今回はハッピーエンドです!本当はあと一個考えていたエンドあるんですがそのエンドはチャットの方でやろうと思います!なので後少しおまけを出した後このお話はおわりにします!このエンドはオーターとレインがしばらく戦ってい、決着がついたところから始まります!では本編はどうぞ
オーター「ハァハァ、流石に疲れましたね、、、」
オーターはボロボロの姿になっている流石に医者達を守りながらレインと戦うのは流石のオーターも疲れたようだ
レイン「クッソ、、、」
レインは悔しげな顔でオーターの目の前で倒れ込んでいる、、、
マックス「レイン…」
マックスは倒れ込み悔しがるレインに哀れみの視線を向けた
オーター「さぁレイン、なぜこんな事をしたのかことの経緯を説明してください」
オーターが倒れ込んでいるレインに向かいそう冷たく言い放った
レイン「…」
オーターの問いに答えずにレインはその場で黙り込んだ
オーター「…はぁレイン貴方が今回起こした行動は市民の安全を脅かし、建物も崩壊し、挙げ句の果てに市民に手を挙げるなど、神覚者としても、人としてもやってはいけない行為です、このまま黙秘を貫いても、貴方の罪が重くなるだけです」
レイン「…」
オーター「…レイン、貴方は私の質問に答える義務があります」
レイン「…」
何を言っても、黙りのレインにオーターはイライラしている様子
オーター「…レインもうこれで最後ですなぜこんな事をしたのかことの経緯を説明してください、、、!なっ!」
オーターがレインに説明をもとめたその瞬間レインがパルチザンをオーターに解き放った
レイン「ハァハァ、、、」
レインはとっくに限界のようだ
オーター「…レ、レイン、それ以上やるようならば、貴方の『命を奪わなければ』ならなくなります、それにあなただってもう限界なのでしょう?ここは大人しく捕まってください」
オーターは殺気をレインに向けながらそう言った
レイン「フゥフゥ、、、ぱ、パルチザン」
レインはオーターの忠告を聞かずに捨て身の攻撃の手を止めない
オーター「、、、レイン、それがあなたの答えなんですね」
オーターはレインの攻撃を避けながら何かを察したようにレインに杖を向けそう言った、、、
レイン「…」
オーター「、、、ではレイン本当にこれが最後です今降伏し、大人しくことの経緯を話していただからというなら私は貴方に何もしません、が、貴方が攻撃をやめずに、いるのであれば私はあなたが次に攻撃したのと同時に貴方の命を奪います」
マックス「オーターさん、それは…」
マックスは何か言いたげだが倒れ杖を構えているレインを見たら何も言えなくなったようだ
???「にいさま、、、」
レイン「、、、パルチ、え?」
レインがまたもやオーター達にパルチザンを放とうとした瞬間よく知る声がその攻撃を止めた
レイン「フィン?」
そうそれはレインの弟フィン・エイムズでの声であった
フィン「そうだよ!兄様!」
レインがフィンの声に気づいた瞬間レインの目の前にフィンが姿を現した
レイン「な、なんで?お前は俺があの家に、、、 」
レインは監禁しているフィンのことを思い出し困惑していた
フィン「兄様、、、僕はもう死んでいるんだよ」
フィンが悲しげな顔をしてレインにそう告げた
レイン「ちが、いや違うわけではないんだが、、、」
レインは困惑している
フィン「兄様、、、兄様、本当に僕はもう死んでいるんですよ兄様が僕だと思っているものはそれは僕ではない偽物です」
レイン「違う!そんな訳はない!あれは、フィンお前が偽物なんだろう?」
レインが声を荒げる
フィン「兄様、、、 」
フィンが悲しがな顔をしている
???「いや、その弟くんが言っていることは本当だよ、その子が本物で今まで君が見ていたい弟君は偽物なんだよ」
いきなり現れたのは紛れもなくレインをこのループに巻き込んだ張本人だった
