『君だけの神様(蘭夢)』
『こんな歌で誰かが救えるはずがなかったんだ、 だけど僕は君の神様になりたかった』
神様ならこの淋しさを消してくれると思った
神様ならこの歌を誰かの、君の心に響かせるくれる思った
『がむしゃらに叫んだ曲なんて僕がスッキリするだけだ、でも君も救いたかった、僕は無力だ』
僕だけじゃなくて君も救いたかった
叫んでも伝わらないなら僕の無力さが増すだけ
『時が経ち僕が成すのは、ボロボロの泥だらけの自分で生きるのに精一杯、ゲロ吐くように歌う日々だ』
君を救うどころか自分を相手にするのに精一杯な こんな日々
歌うなんてなおさら大変で君なんてそうそう救えなかった
『誰かを救う曲を歌いたい、誰かを守る歌を歌いたい、君を救う歌を歌いたい』
無理だ
一人でも無理なのに
人が増えていくにつれて自分のできることが 少なく、小さく感じていく
『君の痛みを、君の辛さを、君の弱さを、君の心を、僕の無力で、非力な歌で汚れた歌で歌わしてくれよ』
君を救いたいけど、救える場に居ない
君を抱きしめてあげたい、叫んであげたい
君の傷跡も痛みも全部
君の痛み全てを曝け出して
僕に打ち明けてくれよ
そうしたらきっと
何かと空いた場所が埋まっていく
明日からでいいから
幸せの道を探していこうよ_____
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