テラーノベル
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⚠政治的意図はありません
⚠流血表現あり
⚠腐表現なし
⚠文才皆無。
色々おかしい部分もありますが生暖かい目で見てください。
説明書を読んでない方は説明書を見ていただければ世界観等々分かると思います。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ある夏の正午。政令指定都市達は毎年恒例の連携会議に呼ばれていた。
「オイ、この中で何で俺等が此処に呼ばれたか分かる奴いねぇのかよ。」
少しざわついた会議室で、横浜が口火を切った。
そう、今回の連携会議では、会議の内容が名古屋や大阪等の国家の中枢都市の職員にすら伝えられていなかったのだ。
「俺には知らされてないな。大阪もそうだろ?」
「あぁ。」
何時もなら議題が事前に連絡される筈。政令指定都市達は少なからず違和感を覚えていた。
「未だ報道されて無い大事件が起きたとか……!!」
今迄、スマホを弄くっていた浜松の言葉に会議室がざわつく。
「え、急に何ですか其れ怖い!?!?!?」
「テヘペロ。……でも、有り得なくはないよね」
何時も飄々とした浜松のワントーン下がった低い声に室内の温度が一気に下がる。
「誰か連絡できる人いない?東京さんとかさ、議題知ってそう。」
さいたまの呼びかけで全員がスマホを取り出す。
しかし、
「あれ……圏外…」
「オイオイ俺のも圏外だ」
「私のも圏外です………」
「うわァ、私のもだ。」
会議室が騒然となる。ふいに、浜松が「真逆……」と呟きTVの電源を押した。
「……付かないね。」
いつも使うTV。其れすらも使い物にならなく無っていた。
「連絡手段が遮断されたな……万一何かあったらやべぇぞ」
TVもスマホも外への連絡手段は全て使い物にならない。最早議題が分からない苛立ちよりも、連絡手段を絶たれたという焦りが政令指定都市達の脳内を占めていた。
「大規模停電とかだったら不味いですし…一旦、外に出ましょうか………」
そう云い、静岡がノブに手をかけた瞬間。
「い゙ッッ!!??」
バチンッとノブから青白い火花が散った。静岡の手が赤く染まる。
「静岡ッ!!??」
浜松と名古屋が足早に駆け寄る。恐らくノブに掛けられたのは異能。詳細なことは分からないが、雷系統だろう。
「其れに触れたら不味いとなると………閉じ込められたって事かえ?」
会議室に緊張が走る。その時、”TVがついた”。
「!!矢っ張り何かの悪戯だったのか??」
「オイオイだったら洒落になんねぇよ。怪我人出てんだぞ。」
「TVがついた」その事で会議室に少しゆとりが生まれる。が、其れも束の間
『あー、あー、聞こえてますか?』
全員が反射的に後ろへ下がる。政令指定都市達に冷や汗がつたう。
『おや、驚かせてしまったようで。登場の仕方が悪かったですね』
画面には赤い風船のアイコンが映っている。場の空気に合わないにこやかな声が響く。
『皆さん始めまして。私は✗✗✗✗✗です。』
大阪が低いドスの効いた声で問う。
「お前、こんな事しといてどう云う心算や。」
政令指定都市全員のゾッとするような氷点下の殺気がTVの向こうの相手に向けられる。普通の人間だったら既に気絶しているだろうが、TVの向こうの相手は気にせず喋り続ける。
『8月12日。日没と同時に都内の3箇所、台東区、渋谷区、港区に領界を展開します。領界の中には私が世界中で集めたを陰を堕します。各地に堕ちる陰、その数凡そ1000体。堕とされた陰は本能のままに人を襲い、喰らいます。』
政令指定都市達の緊張が最高潮まで達する。
『では、8月12日に再度お会いしましょう。』
ブツッと音を立てて画面から赤い風船は消え、そこには何時も道理の昼のニュースが流れていた。
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