レイン「な、なんで、そんな、、、だってお前はうまくいけば運命が変わってフィンが生き返るって」
レインはうろたえている
フィン「兄様、本当に僕はもうこの世にはいないんだよ、、、」
レイン「違う、お前は今目の前にいるじゃないか!もうこの世にはいないなんて嘘だ!」
レインは頑なに認めないというより認められないが正しいだろう
フィン「兄様!本当なんだよ!僕は自分で首を吊って死んだんだ!」
レイン「違う!そんなはずはない!やめてくれ!そんなこと言わないでくれ!嘘だと言ってくれ!」
フィン「兄様、、、」
フィンは兄が見たことのない様な弱気で苦痛に満ちた表情に何も言えなくなっていた
謎の子「レイン認めなこれが現実だよ、フィン・エイムズはあの日首を吊って死んだ、、、レインもう君だってわかっているんだろ?こんなループを繰り返しても苦しいだけってことを、、、もうやめにしよう、こんなループ」
レイン「嫌だ!辞めるものか!俺はフィンが生き返るまでこのループを絶対にやめないからな」
フィン「兄様、、、泣」
フィンはあまりの兄の代わりように泣き出してしまった
謎の子「レイン、、、もうやめようよこんなことしてもいいことないよ」
レイン「嫌だ!嫌だ!」
レインは怯え苦痛に満ちたような声でループを辞めることを拒んでいる
フィン「兄様、、、もうやめてください、お願いですから泣」
フィンは泣きながらそう訴えるが
レイン「嫌だ!お前を失うくらいなら俺も死ぬ!」
レインは完全にパニックになっていた
フィン「もう兄様が苦しんでいるのをみたくないんです泣お願いですから」
レイン「じゃあなんで!俺の前から消えるんだよ、、、なんで俺を置いて、、、泣」
フィン「そ、れは…泣」
フィンは何も言えなくなり俯いてしまった
謎の子「レイン、やめな君の大切な弟が泣いているよ」
レイン「あ、ちが、ごめ、ちが、俺はそんなつもりで行ったわけじゃ、 」
謎の子の指摘で、レインは冷静になったのか泣いているフィンに気づいたのかレインは焦りを隠さずにいた
謎の子「…レイン、正直に言うよ、運命なんて変えられないんだよいやフィンくんが死ぬのは運命ではなく宿命なんだ、、、運命ならまだ変えられるかもしれないけど宿命なら変えることは不可能なんだよ」
レイン「な、そんな、そんなのは嘘だ!変えられるはずだ、変えられるはずなんだよ、あと少しで変えられるはず、なんだ…」
謎の子「レイン、、、現実を見なさい」
謎の子はなんだかこの前とは雰囲気が代わり落ち着いた雰囲気だった
フィン「兄様、、、お願いですこれ以上はもうやめてください、、、泣」
レイン「いやだぁ泣」
レインはもうフィンを生き返ることはないとわかりその場で泣き崩れた
謎の子「レイン、、、ほら、」
謎の子がレインに向かい何かを放った瞬間レインが先ほどオーターとの戦いでの負傷を全て一瞬で治した
レイン「は、?」
謎の子「今、この世界の時間を止めている、、、僕は何も言わないからほら、『最後』フィンくんとお話してな今なら触れることもできるよ 」
謎の子がそういうとフィンはレインの元へ駆け寄った
フィン「兄様、、、ごめんなさい」
レイン「違う、お前は悪くない、悪いのは全部俺でごめんごめん泣」
フィン「兄様、、、違う違うんだよごめんなさいごめんなさい泣」
レイン「やっぱり無理だ、、、これから1人で生きるなんて俺も死んでお前と一緒にいたい、、、」
フィン「それはダメだよ!兄様は生きてほしいんだ」
レイン「、、、」
レインからしてはフィンの生きてほしいというのはあまりにも残酷な言葉になっていた
フィン「兄様、お願い兄様には『幸せ』になってほしいんだ」
レイン「無理だ、この先1人で生きていくなんてこれから俺はなんのために生きればいいんだよ、俺はお前が幸せになってほしくて神覚者になったんだ、、、俺が生きていけたのはお前がいたからだ、、、もう俺が生きる理由なんて、、、」
