テラーノベル
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〈前回のあらすじ〉
ガンキから神杯のことについて聞いていると…フランスが良くないことを言ってしまった!!(え?これ、あらすじじゃないって?わかんなかったら前回見てください!)
〈注意〉
今回、差別用語のようなものが出てきてしまいますが、全くそんな意図、思いはありません!
〈本編〉
ガンキ:「は?」
ガンキは驚いたような顔をする。
イギリス:「言う必要があるものとないものがあるでしょう…」
イギリスが注意下のにも関わらず、フランスは続ける。
フランス:「大体、誰だってわかるだろ…独特の口調に、責任を感じやすい性格…お前江戸だろ」
ガンキ:「…」
フランス:「顔のところだけぼやかしたって意味ないんだよ…」
ガンキ:「儂は…ガンキ…」
フランス:「江戸だ…」
ガンキ:「違う…」
フランス:「江戸だろ」
???:「違う儂は…儂は…」
ガンキは自分の存在がわからなくなる。
ガンキはハッとしたような顔をする。
日本:「今、あなたはガンキです!」
ガンキ:「そうじゃな…すまん…取り乱した…儂のことについても話さなければならんのぅ…」
日本:「あ、フランスさん後で、お話しましょう…二人だけで…」
日本はニッコリと笑ってそういう。
フランス:「あっ…すいませんでした…だから…呼び出しだけは…俺仕事が溜まってて…早急に終わらせなきゃいけなくて…」
日本:「私にとって、それが嘘でも本当でも、フランスさんの貴重な時間をいただけるだけでも嬉しいです。」
日本は皮肉の効いた返しをする。
フランス:「…」
フランスは俯いている…真下をガン見している。しかもめっちゃ姿勢がいい。
ガンキ:「で、儂のことじゃが…
ガンキ:「わかってる奴もおったじゃろうが…」
イタリアが手を挙げる。
イタリア:「ねぇ〜なんでガンキさんは今、神杯の中にいるんね?」
ガンキ:「それは…儂が良いエネルギー源になると神杯が思ったからじゃろ…」
ドイツが手を挙げる。
ドイツ:「エネルギー源?なんのだ?」
ガンキ:「願いを叶えるのにだ…」
ドイツ:「まぁ、願いを叶えるのに、多少のリスクは必要だと思うが…エネルギー源とは具体的に何なんだ?」
ガンキはパンッっと手を叩く。
ガンキ:「じゃぁ、あるお話をさせてもらうとするかのぅ…」
あるところに、引きこもってばかりの国がいました。
その国は、一部の国としか貿易しません。だから、周りの国よりも遅れていました。
しかし、ある日突然その国に衝撃を起こすような出来事が起きます。
黒い、黒いワシがやってきました。そして、そのワシは言いました。
「また来るよ。そのとき、君の答えを教えてくれ」っと…
国中は大層荒れました。国のストレスは募るばかり…そして、答えの時が来ます。
「このままでは、行けないと思った」国は、他の国とも交流し始めました。
しかし、いいことだけではありませんでした。不利な条件で条約を結ばれたり、内戦が起きたり、
引きこもっているときよりも、ずっとずっとストレスは溜まる…
そして、ある日いつも通り、息子と孫と散歩をしていたら、金色に輝いている、形はワイングラスのようなものを見つける。
その国は「外人さんが落としていったのかな?」っと思い、それを家に持って帰って、大事に手入れしました。
毎日、毎日、
そして、息子が「次は私が父様の代わりに、国としての役割を果たします…」っとある日言いました。
国は大層驚いたでしょう…国は思いました「儂が頼りないのか?儂がもう使えないから?」
国は自分お部屋に行き、飾ってあった短刀を手に取り、お腹に刺そうとします。しかし、
「こっちへ来な…神の世界に…」
なにかが頭の中に語りかけてきました。
国が後ろを向くと、金色に輝いているワイングラスの形をしたものがありました。
そうそれは国がとても大事にしていたものでした。
「なんでここに…」
そう言って触わりました。
すると、触った瞬間体が中に吸い込まれてしまいました。
その日から、国の姿を見たものは一人もいません。
家族である息子も孫も、必死に探しました。
しかし、どこにもいません。
国も、国が大切にしていたものも…
おしまい...
