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〜第3話〜
約一年後
「ゔえぇぇぇん!!」
「もう、起きたのね。おはよう!葵!」
私は、起きて泣き始めた葵をそっと、抱き上げだ。
〇〇〇(あなたの苗字)葵
私と蔵馬の子供。この漢字で「葵 (あおい)」だから、女の子に間違えられるけれど、一応男の子だ。まだ、産まれて間もない。葵には、申し訳ないけど、お父さんは、いない。いるのは、お母さんの私だけだ。実家を頼ろうとしたけど、やめた。私のお母さんは、体調が悪く、病院に入院している。お父さんは、私が大学生になる前に亡くなってしまった。兄や姉、妹、弟がいるけど、みんなどこにいるのか分からない。一年前から、連絡をとっていないから。実家に帰った所で、誰もいない。だから、私は、アパートに住むことにした。もっと、お金が稼げたら、マンションに引っ越したいと思っているが、今は、葵の事を優先に考えなければならない。毎日、大変で、分からない事だらけ、でも、葵の事を思うと、頑張ろうって思える。私は、いつも思う、葵が居るおかげで、今も、幸せでいられるのだと。
「ありがとう、葵。」