その日から、十九年と六ヶ月目の日、やっと伊華と独華の焦れったい恋が実ったんね。
「そうして、今のiоが居るんね。って、なんでそんなボロ泣きしてるんね?」
ピッツァを食べ終わって、話に熱中していたイタ王様とイタリア様がボロ泣きしてるんね。
「感動したんね!」
またもや二人声を揃えてそう言ったんね。
「iо、姉さんがそんな気持ちなの知らなかったんね」
声がすると思って振り返ったら、伊華の気配があるんね。勿論、隣には独華も居るみたいなんね。
「伊華に教えるつもりは無かったんよ」
苦笑いを浮かべながらiоはそう言ったんね。
あぁ、今が、一番、幸せなんね。
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