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この小説は、主のOCがいろいろするものになっています。
苦手な方は読むのをご遠慮ください。
それから、聞き飽きたプロローグは終わり。初めての方は第1話から。
1章 体編変成
6話
「ごめんってば…」
「ったく…いい歳してあんな醜態晒しやがって…削除寸
前だぞあれ」
「めたいにゃ」
「もう猫はやめてくれ…タヒぬ」
どうも。あの碧です。
全く、うp主の遊び心からあんな地獄が生み出されるとは…
もう下手なことできない。
「…で、碧は何がしたくてここに来たんだ?」
「あ、すっかり忘れてた…鬼魅、メモ」
「はいはい…」
そうして取り出してもらったメモを読みながら説明する。
「えーと、私は元男ってのは知ってるよね?」
「うん」
「そいで…それに関して、少し前に聞いた噂を頼りには
るばる別次元に来たってわけよ。」
「…なるほど」
そう呟いて、うp主が少し考える素振りを見せる。
さて、最低でもひとつは収穫したいとこだけど。
「…えっとね…残念ながら、俺はこの症状を治す方法を
まだ見つけてない」
そう言って、自分の体を指す。
「…ただ、編集委員に、肉体改造系の術に詳しい奴がい
るから、行ってみようと思う。ついてくるか?」
「うん」
「よし、じゃあ今日はもう遅いから。明日、7時にはこ
こに来ること。丁度そいつが起きる時間だ。」
「わかった。…また明日。おやすみ」
「おやすみ」
そして私たちは、元の次元へと戻っていく。
「…友達、か。作ったことないな。」
「…ふあぁ…長い滞在だったからな…体が重い…」
元々普通の人間は、あまり他の次元に行かない方がいい。
適応できないから、ただ疲れるだけだ。
「明日も早いからなぁ…日記だけつけて寝るか。
…友達、ねぇ。」
そう呟いた後、日記を書き終わる前に寝落ちてしまった。
その後、しょこらが部屋に入ってくる。
「…入るぞ…って寝てる…」
「すー…」
「ダメじゃないか…布団に入らなきゃ…あ、日記」
そう言って日記を見る。
「『友達が欲しい』?…なんだ、そんなことか。
鈍感だな。碧は。」
「くあぁ…よく寝た…あ、日記書けてない…書くかぁ
…よし、こんなもんかな」
「碧〜飯できたぞ〜?」
「えっ早いよ」
まだ5時だぞ?いくら何でも早すぎだろ。
「だって今日はうp主と出かけるんだろ?いつも通りじ
ゃ間に合わないぜ」
「…しょうがないな…」
「おはよー…しょこら…私の日記見たでしょ」
しょこらが視界に入ったので、ふと聞いた。
「…何のことかな?俺は知らないなぁ」
「嘘つかないで…日記の位置が明らかに変わってた
よ…」
「うっ」
「私が寝る前に鬼魔と鬼魅は寝たんだから…お前しかい
ないよ…」
「…すみません。つい気になって…ってかあの日記な
に?なんで友d…うごぉっ」
そこまで言われたもんだから、反射で腹パンを喰らわす。
「ストップ…そこまでね」
「いってぇ…」
「見なかったことにしようか…ね?」
私も無意識のうちに、圧が出ていたようだ。
「…ひゃい」
「何今の声可愛いんだけど」
しょこらの腰抜けた声に、鬼魔が反応する。
「…うるしゃい…ちょっと腰抜けただけだよ…」
「…やっぱり可愛い…」
「…うるしゃいって…」
「はーいはいそこまでぇ〜。これ以上修羅場は作りたく
ないのでぇ〜終わりで〜す」
「…せやな」
「…おはよう」
「おはよ〜…眠い…ちゃんと寝たのに…」
「その言葉…本主に言ってやりたいな」
「はは…すでに本主の心ボロボロだと思うけど…」
そんな会話をしながら、目的の場所に向かう。
「これから会う編集委員の子は…ちょっと問題児だから気をつけてね」
「具体的にどんな感じなの?」
「感情を表すのが苦手なんだ…あまり人と関わってこな
かったから…」
「だから編集委員を選んだんですよ…主君」