」
女子達が皐太と郁哉を追いかけていく。
「げげ!しれっと詩織が混ざってるぞ!?兄貴どうすんだ?」
郁哉が焦る。
「と…とにかく逃げぞ!!」
皐太が郁哉に向かって言う。
「せんぱーい!待ってくださーい!!」
女子達が二人を猛ダッシュで追いかける。
「うわぁ~〜〜!」
皐太が叫ぶ。
「兄貴の女嫌いは一時期収まったんだけどなぁ〜。 」
郁哉が走りながら苦笑いする。
「ギャ〜〜〜〜!!!」
皐太が走り回る。
「兄貴を捕まえてこようか?」
郁哉が女子達に喋りかける。
「郁哉せんぱーい!協力してくれるんですか?是非お願いします!!」
女子達が一致団結して言う。
「郁哉!?何で追いかけてくるんだ!?ま…まさか!!」
皐太が一目散に走り出す。
「兄貴〜。俺とほぼ同じ身体能力何だぞ〜?俺が追いつけないわけがないんだよ〜?」
郁哉が猛ダッシュで皐太を捕まえる。
「せ〜ん〜ぱ〜い〜?」
女子達がジリジリ近づいてくる。
「い…郁哉離せっ!」
皐太が郁哉から逃げようとする。
「うっ!うわぁ~!」
皐太が逃げ出す。
郁哉が苦笑いする。
「兄貴〜。多分逃げ切れないぞ」
郁哉が横を向いて燃えている、女子達を見て苦笑いする。