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#るなさん
朝。
「……」
シェアハウスは、いつも通り——のはずだった。
「もふくーん、起きてるー?」
ヒロくんが、ドアをノックする。
コンコン。
「……」
返事がない。
「もふくん?」
少し不思議に思いながら、ドアを開ける。
ガチャ。
「……は?」
思わず、声が出た。
そこにいたのは——
「……あ゛ぁ゛?誰だよ」
もふくん。
……なんだけど。
「……」
見た目が、完全におかしい。
「……」
なんか雰囲気が違う。
いや、それどころじゃない。
「……何その顔」
低めの声。
でも。
言い方が——
いつもと違う。
「……もふくん……?」
ヒロくんが戸惑う。
「は?」
もふくんが、ゆっくりと体を起こす。
「……誰それ」
「え???」
ヒロくん、完全に混乱。
「……いや、ヒロくんだけど……」
「……あー」
適当に頷く。
「まぁいいや」
雑すぎる。
「……」
ヒロくんが、固まる。
(何これ)
(え、夢?)
「……つーかさ」
もふくんが、髪をかきあげる。
「朝からうるさくね?」
「……」
言い方が、完全に別人。
「……」
ヒロくん、ゆっくりとドアを閉める。
ガチャ。
「……」
数秒後。
バンッ!!
「みんな来て!!」
叫び声が、シェアハウスに響いた。
―――
「……は?」
「……え?」
「……どういうこと?」
集まったメンバー全員、固まる。
その視線の先には——
「……なに見てんの?」
完全にギャル化した、もふくん。
「……」
沈黙。
そして。
「……え、誰?」
ゆあんくんが、本気で言った。