フィン「兄様、、、」
フィンは自分のせいで兄が苦しんでいることに、もう死なせてあげた方がいいのかなどと思い始めていた
謎の子「ねぇ2人とも誰かに『幸せ』になってほしいも『生きて』欲しいも全部自分のエゴでしかないんだよ場合によっては『幸せに暮らして』も『幸せに生きて』も人によっては『苦痛』に変わることがあるんだよ、自分が『幸せ』だと思っていることでも相手にとっては『苦痛』かもしれないし、自分が『生きることが幸せ』と思ってても『死ぬよりはいい』と思ってても相手からしたら『死んだ方が楽』とか『生きるのが苦痛で仕方ない』と思っているかもしれない『幸せ』の形なんて人によるんだよ、それでも『苦痛にしかならない幸せ』をその人に願うならそれは『自分の幸せであって相手の幸せ』ではないことを理解しなければならないよフィンくんからしたらレインが『生きる』ことがフィン君にとっての『幸せ』なのかもしれないけどレインからしたら『生きる』ことは『苦痛』に変わる、レインからしたら『死ぬ』ことが『幸せ』になるんだよ、、、互いの幸せを叶えることは絶対に無理だよ、レインが『死』を選べば『レインの幸せ』は叶うけど『フィンくんの幸せは叶わない』逆にレインが『生』を選べば『フィンくんの幸せ』は叶うけれど『レインの幸せ』は叶わない、どちらかの幸せをとればどちらかは幸せを諦めなければならない」
レイン「…」
フィン「…」
謎の子の言葉に2人は黙り込んでしまった
謎の子「…さぁほらどちらの『幸せ』をとるのか考えな」
フィン「に、にいさま、、、」
レイン「…フィン俺はもう、、、お前と同じところに行きたい」
フィン「兄様、、、ごめんなさい僕はどうしても兄様は生きてほしい、ごめんなさい我儘なのはわかっているんです、でも、でも、、、」
レイン「…俺は、、、」
どちらも自らの『幸せ』を譲らないようだというより譲れないようだ
レイン「、、、俺はもう1人で生きるなんて、考えられないんだ、、、お願いだから死なせてくれお願いだから」
フィン「兄様…一生のお願いですから生きてください、兄様、、、最後に僕の我儘をきいて、、、」
レイン「、、、」
フィン「、、、」
謎の子「はぁ、ねぇフィンくん君は地獄に行くだろうね自ら命を絶ってしまったからね、そしてレインお前をきっとこのまま死ねば地獄行きだろうねループで色々な人を傷つけてしまったその罪も償いで自ら死を選びその罪から逃げることになるからね、2人ともとても痛く辛い地獄が何年も続くだろうね 」
謎の子がなかなか話をつけない2人に呆れながらいきなり話し始めた
レイン「いきなり何を、、、」
フィン「…地獄 」
謎の子「今フィンくんがこの世にいるのはまだ未練が残っているからだその未練はきっと『レイン』だろ?」
フィン「…」
レイン「…」
謎の子の地獄というか話で2人とも黙り込んでしまった
謎の子「レインこのまま死ねば『地獄』行きなんだよ?」
レイン「フィンと共にいれるならそれが本望だ」
謎の子「共にいれるわけないじゃん地獄だよ?ただ痛く苦しく苦痛に満ちた空間に1人苦しむみ罪を償うだけなところだよ、、、そして多分もう二度とフィンとは会えないだろうねそれはフィンくんと同じだよ痛みや苦痛で気が狂う日々を探し二度と兄とは会えないもちろん他の親ともね 」
フィン「そんな…」
レイン「…」
謎の子「レイン、罪を償いな、弟を死に追いやってしまった罪も弟に自分の幸せを押し付けた罪も自分の幸せのためなら他人のことなど気にせずにした行動した罪も全ての罪を償い死にな」
レイン「償う?」
謎の子「当たり前だろう?罪を犯したならば罰を受けなければならないそれは当たり前のことだろう?」
レイン「罰って、、、?」
