テラーノベル
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地球とは別の次元にある真っ暗な世界⋯ダークランド。
その中に大きな洞窟のようなところのある一室に真っ黒の服に身を包み、腰から剣を差した1人の男が居た。
『⋯SnowMan。邪魔者ではあるがあの者たちの力は興味はある。』
何をするでもなく、部屋の真ん中にぽつんと立って静かに呟いている。
『⋯では絆とやらを見せてもらおうか。』
最後に一言呟いてその男の姿は部屋から消えた。
〜目黒side〜
🧡『綺麗な空やなぁ。』
🤍『⋯世界が闇に支配されてるなんてとても思えないね。』
🖤『そうだな。』
基地から出て康二とラウールと3人で誰もいない街へとやってきた。
特に理由は無いけど息抜きかな。まさか俺の能力が奪われるなんて思わなかったし佐久間くんも康二も無事に回復してくれた。
今後どんな奴らと戦う事になるのかこのところみんな張り詰めていたから6人も今頃基地で特訓じゃなくてそれぞれの趣味で遊んでる。
毎日じゃないけど今日はそういう日にしようって決めた。
🤍『適当に歩いてるけどどうする?』
🖤『程々にして帰ろう。怪物に襲われる可能性もある。』
🧡『せっかく遊びに来たんならゲーセン行こうや!』
🤍『⋯誰もいないのに勝手に遊んだら俺たち犯罪者じゃん。』
🧡『ええやん!みんなが戻ってきた時に記憶なんてあらへんやろ。』
🖤『康二、行けないことを考えるようになっちゃったのか⋯。』
🧡『めめまで!』
🖤『冗談だよ笑笑』
🤍『うん笑別に怒られないよね笑笑』
康二の事を弄って笑いが起こる。
俺はメンバーと毎日楽しく話したりしてるだけで疲れとか全部消える。
⋯例え世界が闇で滅んでいたとしても。
🤍『ほら着いたよ!いい加減機嫌直してよ!笑』
🧡『もう怒ってへんわ!』
3人で話してたらいつの間にかゲーセンに着いていた。
🖤『久しぶりだな。』
🤍『ふっかさんも誘えばよかったかな。』
🧡『元々ここに来る予定やなかったしな。仕方ない。』
🖤『⋯なんだ?』
🧡🤍『………………!!』
ゲーセンを適当に歩きながら何を動かそうかと見てるとなにかの気配を感じた俺たち。
⋯俺たち以外に人なんているはずないし怪物が出て暴れてる様子もない。
6人だったら気配で分かる。
🖤『⋯奴らかもしれない。気を付けよう。』
🧡『せやな。』
🤍『うん。』
もう闇の奴が居るとしか考えられない。
俺たちは周囲を警戒しながら基地にいる阿部ちゃんに何とか状況を伝えようとした⋯けど⋯
🧡『⋯どこやここ⋯』
ゲームセンターにいたはずの俺たちはいつの間にか倉庫のような大きな建物の中に居た。
『⋯SnowManの3人か。会えて嬉しく思うぞ。』
🧡🤍🖤『……………………!?』
パニックになっていた俺たちの前に急に現れた1人の真っ黒の男。
姿を見ただけなのに鳥肌が立った⋯
闇の気配が強すぎて圧倒される⋯
此奴は只者じゃない⋯
🖤『⋯お前は⋯誰だ?』
震える身体を必死に堪えながら男に問いかける。
バルデス『⋯我が名はバルデス。闇の者でダークキング様の下僕だ。』
静かにバルデスと名乗ったその男は闇の支配者(だったはず)のダークキングの下僕⋯。
🤍『⋯なんで、そんな奴が⋯今ここに⋯ 』
🧡『⋯俺たちに、なんの用や⋯?』
戦っても俺たちだけじゃ勝てない⋯
そう直感する。
バルデス『⋯貴様たちに興味が湧いた。』
🖤『⋯興味?』
バルデス『⋯そうだ。力の差がある事を分かっているはずなのに今なお我らに抵抗している貴様たちが。』
表情を一切変えず冷たい目を向けて話すバルデス。
冷静沈着な奴だって分かる。
🧡『⋯そんなん、⋯当たり前やろ⋯』
🤍『⋯そもそもお前たちが⋯来なければ俺たちは今も⋯当たり前の毎日を過ごしていたんだ。』
🖤『なんの罪もない多くの人たちや世界を滅ぼしたお前たちを許せない。』
バルデスの圧倒的な闇の雰囲気にもはや立っていることがやっとの状態だけど俺たちも負けじと真剣な目をバルデスに向ける。
バルデス『⋯そうか。』
🖤🧡🤍『……………………!?』
バルデス『⋯これでも強がっていられるか?』
いつの間にか目の前に来ていたバルデス。
ただ見つめられて動けなくなってしまった。
バルデス『⋯これまでが我らの本気と思っていたか?⋯我らはいつでも貴様たちの事など滅ぼせる。 』
🖤🧡🤍『⋯はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯はぁ⋯』
バルデス『⋯今はダークキング様が眠っておられる故大きくは動いてはいないが⋯、目覚められた時は⋯』
バルデスの言葉を聞いているだけで息が乱れる⋯
もちろん怪物やこの前の男みたいな奴だけで終わりなんて誰も思ってなんかいないしみんなで特訓もしていた。
⋯けど⋯バルデスのこの闇の強さ⋯
そしてバルデス以上の強さを持つダークキング⋯
⋯本当に勝てるのか⋯?⋯俺たちに⋯
🖤🧡🤍『…………っ』
力が抜けた俺たちはその場に座り込んだ⋯
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