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ユーカ
201
【ORVAS基地・帰還】
(夕暮れ。温泉から戻った三人が基地に到着する)
(沈む太陽が長い影を伸ばす)
(ラウンジには畑中が腕を組んで立っている)
畑中
「……さて。これで、お前たちの潜在能力は一段階上がったな」
公太
「はぁ? 温泉浸かっただけで強くなるわけねーだろ」
唯我
「……俺も、その意見には賛成だ」
一祟
「畑中さん、それは……どういう意味ですか?」
(畑中、口元だけで笑う)
畑中
「俺が“ただ休ませるだけ”の人間に見えるか?」
「休息とは、癒やしじゃない。次の成長を受け入れるための“下地”だ」
(三人、表情が引き締まる)
畑中
「今のお前たちなら――“ネオコード”を引き出せる」
(背後のドアが開き、白衣の研究員たちが現れる)
(ジュリーが静かに歩み出る)
ジュリー
「この装置は、あなたたちの力を覚醒させるもの」
「……でも覚えておいて。力には代償があるわ」
公太
「代償だぁ? まあ、なんとかなるだろ」
唯我
「……やってみなければ分からない」
一祟
「必要とあらば、すべて受け入れます」
(三人、それぞれ装置へ入る)
(空気が張り詰める)
【公太 ― 灼獄】
(装置起動)
(瞬間――灼熱)
公太
「ぐっ……! 熱っ……!!」
(オレンジのオーラが爆発的に噴き出す)
(炎のような闘志が全身を包む)
ジュリー
「“灼獄”はあなたの闘志そのもの」
「制御できなければ、自分が焼けるわよ」
公太
「チッ……こんなの……慣れりゃどうってことねぇ……!!」
(炎の中で踏み出す)
(瞳は一切ブレていない)
【唯我 ― 龍焉刀】
(空間に漆黒の刀が現れる)
唯我
「……この剣は……?」
(触れた瞬間、雷のような衝撃)
唯我
「ッ……!!」
(刀が重く、意志を試すように震える)
畑中
「“龍焉刀”……認められなければ死ぬぞ」
(唯我、静かに目を閉じる)
唯我
「……俺は負けない」
「誰にも、何にも」
(空気が震える)
(刀が静かに応じるように光る)
【一祟 ― 神威撃】
(拳を握る)
(風が集まり、渦を巻く)
一祟
「……これは……!」
(軽く拳を振る)
ドンッ!!!
(空気が爆ぜる)
ジュリー
「最初は加減して。でないと自分が飛ぶわよ」
(一祟、踏み込む)
一祟
「――っ!」
ズガァァァン!!!
(衝撃波が室内を駆け抜ける)
(直後――)
(一祟、自分ごと吹き飛ぶ)
ドサッ!!
一祟
「っ……なるほど。確かに強力ですね」
(苦笑しながら立ち上がる)
【覚醒】
(畑中、三人を見つめる)
畑中
「いいぞ……」
「その力が“希望”になるか“呪い”になるか――」
「お前たち次第だ」
(三人、それぞれ新たな力を宿す)
(だが制御は未知数)
(空気が重く沈む)
(その力は、祝福か、それとも破滅か――)
(次なる戦いが、すぐそこまで迫っていた)
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