「こんなにもつまらない毎日を変えてくれたのは、太陽みたいな君のお陰だよ。」
私は姫萌依緒、17歳。ラピスタ王国の姫だ。でも、私は今牢屋にいる。なぜかと言うと10年前、おばあ様が悪の魔法使いとの戦に敗れ、おばあ様が最後に使った魔法で悪の魔法使いに重症を負わせてしまい、怒った悪の魔法使いが、おばあ様が愛していた、私のことを全ての人から存在を忘れさせたのだ。そんな時、王国にいた私は、泥棒と勘違いされ、牢屋にいるという訳だ。この10年間、同じ景色、同じ食べ物、同じ生活リズム。退屈な生活をしていた。
「今日は私の誕生日なのになぁ。11年ぶりに祝って欲しいなぁ。」
とずっと思っていた。すると、牢屋の向こうから声が聞こえてきた。
「俺は怪しくない!!悪の魔法使いのせいなんだ。」
「囚人は黙れ。囚人No.1219番と共に永遠にここで暮らせ。」
「はぁめんど。囚人No.1219って誰だよ。」
だんだんこっちにやってくる。
「入れ。早く」
「わかったよ」
うわぁ。すごいイケメン。キラキラしてる。
「…よろしく…」
「宜しくお願いします…」
うわぁ。なんて話したら良いかわかんないよー。
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