こんにちは!!なう(2024/09/22 10:18:26)
れいかですっ!!
今回は青水の短編でございます~!!
いや~…青水いいですよね、))殴
いやワンチャン水青かも…、?
語ってる暇ないんで本編いきましょ~!!
地雷さん🔙
Rなし
連載なし
※ご本人様とのご関係は
一切ありません。
※似たような作品があっても、
決してパクリではありません。
青視点
青)『綺麗やな…』
俺はif。そして今いる場所はこの辺でいちばん綺麗だと言われている星空の下。この星空の下にいると必ず幸福が訪れると言われている。…まぁそんな話を信じるものなどいない。でも、俺は暇な時にいつも来る。
悩みがあるときとか、疲れた時。何かを忘れたい時にこの芝生の上に座って星空を見上げる。
青)『…ぁ、今流れ星あった、』
青)『こんな綺麗なのになんで誰も来ないんやろ…笑』
1人でそう呟く。俺が星空を見ている時、周りに人は誰もいない。ここに人がいるのを見たことがない。だから俺だけの秘密の場所。
ガサッ…
青)『…ん、?』
近くで物音がした。誰かが近づいてきていることを察した。人でもいるんかなとか思い、振り返る。…すると、
水)『…こんばんは、ニコッ』
綺麗な水色の瞳をしている人が現れた。俺はその一瞬で彼に引かれた。彼の瞳はこんな暗いところでも光っていた。そして、優しそうな顔に可愛らしい声。
青)『こんばんは、』
『こんばんは』と言われたので、常識的に返さなければと思いなんとなく返した。初対面だけど…
水)『珍しいですね、こんな所に人がいるなんて..、笑』
青)『まぁそうですね、笑』
彼は俺の隣に座ってそう言ってきた。隣から見る彼の横顔は誰がなんと言おうととても美しい。鼻筋が通っていて、輪郭も綺麗。笑う時は少し目を細めて笑う。
そんな彼に俺は…
一目惚れしたんだ_。
水)『…お名前、なんて言うんですか、?』
青)『あ、ifって言います、ニコッ』
水)『if…、いい名前ですね、笑』
青)『そうですかね..、/笑』
彼にそう言われ少し顔を赤くする。辺りは暗いから、顔が少し赤くなっているのはバレない。
青)『貴方のお名前は、?』
水)『、ほとけって言います。笑』
青)『ほとけさん…、ですか、』
水)『…ほとけでいいですよ、笑
あと、敬語も外しません、?』
まだ出会って数分。『呼び捨て敬語も外しません、?』なんて言われて、少し戸惑ったが、彼との距離を縮めるチャンスだと思い、
青)『…いいよ、』
少し沈黙が続いたあと俺はそう言った。この一言を言っただけで、1ミリだけ距離が近くなった気がした。
水)『じゃあ僕はいふくんって呼ぶね?笑』
青)『、おん..、/ 』
『いふくん』と呼ばれ、少しだけ、ほんとに少しだけ胸が高鳴った。トクントクン…心臓の音が早くなるのが自分でもわかる。
水)『いふくん、連絡先交換しない?笑』
青)『ええよ、』
一目惚れした相手と連絡先交換できるなんて、結構嬉しいもの。
数十分彼と会話を交わした。とても楽しい時間だった。楽しい時間だからこそ過ぎるのはとても早い。
水)『…ぁ、もうこんな時間か、』
彼は自分のスマホを開き、時間を確認したあと、そう言った。もう帰ってしまうのだろうか、会えなくなってしまうのだろうか、少し寂しい気持ちが頭によぎった。だが、次に彼から放たれた言葉は…
水)『じゃあ”またね”、また今度ここで会おっか。』
“さようなら”じゃなくて、”またね”そして
“またここで会おっか”の一言。彼からそんなことを言ってくれて、とても嬉しかった。
また彼とお話ができるんだ、また会えるんだ、という嬉しい思いが胸の中にあった。
青)『おん、またな。ニコッ』
その言葉に俺も笑顔で返す。
そして彼は後ろを向き、来た道を帰っていった。
青)『楽しかったな..、また会えるのか、』
俺は嬉しい気持ちをあまり表に出さずに、この綺麗な星空の下を後にした。
青)『ん~~…』
俺は背筋を真っ直ぐに伸ばし、手を上に突き上げた。
いつも通り俺は星空の下にいる。いつもと変わらない星の位置。時間が経つにつれ場所は変わるが、それぞれの星の距離、位置は変わらない。そんな星が俺は大好き。
…まぁ彼には叶わないけどな、笑
水)『あ、いふく~んっ!!』
あの日から彼とほぼ毎日この星空の下に集まっている。連絡先は交換したが、あまり連絡はとらない、でも時間帯はだいたい分かっている。
そして、初対面のときより少し明るくなった彼が走って、満面の笑みで俺のところに来た。
青)『ぁ、ほとけやん、笑』
水)『今日いつもより早くない?笑』
青)『いつもと変わらんよ、笑』
水)『そ、笑』
いつものように彼と会話を交わす。
でも今日はなんか雰囲気がいつもと違う。
いつもは明るくて、ふわふわした雰囲気。でも今日は何かが違う。なんやろ、?
少し疑問に思いながら、会話をしていた。
そして、いつもなら彼が帰ろうとする時間。
でも今日は帰る気配が全くない。携帯を確認しようともしない。いつもなら携帯を持ってきているのに、今日は携帯を持ってきていないんじゃないかくらい、
青)…今日は帰らなくていいん、?もうこんな時間やけど、
と、俺は携帯を見ながらそう言う。でも彼は…星空を見上げたまま、
水)『…今日、好きな人にここで告白しようと思ったんだけど携帯忘れちゃった、笑』
…好きな人、?…そうなんや、ほとけって好きな人いたんや、まぁそうよな、会話を交わしているとはいえ、ほとけの事情なんてほとんど知らない。
告白しようとしてたんや、ほとけは”この星空の下にいると必ず幸福が訪れると言われている。”っていう噂を信じてたんや。LINEで告白しようとしてたんやな。
青)また明日でええんちゃうん、?
水)『いや、今が良かったんだよね、笑』
青)『なんでなん、?』
水)『…なんとなく、?』
青)『なんやそれ、笑』
少し雰囲気が和らいだ気がした。
水)『携帯忘れたし、直接今言おっかな~って思って、笑』
彼は不思議なことを言った。直接..、?ここにいなのに直接言うなんて不可能。…それとも大声で叫ぶとか、?そんな馬鹿なことはせんやろ。
直接言うってなんやろ、
水)『いふくん、』
先程まで星空を見上げながら笑みを浮かべていた君がこちらをむいて綺麗な水色の瞳を俺に向けてきた。
真剣な顔。いつもはすこしヘラヘラしているけどちょっとちがう。大人の顔。
青)『ん、どしたん、?』
俺も少し戸惑うが恥ずかしがりながら彼と目線を合わせて、向かい合った。
水)『僕さ…、』
青『、おん…、』
沈黙が続く。…そして、俺がゆっくりでいいよと言おうとし、口を開けようとした時…、
水)『いふくんのことが好きです。』
水)『こんな僕で良かったら付き合ってくれませんか?』
真剣な顔をして俺にそう言った。
…携帯を忘れたなんて嘘だって気づいた。
俺に直接そう言おうとしてたんやろうな。
嬉しかったで。
星空の下で。
❦ℯꫛᎴ❧
コメント
2件
え??ん??これは付き合った、、よね?!?!