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〜渡辺side〜
💛『この扉の先、屋上だ。』
💙『···手こずらせやがって。』
めめが居るはずの屋上の扉の前にやっと着いた俺と照。
ふっかさんと涼太が敵を相手にしてくれたけど先に進むとやっぱり相当な数の敵が居てここまで来るのにかなりの時間を使ってしまった。
···下で戦ってくれてる2人は大丈夫だろうか···
💛『翔太。俺たちは俺たちのやるべき事をやるだけだよ。いつも通り。』
💙『···ああ、そうだな。』
気持ちが焦って頭が回らなくなっていた俺に静かだけど強く声をかけてくれた照。さすがリーダーだ。
💛『行こう。めめを助けないと。』
💙『ああ!奴のこともぶっ飛ばしてやる!』
照と頷き合って屋上に続く扉を開けて外へと出た。
人気のない場所のはずなのに空が綺麗に晴れ渡っていて変な気持ちだ。
💙『めめ!』
ベンチも何もない屋上の地面に横になって倒れていためめのそばに駆け寄る。
💙『めめ!しっかりしろ!』
めめに言葉を掛けるけど反応せずに眠っている。
💙『···何があって···』
💛『···傷付けられた、って感じではなさそうだけど。』
めめの身体を起こして壁を背もたれにして座らせる。
けどめめの身体に傷はついてない⋯。
何をやられたんだ⋯
どかーーーーーん!!!
💙『なんだ!?』
💛『⋯稲妻?いつの間に⋯。』
突然背後から大きな音が聞こえてきて振り返るとビルの屋上に稲妻が落ちてきていた。
今まで綺麗な青空が広がっていたし色も不気味な紫色だった。
つまりは今の稲妻は普通の稲妻じゃない。
『へぇーもう来たのか。流石だなぁ。』
💙『⋯やっぱりお前か。』
目の前にめめを攫った闇の男が現れた。流石だなぁとか言いつつも顔が余裕だしなんか企んでる事は分かる。めめも目覚めないし。
💛『めめに何をした?』
『知りたいなら俺を倒してみろ!!』
💛💙『⋯⋯⋯!?』
💛『⋯⋯⋯⋯⋯っ!』
💙『⋯ぐはっ!』
⋯なんだ?なにをした?全然見えなかったし反応もできなかった⋯。
距離があったはずなのにいつの間にか俺と照は奴の攻撃を受けて地面を転がっていた。
💙『⋯っ!なんだこれ⋯』
💛『⋯電気か⋯。』
それに身体中痺れで直ぐに動けないし、熱で熱くなってる。
まるで雷を直撃した感じだ。
『どうだ?この電撃は。身体に効くだろ?』
💙『てめぇ!』
💛『⋯お前、この電撃はめめのか?』
💙『⋯え?照?何言って⋯』
💛『………………。』
奴の態度に苛立ち攻撃をしに行こうとしていた俺は照の思いもよらない言葉を聞いて足を止めた。
照に言葉の意味を問いかけようとしたけど真剣に奴を見つめていて本当だと言うことを感じた。
『そうか。今の一撃で分かったのか。』
💙『めめに何をしたんだ!』
『此奴の能力を奪った。それだけだ。』
💙『それだけって⋯』
『さすがSnowMan。我らには向かい続けているだけのことはある。力が強いな!おかげで俺の力も強くなった!』
💙💛『………………!』
目の前の紫の電気の光に眩しくて両手で目を伏せる。
めめの力を得て、此奴の闇の力も上がってる。
たしかにめめの身体には傷はない。あるとしたら両手を拘束されていたらしい跡だけ。
それに違和感は感じていた。
めめの名前を呼びながら身体に触れて揺さぶっていた時めめの力をなにも感じなかった。
けどまさか、めめの能力を奪われていたなんてな⋯。
💙『ならめめのその電気を返してもらうぞ!』
💛『俺ちはお前たちを倒すために力を覚醒させてここまで戦ってきたんだ。そんな俺たちの力をお前たちの好き勝手にはやらせない!』
『やってみせろ!』
💙『それ以上めめの力を使うなよ!』
俺は両手に水を出しながら男に向かって行く。
『水は電気を通すことを知らないのか!』
💙『そんな事知ってるに決まってるだろ!』
だから俺たちは毎日一緒に特訓してるんだ!それぞれの弱点や弱さを克服するために。
めめの力はもう十分に分かってる!
