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〜第四話〜
数年後
「葵!おいで!」
『まま〜!!』
タッタッタッタッ!(走る音)
ぎゅっ(ハグをする)
「今日もおりこうに待っててえらいね〜!葵〜!さっ、帰ろっか!」
そして、葵と手を握って我が家に帰った。
帰り道の途中
サッ(仲の良い親子とすれ違う)
ギュッ(葵が強く手を握る)
「…どうしたの?葵?」
『……ぱぱにあいたい。』
「っ…!」
『どうして、あおのぱぱは、ぼくたちのところにいないの?』
「…ごめんね、葵。ままが、ぱぱに葵が大きくなるまで、ままと葵の2人だけで居させてって、お願いしたんだ。だから、ぱぱは、今はいないんだ。ごめんね。会いたいよね…」
ギュッ(葵の手を強く握る)
「…でも、絶対にぱぱは、葵に会いに来てくれるから、それまで待ってて?」
『…うん!』
さらに数年後
息子視点
母さんが帰って来ない。