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私は今鬼に追われている。鬼ごっこの鬼じゃない。本物の鬼だ。本物の金棒を持っていて、逃げないと死ぬ。まさにこれは命がけの鬼ごっこ。本当にやばいゲームなのだ。「もう無理…倒れそう…」こうなった状態を見て楽しむ変な司会者のせいでこんなゲームが始まった。「さぁ。生き残るのはだれかな…」
命を懸けた鬼ごっこ
最終話(第10話) 命を懸けた鬼ごっこ
こんにちは!陽星です✨最終話です✨ゲームはこの話で完結ですかね✨楽しんで読んで下さい✨今回は日常を生きている人が主人公です!それでは行きましょう!
✨スタート✨
※ここからが本編です
朝、目が覚めると明るい日差しが部屋の中に入ってくる。「はやく起きな!遅刻するよ!」お母さんに言われ、しぶしぶ起き上がり、カーテンを開ける。いつもどうりの日常。いつもどおりの明るい朝日。日光を少し浴びると、着替えて、一階に降りる。「ふわぁ…眠いなぁ…」朝ごはんが用意されている机に座る。今日もお父さんははやくに仕事に行ったようだ。私はゆっくりとご飯を食べる。お母さんが机に座り、ニュースをつける。『次のニュースです。80人を無理やり連れ去り、捕まれば金棒でつぶされ殺されるというゲームを強行し、全員を殺したという事件がありました。』私は聞きながら食べる。『警察によると、鬼が金棒を持って追いかけている様子が、監視カメラに残っていたとのことです。』『これを行った犯人はプレイヤーにステージに連れてこられ、自分が作った鬼に殺されたようです。これも監視カメラに残っていた映像のようです。』『もう二度とこんなことが起こってほしくないですね。皆さんの協力をお願いします。』『次のニュースです。----』私はご飯を食べ終わった。「ごちそうさま。」私はそう言い、学校のカバンを持ち靴を履き始める。そうしているとお母さんがやってくる。「いってらっしゃい。気を付けてね。」お母さんは優しくそう言ってくれた。「うん!行ってきます!」私の声は家中に響いた。家から出て、歩き出すといつもより足取りが軽く感じた。「今日も頑張るぞ!」明るくそう宣言し学校へと向かう。『速報です。人を殺す鬼ごっこ事件で人を殺した鬼が、一体脱走したとのことです。皆さん気を付けてください。発見したらすぐに警察に通報をしてください。懸賞金は1000万円とのことです。』こんな速報があることも知らず、私のいつもどおりの日常が始まっていく。
いつもどおりの日常が続くのは当たり前じゃない。ある日空き巣に入られるかもしれない。ある日急にいじめられるかもしれない。ある日大切な人がなくなってしまうかもしれない。そんな中、当たり前が当たり前なのはすごいこと。当たり前じゃない。今の日常、当たり前が当たり前に続くことを感謝しながら生きて生きたい。
命を懸けた鬼ごっこ 全10話
~Fin~