テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
【ORVAS基地・帰還】
(夕暮れ。温泉から戻った三人が基地に到着する)
(沈む太陽が長い影を伸ばす)
(ラウンジには畑中が腕を組んで立っている)
畑中
「……さて。これで、お前たちの潜在能力は一段階上がったな」
公太
「はぁ? 温泉浸かっただけで強くなるわけねーだろ」
唯我
「……俺も、その意見には賛成だ」
一祟
「畑中さん、それは……どういう意味ですか?」
(畑中、口元だけで笑う)
畑中
「俺が“ただ休ませるだけ”の人間に見えるか?」
「休息とは、癒やしじゃない。次の成長を受け入れるための“下地”だ」
(三人、表情が引き締まる)
畑中
「今のお前たちなら――“ネオコード”を引き出せる」
(背後のドアが開き、白衣の研究員たちが現れる)
(ジュリーが静かに歩み出る)
ジュリー
「この装置は、あなたたちの力を覚醒させるもの」
「……でも覚えておいて。力には代償があるわ」
公太
「代償だぁ? まあ、なんとかなるだろ」
唯我
「……やってみなければ分からない」
一祟
「必要とあらば、すべて受け入れます」
(三人、それぞれ装置へ入る)
(空気が張り詰める)
【公太 ― 灼獄】
(装置起動)
(瞬間――灼熱)
公太
「ぐっ……! 熱っ……!!」
(オレンジのオーラが爆発的に噴き出す)
(炎のような闘志が全身を包む)
ジュリー
「“灼獄”はあなたの闘志そのもの」
「制御できなければ、自分が焼けるわよ」
公太
「チッ……こんなの……慣れりゃどうってことねぇ……!!」
(炎の中で踏み出す)
(瞳は一切ブレていない)
【唯我 ― 龍焉刀】
(空間に漆黒の刀が現れる)
唯我
「……この剣は……?」
(触れた瞬間、雷のような衝撃)
唯我
「ッ……!!」
(刀が重く、意志を試すように震える)
畑中
「“龍焉刀”……認められなければ死ぬぞ」
(唯我、静かに目を閉じる)
ももは
唯我
「……俺は負けない」
「誰にも、何にも」
(空気が震える)
(刀が静かに応じるように光る)
【一祟 ― 神威撃】
(拳を握る)
(風が集まり、渦を巻く)
一祟
「……これは……!」
(軽く拳を振る)
ドンッ!!!
(空気が爆ぜる)
ジュリー
「最初は加減して。でないと自分が飛ぶわよ」
(一祟、踏み込む)
一祟
「――っ!」
ズガァァァン!!!
(衝撃波が室内を駆け抜ける)
(直後――)
(一祟、自分ごと吹き飛ぶ)
ドサッ!!
一祟
「っ……なるほど。確かに強力ですね」
(苦笑しながら立ち上がる)
【覚醒】
(畑中、三人を見つめる)
畑中
「いいぞ……」
「その力が“希望”になるか“呪い”になるか――」
「お前たち次第だ」
(三人、それぞれ新たな力を宿す)
(だが制御は未知数)
(空気が重く沈む)
(その力は、祝福か、それとも破滅か――)
(次なる戦いが、すぐそこまで迫っていた)