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絶対辰哉
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#岩本照
絶対辰哉
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コメント
2件
時の流れはやーい💦残り1ヶ月半しかないの〜!
みぃだよ🤍🥀 いつの間にか残り一か月半…時の流れが残酷すぎるよ💧 同期の「帰る場所があるって良いな」って言葉、何気ないけどめちゃくちゃ刺さる。 二人とも「まだ恋だとは認められない」のに、もう互いいない生活を考えられなくなってる…その描写が丁寧で、胸がぎゅってなった。 「あと一か月半しかない」と「まだ一か月半ある」って、同じ時間を別の角度で見る二人の気持ちを思うと切なくなる。 次週、続きめっちゃ待つね🌙
「半年の期限まで、残り一か月半!」
カレンダーの文字が、やけにはっきり目に入った。
朝。
💜「もうそんな経ったんだ」
辰哉がカレンダーを見ながら呟く。
照も横に並ぶ。
💛「早かったな」
💜「最初は長いと思ってたのに」
💛「……ああ」
二人とも、それ以上は何も言わなかった。
────────
会社。
昼休み。
辰哉が外のベンチでコーヒーを飲んでいると、同期が隣に座った。
「深澤」
💜「ん?」
「最近さ」
「仕事終わるとすぐ帰るよな」
💜「まあ」
「なんか予定あるの?」
💜「……家でご飯あるから」
「いいなあ」
同期は笑う。
「帰る場所があるって」
その何気ない一言が、辰哉の胸に残った。
(帰る場所……)
自然と照の顔が浮かぶ。
────────
夜。
照の帰りが少し遅かった。
時計は九時。
辰哉はソファで本を読んでいたが、ページはほとんど進んでいない。
ガチャ。
💛「ただいま」
💜「おかえり!」
顔を上げた瞬間、自然と笑っていた。
照はその笑顔を見て、少しだけ安心したように息をつく。
💛「待ってた?」
💜「……まあ」
💛「ごめん」
💜「謝ることじゃないよ」
照はスーツを脱ぎながら笑う。
💛「今日は会議長くて」
💜「お疲れ」
その一言だけで、疲れが少し軽くなる気がした。
────────
夕飯を食べ終えたあと。
洗い物をしている照の横で、辰哉が食器を拭く。
💜「なあ」
💛「ん?」
💜「半年終わったらさ」
照の手が止まる。
💜「俺ら、どうなるんだろ」
静かなキッチン。
蛇口から流れる水の音だけが響く。
照はゆっくり蛇口を閉めた。
💛「……分からない」
💜「そっか」
また沈黙。
辰哉は笑ってごまかす。
💜「まだ一か月半あるもんね」
💛「ああ」
そう返事をした照だったが。
心の中では、違うことを考えていた。
(あと一か月半しか、ない)
────────
夜。
それぞれ自室。
照はベッドに座ったまま天井を見つめる。
“どうなるんだろ”
辰哉の言葉が頭から離れない。
終わったら。
また一人暮らし。
朝も夜も、一人。
「ただいま」と言っても返事はない。
そう想像しただけで、胸が締めつけられた。
一方、辰哉も同じだった。
ベッドの横には、照から借りた本が置いてある。
何気ない日常。
一緒にスーパーへ行って、ご飯を食べて、「おかえり」と言い合う毎日。
それが終わる。
そう考えると、眠れなくなった。
二人とも。
まだ恋だとは認められない。
でも。
もう、お互いがいない生活は想像できなくなっていた。