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(八雲紫)「ついたわ、ここが幻想郷よ」
(目黒蓮)「ここが……」
(八雲紫)「ここ森の中だからあまりに来たって感じはしないのよ。外に出ていったら変わるわ」
(ラウール)「博麗神社……」
(ラウール)「ここと外は違うんだ……」
(八雲紫)「2年前に新しく建てたばかりよ」
(八雲紫)「前の神社は外と同じだったけどね」
(佐久間大介)「……すごい……」
(八雲紫)「……千衣沙はいないの?」
(???)「お、誰だぜ?」
(???)「外の世界から来たのか?」
(阿部亮平)「女の子?」
(八雲紫)「魔理沙、この人たちは千衣沙が言ってた人よ」
(???)「あー!思い出した!」
(???)「幼なじみだ!」
(八雲紫)「そうよ」
(八雲紫)「この子は霧雨魔理沙。」
(霧雨魔理沙)「よろしくなんだぜ!」
(佐久間大介)「よろしく」
(霧雨魔理沙)「どうしてここに?」
(八雲紫)「実はね」
(霧雨魔理沙)「それでここに……」
(霧雨魔理沙)「外には2年経ってるのか」
(八雲紫)「ここと外の時間の流れは違うよ」
(ラウール)「そうなんだ……」
(霧雨魔理沙)「千衣沙は霊夢の所に行ってるんだぜ!」
(八雲紫)「そう、帰ってくるまで待とう。」
(岩本照)「霊夢?」
(霧雨魔理沙)「3代目博麗の巫女博麗霊夢」
(霧雨魔理沙)「今は永遠亭にいる。」
(八雲紫)「起きているかしら?」
(霧雨魔理沙)「朝、やっと起きたぜ」
(霧雨魔理沙)「心配したんだぜ!」
(八雲紫)「本当かしら?」
(霧雨魔理沙)「ああ、今日退院出来るかを確認してるってな」
(八雲紫)「分かった。」
(霧雨魔理沙)「じゃー私は霊夢んとこ!」
(霧雨魔理沙)「あ、お前らのことは内緒な」
(ラウール)「ありがとう」
(八雲紫)「千衣沙が来るまでここに休んで」
(ラウール)「はい」
(向井康二)「……のどかなだな」
(渡辺翔太)「ああ……」
(宮舘涼太)「……」
(岩本照)「人外が集まる場所……」
(八雲紫)「悪い妖怪はここにはいないから安心して」
(ラウール)「……千衣沙は博麗大結界をまた、張って、代わりに務めてきたんだ……」
(八雲紫)「千衣沙は紗代子の時から変わらないよ。責任感が強い子だったから。」
(八雲紫)「どんなときも冷静で物事を考えるタイプだったから。」
(ラウール)「変わらないですね」
(八雲紫)「……ほんとよ」
(八雲紫)「だから、助かったわ」
(八雲紫)「あの子には感謝しても感謝しにきれないよね……」
(向井康二)「そやな……」
(八雲紫)「あの子の口癖は今も続いてる」
私は強き人間。弱き人間を守る。
どんな事があっても幻想郷を守る。
それが私の役目。
(八雲紫)「……」
(八雲紫)「ラウール」
(八雲紫)「ありがとうね」
(八雲紫)「あの子のそばにいてくれて」
(ラウール)「お礼がしたいのはこっちですよ」
(ラウール)「生まれた時からずっと一緒にいてくれて本当に感謝してる。」
(ラウール)「どんなときもずっと一緒に……」
(八雲紫)「そうね……あなたたちは一緒にいたわね……それは知っている……」
(八雲紫)「よいっしょ……」
紫さんは畳に腰を下ろした。
(八雲紫)「……」
(八雲紫)「千衣沙は紗代子。」
(八雲紫)「紗代子は千衣沙。」
(八雲紫)「どっちも本人よ。」
(深澤辰哉)「そうだな……」