私が目を覚ます時には既に知らない部屋に居た
A「此処は一体…?」
御丁寧にベッドにまで寝かされている
「知りたいですか?」
不意に何処からか声がした
A「ッ!?その声…ッ!フョードルドストエフスキーか、!?」
ドス「お早う御座います、ポートマフィアのA(エース)さん、」
何故此処にドストエフスキーが!?
ドス「何故…?という顔をしていますが…まさか覚えていないのですか?」
A「?…何がだ、?」
ドス「貴方は僕との賭けに負けたのです」
A「ッ!そうだ…確か私は異能力から逃れようと首を絞めた筈だ…」
ドス「そうですね、ですがその異能力は僕が流したデマです」
A「ッ何だと!?だが今、私は無事で…ッ」
ドス「貴方に死んで貰う訳にはいかないのでね」
ドス「意識が無くなった瞬間に助けました」
…と言うことはドストエフスキーにはまだ隠された異能力があると言うのか、?
A「其れでは本当の異能力とは何なんだ…?」
ドス「まだ秘密です」
秘密…か、
ドストエフスキーには秘密が多すぎる
ドス「其れより今日から貴方は天人の五衰に加入するのです」
ドス「先ずは貴方の新たな仲間を紹介しましょうか」
A「…え?」
天人の五衰に私が加入…?
A「ちょッどういう!?」
ドス「取り敢えず着いて来て下さい」
そう言うとドストエフスキーは私の手首を掴んで私をリードする
何だかこの感じが私は恥ずかしく思えた
ドス「ゴーゴリさん、居ますか?」
「居るよ、一寸待ってね~」
ドストエフスキーが声を掛けると部屋の中から声が聞こえた
多分彼がドストエフスキーの言う仲間なのだろう、
「どうしたんだいドス君?」
ひょこっと顔を覗かせた彼は道化師の様な外套を来たスタイルの良い男の様だった
ドス「嗚呼、少し紹介しようと思いまして、」
ドス「新しいメンバーのA(エース)さんです」
A「どッどうも…?」
「ふーん、…ドス君のお気に入りってことね、良いんじゃない?」
私がお気に入り、?何を言っているんだ、?
A「あの…えっと、?」
ドス「嗚呼、すいません。Aさん」
ドス「ゴーゴリさん、自己紹介して下さい」
「はーい、僕の名前はニコライ・ゴーゴリ」
ニコライ「ドス君からはゴーゴリって呼ばれてるよ~!」
A「はぁ…宜しく、?」
ニコライ「ふふ(笑)そして僕は道化師とも呼ばれている、」
ニコライ「手品、見せてあげようか?」
A「出来るならやって見せて呉れないか、?」
ニコライ「うん!いーよ!」
ニコライ「じゃあ、!此処に実験台としてドス君が居まーす!」
ドス「おや、僕が実験台ですか」
ニコライ「そしてそして~!ドス君を箱の中へと入れちゃって!南京錠を着けちゃう!」
A「!、其れでは外の奴が開けない限り一生出られないのでは?」
ニコライ「ふふふ~そうだね~♪でもこの箱に~拳銃をばばばーん!」
バンッバンッバァンッ
大きな破裂音が辺りに響き渡る
A「ッドストエフスキー!?」
有り得ない…仲間が入っている箱を打つなんて…
ニコライ「でもでも~?ドス君は君の後ろ…☆」
「こんにちは、Aさん」
ポンと肩に誰かの手が置かれた
声的にも其れはドストエフスキーだった
有り得ない所からドストエフスキーの声がした為私は驚きを隠しきれなかった
A「え…え、?」
状況的にはドストエフスキーは私の背後に不意に現れたのだ
凄い…正にトリッキーなマジックショーだった
此れがドストエフスキーの仲間…私と格が違うと思い知らされる、
ドス「ゴーゴリさんの異能力は外套」
ドス「物質移動系の異能力者です」
ニコライ「宜しくねっ☆」
A「嗚呼…宜しく、?」
物質移動系…!?異能力が判ってもトリックが判らないのは何故だ…?
ドス「本当はもう1・2人居るのですが…今は用事の為不在です」
ニコライ「シグマ君はカジノにどっぷりだもんね~(笑)」
カジノ…?と言うことはドストエフスキーの様に賭けを好む人なのか、?
A「その…シグマと言う人も異能力の持ち主なのか、?」
ニコライ「ん~丁度君みたいにヘタレな一般人!」
私みたいな…?こんな規格外の奴等と組んでいる一般人が居ると言うのか
A「其奴は凄いな…」
ニコライ「ふふふ~(笑)そうだよね~♪」
ニコライは何故だかルンルンでそう答える
A「…其れで、あと一人と言うのは、?」
ドス「単刀直入に言うと二人と言うのはシグマさんと猟犬の隊長殿の事ですよ」
猟犬…?
A「猟犬って、!?あの猟犬か!?」
特殊な身体実験を施したあの人外な戦闘力を持つと言われるあの組織…の隊長、!?
A「あの福地桜痴の事を言っているのか!?」
ドス「ええ、そうですよ」
A「凄い奴と組んでいるのだな…」
ドス「ええ、まあ僕達の夢を叶えるには其れぐらいの戦力は必要ですから」
A「天人の五衰の夢…?」
ドストエフスキーやニコライ達、天人の五衰の夢…?
一体どんな膨大な夢なのだろうか、?
ドス「私達の夢とは____
“世界征服”
ドス「世界征服をすれば僕の異能力者が居ない世界も実現が可能」
ニコライ「僕は親友の創る世界を一番側で見たいのが夢!」
ドス「福地殿は矢張り世界平和…なのでしょうね」
A「…そうなのか、」
皆、色々夢があって此処に立って居るのか
僕は一体どんな夢を抱え、フョードルの隣に立てば良い?
ドス「別に、無理に作ろうとしないで良いのですよ?」
A「嗚呼…そうだな」
私は…何れ世界征服をするこの組織に何も野望も無く、居ても良いのだろうか、?
判らない、
私は何の為、誰の為にドストエフスキーの隣に立てば良いのだろう?
続__
後書き
眠い、兎に角眠い
雑過ぎる
ノベル書くの早いから1日一つ投稿出来そうな勢い
全く終わりが見えないドスA…()
其れでは、ばいちゃわん
コメント
2件
最高っす🥺🥺🥺一日2話ってだけでも最高なのに😇腕ぶおんぶおん振り回して喜びます💪( ᐛ💪 ウデェ