散歩

ご本人様には一切関係ございません

軍パロ

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どこかへ行こうふとそう思った

丁度夜やったからふらっと外へ出る

歩きながら空を見上げる

ちょっと散歩しようと思っていたが、気が変わった

足を止めてベンチに座ってまた空を見上げる

ぼーっとしていたらいつの間にか日が登ってきていた

あぁ、もう朝か

何故かまだ帰る気にならない

最近暑い日が続くなと思っていたが、朝はまだ涼しい

風が頬をさす

痛いのに何故か気持ちいい

そんなことを思いながらずっと歩く

朝と夜

昼は日陰で眠る

買い物をしに街へ出ると僕の話がちょくちょく耳に入る

“鬱様が居なくなったらしいぞ”と

俺はここに居るんやから心配しなくてもいいのにな

最低限必要なものは持ってきたから困ってはいない

金と煙草

これさえあれば十分だ

こんな生活も悪くないなーとか思いながら

気が向けば帰るよと呟き、また歩き始める