謎の子「そうだね〜多分君の罰は生きることだよ君からしたら『生きる』ということは『苦痛』そのものなんだろう?ならその苦痛を受け入れて死にな生きている時に善行も重ねながらね?そうすればきっとその罪も許される日がくるだろうね、、、元は僕が提案したことではあるけどその選択をしたのは君だ罪の道を選んだのは君の判断だ」
レイン「…」
フィン「ぼ、僕はどうすれば?」
謎の子「お前さ死んでからずっと1人だったんだろ?誰にも認知されずにずっと1人で彷徨っていたのだろう?」
フィン「それは、、、 」
謎の子「君の罰は兄が死ぬまでそのまま 兄を見守り続けることだろうね」
フィン「…」
レイン「…」
謎の子「まぁ結局判断するのは君たちだ罪を償いあの世でも来世でも仲良く暮らすか罪を償わずに自分勝手の『幸せ』を選ぶかさぁ選びな」
レイン「フィン…」
フィン「兄様…」
フィンもレインも迷っている様子だ
謎の子「これに関しては僕は何言わないよ自分で決めな」
フィン「…兄様!僕は罪をちゃんと償うよだから兄様も罪を償って一緒にお母さん達に会いにいこ!」
レイン「…でも、それだとお前は俺が死ぬまでずっと一人ぼっちってことだろ? 」
フィン「兄様大丈夫だよ、それが僕への罰なんだよ、だからちゃんと僕はその罰を受け入れるよそれに兄様に見えなくても僕はずっと兄様の隣にいるからさ寂しくはないよ」
レイン「…フィン 」
レインはまだ決断ができない様子だ
フィン「ね!兄様2人で罪を償おう?」
レイン「…わかった」
レインは寂しげに承諾した
謎の子「よし!決まったみたいだねそれじゃあ最後なんか互いに言いたいことある?」
フィン「兄様!僕はずっと隣にいるからね!また何十年後かに会おうね兄様!『またね!』」
レイン「…あぁそうだな『またな!』」
レインはやっと決心がついたようだ
謎の子「よし!それじゃあレインループからだすよ! 」
レイン「あぁ頼む」
その瞬間あたりは光に巻き込まれた
謎の子「それじゃあねレインもう僕は君の前には現れないし君に喋りかけもしない、、、レイン大丈夫だよフィンくんはきみが思っている以上に強い子だ…レインこの選択をしてくれてありがとうフィンもレインもきっと罪を償えば地獄なんかいかないだろうね神様は優しいから」
レイン「…あぁそうかよ」
謎の子「相変わらず素っ気なぁあははありがとう結構面白いものが見えたよじゃあレインまた『あの世』にきた時にでも出会おうまたね君が幸せになることをフィンくんと共に願っているよ」
レイン「あぁまたな…ありがとう」
それが最後の記憶になっていた、レインは気づくとフィンが死に数日が経っている日の朝自分のベットで眠っていた、、、なんだかとても長い夢を見ていたようだが、、、あれはきっと夢ではないのだろうな、、、それじゃあ俺の『償い』をしなくてはな俺はそう思いながらベットから出た、そしてあの日から悪夢も幻覚も見なくなった、、、そしてフィンには申し訳ないが長生きをしたいと思えるようになった、、、寂しいかもしれないがもう少しのんびり待っててくれよフィンそしてありがとう俺らの救世主(謎の子)俺が償いを終わらせるまで待っててくれ
謎の子「あはは、、、相変わらずあいつ(レイン)は素直じゃないなぁまぁのんびり待つとしよう…彼らが幸せになれますように、、、まぁこれも僕の『エゴ』なんだけどね」
はいここまでです!ここまでみてくださった方ありがとうございました!流石にこの長さは疲れました、、、次はおまけ?があるのでそれが終わったらここはとりあえず終わりかな?まぁやってほしいエンドみたいのあれば言ってもらえるとやります!ではまたねぇ
コメント
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これ見てたら自然と涙出てきた… 最高でした!(多分初コメ…失礼します)
めっちゃ最高でしたァァァァ! もう、何!?名無しさん神ですか!?いや、神だな……て言うか今回も最高でした!!!おまけ待ってます!!