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付き合ってる

誤字脱字有























「あの!!」

「はい?」

「星街すいせいですか…?」

「いや、人違いですね」

「ごめんなさい、見間違えました…」

「いえいえ、大丈夫ですよ」


すいちゃんが失踪して1年半。Twitterでは死んでるんじゃ?等色々上がっている。連絡は来ず失踪する前みこに一通のメッセージが来た。「空が綺麗だね、」不思議に思って特に気にもせず「綺麗だね!」と返した。既読にはなるも返事は返ってこない。失踪したとわかって連絡をするも既読スルー。見てはいるのだろうが返ってこない。何日も経ってある日突然メッセージがきた。「お誕生日おめでとう」と,3月5日,0時ぴったりに送られてきた。それが1つ目。2つ目が「高い所から見下ろす渋谷ってなんか綺麗でいいね」写真と共に送られたメッセージ。この場所で特定しようとしてあずちゃんに頼んで特定してもらったが,そこにすいちゃんはいなかった。


「みこさん、もうすいちゃんから連絡来てないんですか?」

「うん、来てないよ」

「前送られたメッセージと写真って何日?」

「6月25日だけど?」


突然フブさんからすいちゃんからのメッセージが送られた日を聞かれた。疑問に思いつつも返す。何かヒントになればいいものだけど…。

そうフブさんと話していたらぴこんと通知音がなった。


「みこさん!!」

「えっあ、わかった」


急な通知音にびっくりして急いでスマホを取り出す。


「す、すいちゃんからだ!」

「おお!!なんてきてます?」


LINEを開いてメッセージをみると。

星街すいせい-(フブさんと2人で何話してんの?)


「だってさ、」

「話してる所を見られてるということはすぐ近くにすいちゃん居ない?」

「たしかに…」

「すいちゃんのこと話してたよって送ってみて」

「はーい」


さくらみこ-(すいちゃんの事話してた!)


「返事が来るかどうか、」

「こないと思うけどにぇ」

「そうですか〜?」


そんなことを話して家に帰る。久しぶりに実家に帰ってみようかな。マネちゃんに「しばらく実家帰る!」と送って支度をして家を出た。ちゃんとおかーたんに言ったよ。




「ただいま〜」

「みこちゃん!おかえり」

「ママ!!」

「お姉ちゃんおかえり」

「おとち〜!!!」


家族に挨拶をして実家を出る前使っていた自分の部屋を使った。色々ものを整理して軽めなスペースをできるように準備した。しばらく経ってスペースが終わったらおかーたんから呼ばれた。スペース途中に玄関の扉が開く音がしたがお父さんかな…。


「ご飯できたわよ〜!」

「はーい」


返事をして一階へ降りる


「今日はみこが好きなシチューだよ」

「ほんとー!?」

「ご飯食べたらお風呂入りなさいよ」

「はーい」

「今は先に入ってる人がいるからね」

「わかったー!」


おとちかな?それかいもちだな、


「よくいっぱい食べるわね」

「おかわり!!」

「はいはい」


「あがりました〜」

「あら、早かったわね、”すいちゃん”」


おとちでもいもちでもなくすいちゃん。おかーたんからその名前を聞いてみこはびっくりしてむせてしまった。


「あははっ笑笑」

「ええ!?すいちゃんなんでいるの!!」

「あら〜?知ってるんじゃないの」

「お母さんみこちには教えましたよ笑」

「教えてにぇーだろうが!!」


あんな何日も失踪しておいてなぜみこの実家にいるのだろうか。苛立ちが治まらずすいちゃんにぐちぐち言うが呑気に笑うすいちゃん。おめぇー!後で覚えとけよ!!どんだけみこが悲しかったか…。

色々済ませて自分の部屋へすいちゃんを呼ぶ。


「どしたんみこち」

「どしたんじゃないでしょうが」


ぺちっと叩く。いでっって言ってたけど気にせず話を続ける。


「なに」

「1年半もどこ行ってたの!」

「マネちゃんにみこちに言っといてって言ったんだけどなー」

「教えてもらってないんだけど!」

「あ、マネちゃんから連絡きてた。」


マネージャー-(ごめんなさい!💦すいせいさん。みこさん忙しそうで中々声を掛けられず言えませんでした🙇)


「マネちゃんもすいちゃんもみこに何が言いたかったの!」

「スペイン行ってた」

「なんで?」

「えー、みこちと結婚できる場所探してた」


急な発言に体の中から熱くなっていくのがわかった。


「へあっ!?」///

「なんで照れてんのよ」

「いや、え?」

「もうすいちゃん達付き合って15年でしょ?」

「うん、」

「そろそろ行動に移さないとな〜って思って日本じゃできないからスペイン行ってただけだよ」

「えっじゃあ渋谷のやつは?」

「あれ渋谷の画像送っただけで本当はちょうどスペインに着いたんだよ」

「えええ!?」

「騙されてやんの」

「あずちゃん騙されてたってことぉ!?」

「え?いやあずちゃんは最初から知ってたよ?」

「???」

「あずちゃんにはスペインに行くっていうこと伝えてたってこと」

「なんでみこに教えてないんだよー!!」

「いやいや、内緒にするでしょ、まああとお土産これ」


すっと出されたお土産にはなんか高級そうだった。


「あけていい?」

「いいよ」

「お菓子,」

「試食美味しくて即買いしたやつ」

「たかいやつ?」

「いいや?入れる袋がなかったからそれに入れただけ」

「袋のブランド調べていい?」

「うん?いいよ」


調べてみるとスペインでめっちゃ高いやつだった。でもお菓子等ではなくブレスレッドとかそっち系だった。


「ここで買い物したの?」

「うんしたよ」

「なほね〜」

「みこち左手だして」

「うん?はい」


そういわれたため左手を出す。ポケットから左手で取りだしみこの目の前であける。


「これ、外しちゃだめだよ」

「へ?」


突然薬指に指輪をはめられ、そんなことを言われる。驚きで言葉がでず感情が高ぶり涙があふれる。


「なんでみこちないてんの」

「いやっ、その…」


親指で涙を拭かれ笑顔で「嬉しかった?」そんなことを言われぐちゃぐちゃな顔で縦に小さく頷いた。





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