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absk
地雷さん回れ右
ab『』
sk「」
skm side
楽屋のソファ。隣には、俺の大好きなabちゃんが座ってる。
今はクイズ番組の予習中、 ね。
眼鏡をかけて、難しい顔でペンを動かしている。
……かっこよすぎる。
でも、かっこよすぎてちょっと寂しい。
「……ねぇ、rh」
わざと本名で呼んでみる。
反応は薄いけど、左腕を差し出してくれる。
これこれ。俺専用の特等席。
…もっとこっち見てよ、俺のabちゃん
俺はわざとらしく、彼の二の腕に頭を擦り付けた。
abちゃんの体温は、いつも俺より少しだけ高くて落ち着く。
ペンを動かす振動が、俺の顎に伝わってくるのが心地いい。
「……構ってよー。阿部ちゃん成分が足りなくて、俺のHPもうゼロだよ?」
本当はゼロどころか、隣にいるだけで満タンなんだけどね。
でも、こうやって甘えると、絶対に拒絶しない。
ほら、頭にポンって大きな手が乗った。
…よし、攻略完了。あとは……このまま、俺だけの世界に引き摺り込むだけ
ab side:理性と甘やかし
集中しなきゃいけない。
今日のクイズの対策は、あと半分残っている。
……はずなのに。
左腕に伝わる、柔らかな重みと熱。
skmが、子猫みたいに俺に擦り寄ってきている。
rhなんてずるい呼び方をして、俺の理性を削りにくる。
……集中できるわけないじゃん、こんなの
『……はいはい、どうしたの、dsk』
視線は資料に固定したまま。
もし今、skmの方を見てしまったら、俺の理性が剥がれてしまいそうだから。
でも、手が勝手に動いて、彼のピンク色の髪を撫でていた。
ふわふわで、いい匂いがする。
『供給してもらってるのは、俺の方かもね』
つい、本音が溢れた。
大介が「へへ」って笑うのがわかって、愛おしさが爆発しそうになる。
資料の文字が、もう頭に入ってこない。
あーあ、もう無理。今日は勉強、終わりかな
skm side
abちゃんがペンを置いた。
「おっ、こっち向いた!」と思った瞬間、目が合った。
眼鏡の奥の瞳が、少しだけ熱を帯びている。
「…うぉっ?、abちゃん近い」
思わず笑う
でも、腰に回されたabちゃんの腕には力がこもっている。
逃がさないよ、って言われてるみたいで、背中がゾクゾクした。
あ、今、阿部ちゃんのスイッチ入った…?笑
面白くなって、もっと煽りたくなった。
鼻先をくっつけて、彼の体温をダイレクトに感じる。
至近距離で見るabちゃんの耳が、みるみる赤くなっていく。
「……abちゃん、耳赤いよ?」
勝った、と思った。
いつも冷静なabちゃんを、俺が乱してる。
このまま、この優しい「abちゃん」を壊してみたい。
「……ここで、しちゃう?」
ab side
「……ここで、しちゃう?」
skmが、挑戦的に笑った。
その瞬間、俺の中の何かがプツンと切れた。
いつも俺を翻弄して楽しんでるけど、たまには自覚させてあげなきゃいけない。
俺が、ただ優しいだけじゃないってこと。
『…ねぇ誰のせいだと思ってるの』
声を低く抑える。
dskの腰をぐっと引き寄せた。
逃げられないように、逃がさないように。
唇が触れそうな距離。
dskの瞳が、一瞬だけ揺れた。犬みたい。
強気なこといっても、ドキドキしてるのはおなじじゃん、笑
もう、止められない
そう思った瞬間。
“おーい!abskー!撮影始まるでー!!”
……kj。
お前、後で覚悟しとけよ。
「つ、続きは、帰ってからね!!」
真っ赤になって逃げていくskmの背中を見送る。
半分までしか進まなかった資料と、火照った体。
……今夜は、寝られるかな。
名前表記あってるの…?😭有識者の方いましたら教えてください!!