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「おかえり~、花月チャン、悠夜。」
「ただいま…戻りました。」
「もう、待ちくたびれたんだから…早く開けるよ!」
「俺…線香花火がいい。」
「聖、最初からそれは無いだろ。打ち上げて景気よく…」
「貴方に景気の“け”の字があるようには思えませんが…。」
「悠夜はいちいち細かいんだよ。」
「しょうがないよ、劉磨はお馬鹿なんだから。」
「お前はいつも偉そうだな。」
「僕のほうが頭いいから偉いの。」
「ちびのくせにな。」
「2人とも落ちつけ。」
「血の気が多いわよ、劉磨クン。」
「皆、仲がいいですね。大好きです。」
「え…?」
驚いた顔で私の顔をみる彼ら。私、何か変なこと言ったかな…?
「やだわ~、花月チャンに告白されちゃったわぁ。寿命が延びそう。」
「全く、恐ろしい人ですね。」
「今のって僕のことだよね!?」
「このちびの言うことはほっとけ。それより俺と打ち上げ花火…」
「俺と線香花火…するか…?」
何はともあれとても楽しい花火大会になりました。