💙『はあああああ⋯!』
俺は両手に出した水をひとつに合わせて攻撃を放った。
その俺の攻撃に奴は電気を加えて来た。
他人の能力だってのに威力がとんでもないな⋯
飲み込まれそうになるのを必死に耐える。
『特訓してようが今の電気はお前が知ってる強さじゃねーよ!』
💛『だったら翔太はお前みたいに1人で戦ってる訳じゃないよ。』
『なっ!ぐはっ!』
💙『喰らいやがれ!!』
照が奴の周りに爆発を起こしてくれたおかげで隙ができて俺の攻撃と電気の攻撃全部が奴に当たって土煙があがる。
いくら相性は悪いけど照のおかげで直撃できたんだ。
きっとダメージは受けてる。
『なるほどな。仲間の絆は認めてやる!』
💙『………………!?』
💛『翔太!』
攻撃を受けたはずなのにいつの間にか 俺の背後にいた奴の攻撃を避け切れるはずもなく俺に向かって電撃が当たる直前だった。
💛『ゔわああああああ!』
💙『照!』
俺を守ってくれた照が奴の電撃を受けてその場に倒れた。
💙『照!しっかりしろ!』
💛『ゔっ!ゔゔっ⋯』
身体が硬直しているのか苦しそうにしている照。
💛『⋯翔太、⋯俺に⋯触れないで⋯。⋯翔太まで⋯痺れ⋯ちゃうから⋯』
💙『⋯俺の事はいいから。自分の事を大事にしろ⋯!』
油断した訳じゃないけどそれでも奴に攻撃が当たって動きを止めてしまった⋯。
💛『⋯大⋯丈夫⋯。⋯攻撃は⋯ちゃん⋯と、効いてる⋯』
💙『⋯ああ。最後にデカいのぶち込んでやるさ。』
人間の姿と変わらないけど闇で出来ている奴の身体は俺の攻撃を受けたところが消えている。ちゃんと俺の攻撃も効果はある。
なら彼奴の電撃にも負けないような強力な水を放ってやる!
俺は集中して自分の周りに大量の水を出して奴に向けた。
『これが俺の限界だって思ってんなよ!』
💙『⋯⋯⋯⋯⋯っ!』
俺の大量の水に電撃をぶつけて巨大な電気の水の渦ができて辺りを飲み込んた。
『残念だったなぁ!』
💙『ゔっ!』
⋯さっき受けた電撃とは全然違いすぎる身体のダメージ。
硬直して全然動けない⋯。
彼奴も今の巨大な水の渦を受けてたはずなのに⋯。
『これで終わりだ!』
❤️『終わりなのはお前だ!』
『誰だ!?うわっ!』
💜『⋯お前なんかに仲間の能力は渡さねーよ。』
💙『⋯ふっかさん⋯、涼太⋯。』
何処からか俺の目の前に氷が出てきて奴の電撃を止めて驚いていた奴が見えない圧に吹き飛んで行った。
俺と照を先に行かせるために戦ってくれていたふっかさんと涼太が間一髪駆け付けてくれた。
❤️『翔太、照、大丈夫か!?』
💙『⋯あぁ、悪ぃ⋯』
💛『⋯⋯⋯っ!』
💜『⋯動かなくていいし、話さなくてもいい。さっさと終わらせる。』
❤️『そうだね。さすがに目黒の能力を使って悪事をするのは許せないな。』
『ちっ!次から次へと!』
💜『⋯もう勝負は終わってんだろ。』
『なに?』
💜『そんなボロボロで俺たちに勝てると思ってんのかよ!』
『当たり前だろ!』
❤️『言っておくけど、お前なんかに俺たちの能力は使いこなせない。そんなに甘くはない!』
💜『それに照と翔太の攻撃もちゃんも受けてるんでしょ?今にも消えそうだし。ならもうあとは倒すだけじゃん。』
『舐めんな!』
奴は電撃の龍のような一撃を放ってきた。
❤️『はあああああ⋯!』
涼太が地面から巨大な氷を出して奴の電撃を止めた。
❤️『もう終わりなお前の攻撃で俺の氷は破壊できない!それに氷は電気を通さないよ!』
『もう一度⋯』
💜『言ったろ?お前に俺たちの能力は使いこなせないって。⋯さっさと消えろよ。』
『ゔわあああああああああああ!』
ふっかさんの波動を受けた男は消えていった。
❤️『大丈夫か?』
💙『ああ。助かった。』
💛『ありがとう。』
❤️『いや、無事で良かった。』
涼太が俺と照を同時に回復させてくれたけどふっかさんも涼太も身体中傷だらけだ⋯。
彼奴に手こずった所為で2人が⋯
(💚:4人とも大丈夫!?)
(💙:阿部ちゃん?)
阿部ちゃんからテレパシーが入って佐久間と康二が無事だということを教えてくれた。
💙『⋯良かった。』
💛『ああ。』
❤️『目黒は?』
💜『大丈夫。力もちゃんと戻ってるから⋯』
🖤『………………っ!』
💙『めめ!』
🖤『しょっぴー、ふっかさん、岩本くん、舘さん。』
めめも目を覚ました。
🖤『⋯ごめん、俺が力を奪われたから⋯』
俺たちがボロボロになったのを見て悲しそうな顔をするめめ。
💜『めめ。悔しかったら力をつけないとな。』
🖤『⋯え?』
💙『⋯ふっかさん?』
💜『だってめめの能力を使った敵を倒したんだぜ?』
まるで悪戯好きな子供みたいな悪い顔をするふっかさん。
🖤『俺はもっと強くなります!』
💜『おう!俺も負けねーから!』
💙『俺もだ!』
❤️『相変わらずだねぇ笑』
💛『⋯ほんとに⋯笑』
今まで戦っていたとは思えない雰囲気⋯
全然ふっかさんに転がされてる気がするけど⋯
でも奴らがどんな手を使ってきても絶対に乗り越えてやる!俺たち9人で!