コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「見たか?……」
僕達は塀を越えて、廃ビルの扉を開けると
村田の顔面にこんにゃくが当たった。
村田が「うぁ!?」と叫ぶと
それに驚いた先崎が外へ走って行く
俺は笑いを堪えるのが大変だった。
「……」そしてすぐに不気味な音が
外から聞こえた。ぐしゃと何かが
潰れる音が、僕はゆっくり外の方を向くと
どこから落ちたかわからない看板が先崎を
潰していた。「先崎?」僕が不安げに言うと
それに気ずいた先崎が押し潰れた村田に
向かって走って行く「村田――」
俺は混乱した。看板なんてなかったはずのビルから看板が落ちてきたからだ。俺は怖くなり
その場から動けなかった。
その時だった。僕は何かを背中に感じて
振り替えると有るはずのこんにゃくがなくなり
代わりに1つの赤色の手袋があった。
俺は謎に思いそれは拾い上げようとすると
手袋にしてはやけに重く中を見ると、
切り取られた手が入っていたのだ!
俺はあまりの事に驚いてそれを放り投げた。
俺はさらに怖くなりこの廃ビルから逃げた。
そして家に付き急いで自分の部屋へ
駆け上がった。何時間が過ぎただろうか
1階から夜御飯を知らせる声が聞こえた。
「もう少しでできるよー」僕は
びくびくしながら部屋を出ようとした時だった
自分のスマホにメールがきたのだ。
僕は恐る恐るメールをみた。「――」
俺は我が目を疑った。母からのメールだったからだ。メールにはママ友とお茶していて
遅くならるねと書かれていた。僕は怖くなった。今話していた母は一体なんなのか?
するとドアの前にドンと何かを置いた重い音がした。「……」僕は恐る恐るドアの微かな
隙間から外を見たら、そこにあったのは
白い布で包まれた花瓶だった。そしてすぐ
そばに…………