ドイツ:「俺が聞いているのは、エネルギー源が何なのかなんだが…」
ガンキ:「エネルギー源は負の感情じゃ…」
ガンキ:「正の感情のほうが強いエネルギーになるんじゃが、めっちゃ幸せな国ってそうないじゃろ…対して、負の感情は些細なことがあったら、すぐ溜まる。積もり積もって強い力になるんじゃ…」
ドイツ:「質より、量か…」
ロシア:「北欧らへんが平和だけどな…」
ガンキ:「神杯はそこまで行く気はないじゃろぅ」
中国:「さっきの昔話何だったアルカ?」
ガンキ:「イタリアの質問の答えたまでじゃ…」
中国:「そうあるか…」
ドイツ:「というか、さっきから全然北朝鮮が反応していなんだが…」
全員の視線は北朝鮮へ向く
北朝鮮:「ほぇ〜」
中国:「これ、頭がパンクしてるアル…このときの北朝鮮は使い物にならねぇアル…」
日本:「使い物にならないって…言い方…」
ガンキ:「(やはり、兄弟は似ておるのぅ…北朝鮮には本当に申し訳ない…申し訳ないの一言で、片付けられるのはなしではないのに…)」
中国:「北朝鮮?理解してるアルカ?」
北朝鮮:「師匠、俺お腹が空きました」
ロシア:「その様子だと何も理解していないな…」
アメリカ:「(はぁ…もっと暗い会議になると思っていたが、杞憂だったようだな…)」
イギリス:「どうしたんですか?アメリカそんなに安心したような顔をして?」
イギリスはアメリカに不思議そうに尋ねる。
アメリカ:「いや、なにもないよ」
アメリカ:「会議はこれで、終わりでいいか?ガンキ?」
ガンキ:「あぁ、構わん、多分…」
フランス:「多分!?」
フランスが持ってきたペットボトルの水でむせた
ロシア:「きたねえぞ」
フランス:「吹き出してないだけマシでしょ!」
ガンキ:「だって儂、爺だし…」
日本:「思い出したら、また会議を行いましょう」
全員:「はぁ〜い」
フランス:「じゃ、俺はこれで…」
フランスがスタスタと会議室を出ようとする。
日本:「フランスさん?なに逃げようとしてるんですか?」
日本はそう言って、フランスの腕を掴む。
フランス:「ですよねぇ〜」
二人は、会議室を出てく行く。
中国:「我もオフィスに帰るアルカ…ちょっと、一旦頭を整理する必要があるアルネ」
北朝鮮:「俺は、お腹すいたしカロリーメ◯トでも食べるか…」
ロシア:「俺も帰ろ…」
イタリア:「ドイツ〜帰るんね〜」
ドイツ:「あぁ」
会議室ががらがらになっていく、
ガンキ:「なんで、二人は残ってるんじゃ?」
ガンキは不思議そうな顔をして、二人に聞く。
アメリカ:「いつ帰ったて自由だろう」
イギリス:「別にいいじゃないですか…」
ガンキ:「(さすが、親子似ている)」
ガンキはそう思った。
イギリス:「そういえば、なんで安心したような顔をしていたんですか?アメリカ?」
アメリカ:「別にいいだろ…」
アメリカめんどくさそうにそう言う。
イギリス:「どうせ、会議が思ったより暗い雰囲気にならなくてよかった…なんて、思っていたのでしょう?わかりますよ…親なので…」
イギリスは親なので、ところを力強く言った。
アメリカ:「なんで、そんなに親を主張するんだ?親父?」
イギリス:「いえ、別に(親父…父上、お父様と言ってくれれば最高ですね)」
ガンキ:「そんなこと心配しておったのか、アメリカ!うぅ、お前は多分一生忘れん!」
アメリカ:「いつ!あってるといった!というか、多分か、一生か、どっちなんだよ!」
ガンキ:「多分」
ガンキは力強くそういった。
アメリカ:「力強く言うの流行りなの?」
アメリカ:「で、話を変えて悪いんだが、お前は日本の爺さん?ってことでいいのか?」
ガンキは俯く。しかし、すぐアメリカの方を見ていった。
ガンキ:「あぁ、儂の自慢の孫じゃ!あいつは剣術に秀でていてな」
イギリスが
イギリス:「じゃぁ、息子というのは日帝ですか」
ガンキ:「呼び捨てなんじゃな…あぁ、そうじゃ、あいつは責任感が強くて、正義感も強かったのぅ…そして、我慢強かった」
ガンキは暗い口調で言った。
アメリカ:「(日帝…あの狂犬はしつこかった…は!こんな事を考えては駄目だ!)」
アメリカは頭を横に振る。
ガンキ:「どうした?」
アメリカは思い切って聞いた。
アメリカ:「なぁ、お前の息子は俺を恨んでいると思うか?」
続く…
切るところが悪くてすいません!!
コメント
6件
oh〜!今回のも最高ですぅぅ!!あと体調大丈夫ですか?ちょくちょくでいいんで休んでくださいね!
神、、、てか北と全く一緒のセリフ現実で言ってたわ