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17号「なるほどな。お前の事情は、よーく分かった。でもその条件でお前は、どうやってこの俺に勝つつもりだ?」

孫悟飯「それは、お前の攻撃を防ぎ続けて、動くエネルギーさえ失うのを待つのさ」

17号(よし! 俺が殺されないのは確定だ。一般庶民には付けられる予定のない、最高級の永久エネルギー炉を搭載しているからな。あとは上手く、コイツの馬鹿さ加減に合わせて……)

17号「そうか。俺よりも少し弱いお前が、ハンデを背負っているのなら、俺はより大きなハンデをくれてやろう」

孫悟飯「それは一体!?」

17号「貴様は左の人差し指以外、使えないと言ったな? つまり足の指も合わせて、19本の指が使えないわけだ」

孫悟飯「僕だって、初歩の算数くらいは分かるさ」

17号「じゃあ俺は、この髪全てを攻撃に使わない事を約束しよう。人間の髪の本数は、通常約10万本。つまり俺は、貴様の5千倍くらいのハンデを、背負うわけだ」

孫悟飯「そんなにも! それはいくら何でも、酷なんじゃ……」

17号「それだけではない! 俺はさらに、自分から攻撃を仕掛けなければならないハンデも課す」

孫悟飯「そ、そんなことまで!」

17号「ああ。これで、明らかに貴様以上のハンデを背負った。これで、フェアな戦いと言えるな?」

孫悟飯「さすがに、そっちが不利になっちゃうんじゃ……」

17号「言ったはずだ。お前は、俺より少し弱いと。その少しが、約5千倍もの差だったと言うことだ」

孫悟飯(そ、そんなにあったのか! 危ない。気が感じ取れないから、相手の力を見誤る所だった。これはビーストになったとしても、勝てなかったかもな)

17号「さあ、お喋りはここまでだ。いくぞ!」


悟飯と17号との、決着の付かない戦いは、長きに渡った。

17号は、追い詰めすぎて逆上されない、ギリギリの頃合いを見計らっていた。

6時間ほど経過すると、スーパーサイヤ人2の状態を維持した経験のない悟飯は、明確な疲れを見せ始めた。


17号「今日はここまでだ。俺も暇じゃないんでな」

孫悟飯「待てっ! まだ決着はついてないぞ! ハァ……ハァ……」

17号「お前、名前は何だっけ?」

孫悟飯「孫……悟飯だ……!」

17号「その名前、覚えておいてやる。俺は人造人間17号。ラピスとか呼ばれていた頃もあったか。まあなんとでも呼べ」

孫悟飯「17号! 他の街を……破壊しに行く気か?」

17号「いいや。俺は忙しいと言ったはずだ。今日はパラクエ17のレベル上げを、しなくてはならない」

孫悟飯「そ、そうなのか。じゃあ、人や街は襲わないんだな!?

17号「ああ。今日は……な。また明日の正午、この街に来る。そして、反乱分子である貴様を倒す! 次の街に向かうのは、それからだ」

孫悟飯「わ、分かった。その言葉……信じるぞ」

17号「フン! 今日こそは、メタルライムスに隼斬りを当てるんだ。あばよ!」


かくして、悟飯と17号は、毎日戦うことになった。

最初は興味深く悟飯を観察していた17号も、半月が過ぎた辺りから、マンネリ感を覚え始めていた。

交戦状態のまま約一か月が経過したことで、17号は完全に飽きてしまい、鶴仙人も痺れを切らした。

そして、鶴仙流を破門になってしまった、今の時分に至るのであった。


孫悟飯(僕が17号を止めなければ、アイツは別の街を破壊しにいく。破門されたショックで、まともに戦えるか分からないけど、その分も含めて、明日までに人差し指を鍛えておこう)

ドラゴンボールP~もしも悟飯が勉強をおろそかにしたら~

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