「あなたも殺すとしましょう」
ヴェアークの言葉にソーゴは笑いながら答えた。
「やれるもんならやってみろよ」
そういい余っていたSPを使ってスキルを強化した。
[鑑定眼]
[ソーゴ(ホブ・ゴブリン)Lv 21
HP 150 MP 43 残りSP 0
筋力 68 知力 35 耐久 30 俊敏 92 器用 32
スキル〜・身体強化B級 ・剣技B級 ・斬撃強化C級 ・鑑定眼D級]
「ふふ、スキルを」
「少しは楽しませてくださいよ!」
ヴェアークは笑いながらソーゴに攻撃を仕掛けた。
ソーゴは[身体強化]と[剣技]、[斬撃強化]を全て発動しヴェアークの攻撃をしのいでいる。
「主よ、今のうちにその少女を」
ソーゴはそう言った。
「だがこのままじゃお前は死ぬぞ」
「大丈夫です。すぐ追いかけます。」
俺は[身体強化]を発動し、ユイを抱えて走った。
「すぐ助けに戻る」
するとユイが泣きながら言った。
「ごめんなさい。私のせいで」
「大丈夫だ気にするな」
ユイは俺にくっついて泣いている。
ユイの歳は外見からして16か17だろう。
こんな状況なのに俺は少し赤くなっていた。
同い歳ぐらいの女子にくっつかれているからだ。
「何を赤くなっているのですか?魔物使いさん」
そのとき横にはヴェアークがいた。
「なんで!ソーゴは」
「あのホブゴブリンは倒してきましたよ。トドメは刺していませんがね」
そういうとヴェアークは俺を殴り飛ばした。
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