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「」k先輩
『』m先輩
嘘つき
最近mが暗い。
何か闇を抱えているような。でも触れようとするとmが拒むから。
今の僕にmを救う手段はない。
普段はいつものように振る舞っているのかとても元気なんだけど、ふとした時に表情が暗くなっている。
「どうしたの」
そう声をかけたって、
『なんのこと?』
って返してくる。触れないでって言ってるように。
部活帰りの時。僕は勇気を出して言った。
「何隠してるの?話してよ!辛いことがあるなら僕が聞くからさ!お願い、、。僕を頼ってよ、、、」
『、、。k。大丈夫だよ。俺は元気だよ?』
「嘘つき!ふとした瞬間にお前くらい表情してるよ?何かあったんだろ__」
『k。なんもないって言ってるでしょ』
いきなり無表情で僕のことを見つめる。
まだそんなに信用がないのか?sとかなら話せるのか?
なんでなんで、、、。僕に話してくれないんだよ、、、!!
『本当になんもないの。kごめんね。心配かけちゃって』
「、、、。なんかあったら言えよ」
『うん。もちろん』
「絶対だよ」
『わかったってば。ねちっこいなぁ、kは』
「別にいいでしょ」
、、、。嘘つき。嘘つき。
お前は優しいから何でもかんでも背負って、頼らないんだよな、、、。
いつか、お前のことを救えたらいいのに。お前の背負ってるものを少しでも背負っていられたらいいのに。
お前より大きくなったらmは僕のこと頼ってくれるのかな。