コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「魔王軍側の伝令によると、四天王が一人暗黒騎士アンヘルが本日正午、東草原にて待つとのことです。互いに見届け人不要、ただ一人で来られたしと!」
食堂には一瞬で緊張感が走り、皆の視線が俺に集まった。
「て、どうするのよ。レイトは魔法使いなのに、アンヘルって魔法を無効にする魔剣を持っているんでしょ?」
アイリスが声を硬くすると、パームが怯えた。
「あ、あの、ダルカンの時みたく素手で戦っちゃだめなんですか?」
「魔王軍最強の騎士相手に近接戦闘が通じれば、の話かな?」
「厳しい、ですね……」
ローレルもちょっと難しい顔で唸り、メイラさんも黙ってしまう。
そんな中、俺は意気揚々と言い放った。
「よし! つまり、アンヘルは今日の正午までは動かないってことじゃないか! これはチャンスだ! 午前中に南の塔を落とすぞ!」
********************
***********
*******
************************
**************************
*****************************
****************************
**************