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junp_Sn-Fk.
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#あべさく
夢花𓂃𓂂ꕤ*.゚
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愛月☆
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カフェを出ると、外は少しだけ夕焼けに染まり始めていた。
💛「駅まで送る」
💜「近いから大丈夫」
💛「いいから」
照はそう言って歩き出す。
辰哉も小走りで隣へ並んだ。
しばらく他愛もない話をしていると、照がふと思い出したように口を開く。
💛「そうだ」
💜「ん?」
💛「来月さ」
💜「……来月?」
💛「休み取れそうなんだ」
辰哉は一瞬、表情が固まる。
来月。
そんな約束はできない。
兄は退院しているはずだ。
💛「まだ決めてないけど」
💛「久しぶりに遠出でもしようかと思って」
💜「……」
💛「水族館とか」
💛「ドライブでもいいし」
辰哉は思わず視線を落とした。
(そんな先の話……)
(俺にはできない)
💜「ごめん」
照が立ち止まる。
💛「どうした?」
💜「まだ予定が分かんなくて」
💛「そっか」
照は少し残念そうに笑った。
💛「じゃあ、また今度決めよう」
責めることも、理由を聞くこともしない。
その優しさが、逆につらかった。
────────
その日の夜。
病院。
💜「ねぇ」
「ん?」
💜「照ってさ」
💜「本当にお兄ちゃんのこと好きなんだね」
兄は少し照れたように笑う。
「急にどうした」
💜「来月の予定まで考えてた」
「え?」
💜「水族館行こうって」
兄は驚いた表情を浮かべる。
「そんな話してたのか」
💜「うん」
しばらく沈黙が続く。
兄は窓の外を眺めながら、小さく呟いた。
「照って」
「昔から約束を大事にする人なんだ」
💜「約束?」
「一回決めたことは簡単に変えない」
「小さい約束でもちゃんと覚えてる」
辰哉は昼間の会話を思い出す。
“また今度決めよう”
その一言も、照にとっては本気だったのかもしれない。
💜「……ごめん」
「なんで辰哉が謝るんだ」
💜「なんか」
💜「お兄ちゃんの代わりに約束して」
💜「その約束を守れないのが嫌」
兄は静かに辰哉を見る。
「あと少しだから」
「退院したらちゃんと俺が話す」
辰哉は頷いた。
でも胸の奥は晴れなかった。
────────
翌日。
仕事帰り。
会社を出ると、雨が降り始めていた。
傘を持っていない。
💜「最悪……」
小さくため息をついた、その時。
💛「辰哉」
聞き慣れた声。
振り向くと、照が傘を差して立っていた。
💜「え?」
💛「天気予報見たら雨だったから」
💛「迎えに来た」
あまりにも自然に言うものだから、辰哉は言葉を失う。
💜「なんで……」
💛「風邪ひかれたら困る」
そう言って、照は自分の傘を少し辰哉の方へ傾けた。
肩と肩の距離が近づく。
触れそうで、触れない。
雨音だけが静かに響いていた。
辰哉は傘を握る照の横顔を見つめる。
(こんな人を)
(騙し続けちゃいけない)
その思いは、昨日よりも少しだけ強くなっていた。
コメント
8件
え、辰哉って呼んで、ない、… ❓

お兄さんにも、何か思うことがあるのかな? 優しい3人が幸せになれるといいな、と思います。 続きをお待ちしています😊

続きが気になります 2人もひかるも傷ついてほしくないけど お兄さんは何かあるのかな🤔