コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
今日は3月14日ホワイトデー
僕はバレンタインの日にスマイリーくんにチョコをあげた
もしかしたら、そのお返しが来るかもしれない
そんな事を考えていてソワソワしていた
そんなソワソワしていた中インターホンがなる
もしや、と思い玄関に向かって駆け出す
思いっきりドアを開けるとそこには自分の期待していた
スマイリーくんが立っていた
「なろくん!これ、バレンタインデーのお返し」
渡された小包には”なろくんへ”と彼の文字で書いてあるハートの紙がはってある
中身を見ればそこには色とりどりのマカロンが入っていた
どれも自分の色を放ち輝いているようだ
それはまるで虹のようで
「これって、もしかしてスマイリーくんの手作り!?」
「うん、、あまり自信はないけれど」
玄関からソファーへ移動し、紅茶を用意する
「ごめんね、こんなことまでさせちゃって」
「いいよ!それよりスマイリーくんのつくったマカロン食べていい?」
「うん、いいよ!」
袋の中からマカロンを一つ取り出し、口の中へ入れる
マカロンの独特な食感と共にとろけて消えていく
味はバニラのようだ
「すごい、美味しいよ!」
「よかった、、、!自信なかったし、でも、実はね隠し味を入れたんだ、何だと思う?」
「え、隠し味、、、?」
うーんと考え込む
だが、ちょっと考えるうちに1ヶ月前の事を思い出した
“隠し味は愛情だよ!”
とスマイリーくんに言った記憶がある
「、、、愛情かな?」
少し照れ臭く言う
「正解!さすがなろくん!」
「だって自分から言ったんだもん//」
フフとスマイリーくんが優しく笑う
「でも、ありがとうね」
「こちらこそ」
あっという間に時間が過ぎていった
スマイリーくんを玄関から見送る
来年はもっと頑張ろう!とまだまだ先なのに意気込む
ちゃんと隠し味も入れて