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先輩とオレだけの約束

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先輩とオレだけの約束

19 - 第17話 後輩という名のライバル

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2024年12月31日

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🌟「……」

☕️「ど、どうしたんですか!?司先輩!?」

🥞「しらね、急にしょぼくれた」

☕️「彰人が何かしたんではないだろうな、」

🥞「してねぇよ。」


胸の辺りが痛い。不思議で仕方ない。どうしてだ。何も無いはずなのに。痛くて、。


🥞「大丈夫か?ただの友達か、何か知らねぇが」

🌟「う”ぅ”ぅ”」

🥞「ぷっ笑笑」

☕️「ど、どこか悪いんですか!?」

🌟「あ、いや…」

🥞「神代センパイの友達ですもんねぇ笑」

🌟「し、東雲ッッ!」

🥞「へいへい笑笑笑笑」


からかわれると腹立つが何も言えない。事実で否定できないからだ。


☕️「神代さん?彰人がよく一緒にいた人か?」

🥞「は、へ!?///」

🌟「そ、そうなのかぁ(泣)」

🥞「おい、くんな!!」


泣きわめきたい。後輩の方が上だって言うのか。


🥞「だからッッ、」

「あれ、しーののめくーん」

🥞「は、」

「やっほー、」

🌟「な、」


この声はッッ、。今1番会いたくないやつに会ってしまった、。


「お前はー、昨日会った人だね。あれから大丈夫だった?笑」

🌟「チッッ、」

🥞「てめぇッッ」

「おっと、おっと、やめなよ。神代だろ?」


寺田瑠衣奈だ。この狂気狂った焦点に行動。奴しかいないに決まってる。


「はいはい笑、ありがとね。負け犬さん笑」

🥞「あ”?握りつぶされてぇのか」

🌟「冬弥、トイレに行っといてくれないか」

☕️「え、あ、はい。」

「ダメダメ、みんなでお話でしょ?しかも君、Subじゃん笑」

☕️「ッッ、」

🌟「やめてくれ、コイツは関係ない」

「あっそ、まぁいいや。神代にしか興味ないし。」

🌟「お前はどうしてそんなに神代先輩に執着するんだッッ!はっきり言って気持ち悪いぞッッ!!」


冬弥を誘導して、トイレに逃げてもらう。下手したら血が飛んでしまうから。


「お前らには関係ねぇだろ。俺の神代なんだから。」

🌟「お前のでもなんでもない。そもそも、先輩は先輩のものだろッッ!!!」

「知んねぇーの?俺とアイツの関係、肉体関係的な??笑」

🌟「は?」


に、にくたいかんけ、い、、?


「そんな絶望すんなって、嘘の可能性もあるだろ?本人に聞いてこい」

🥞「チッッッ」

「真に受けるなんて馬鹿だねぇ、」

🌟「ッッ、!」


飛びかかり、拳を振りかざす。コイツだけはコイツだけは絶対に許さない。先輩をあんなことにさせておいて、なぜのうのうと生きてられるッッ!!


「おっと、手を出したら分かってる?神代の病院に突っ込んじゃおっかなぁ?笑」

🌟「そんなことッッ、」

「だって、俺財閥の子供だよ?刃向かったらどうなるかぐらい分かるだろ?脳なしが笑笑笑笑笑笑笑笑」


腹立たしい腹立たしい腹立たしい腹立たしい腹立たしい腹立たしい腹立たしい腹立たしい

殴ってぶっ殺したい。


🥞「天馬センパイ、コイツやりましょうよ」

🌟「そうだな、東雲」


こういう時に限って気が合うんだよな、こういうタイプは、さ。


「お前ら分かってんのか笑」

🌟「あぁ、分かっているとも。」

「なら…」

🌟「今週の土曜日。神高の空き教室にきてくれ。」

🥞「え、いや、ちょ、」

🌟「学校は侵入してくりなり何なりするがいい」

「いいのかぁ?そんなことして笑」

🌟「お前の方が不法侵入だろ。放課後、他校生がくるなど」


土曜日。この日に全てがかかってる。情報を集めに集めたものを全て吐き出し、恨みを晴らすんだ。


「まぁ、いいぞ。暇だし。退屈しなくてすむじゃーん笑笑」

🌟「笑っていられるのも今のうちだけどな」

「じゃーなー」


憎たらしいがここでは殴ったりするべきじゃない。徹底的に潰すのだ。二度と這い上がれないように、な?


🥞「おいおい、土曜日ってどういうことだ。今ここで殴れば早くッッ、」

🌟「それだったら神代先輩に影響がいく。それだけは避けたい。徹底的にするんだ。」

🥞「な、お前、そこまで考えてるのか、」

🌟「東雲より1つ上だからな」

🥞「え、上なのか。冬弥のノリかと思ってた」

🌟「冬弥がノリで言うとでも??」


流石に同い年には見えなく無いか、


🥞「身長小せぇからてっきり…」

🌟「は?身長で決めない方がいいぞ」

🥞「はいはい、つかさせんぱーい」

🌟「馬鹿にしてるだろ!彰人!」

🥞「ははは笑」


身長に関しては置いといて、オレの方が絶対に先輩だッッ!!


🥞「って、あれ?冬弥は?」

🌟「トイレではないのか?オレが行くように言っといたが…」

🥞「っ!まずい、」


彰人が急に走り出す。何がそんなにまずいんだろうか。気になりついて行くことにした。



🌟「なにがそんなにまずいんだ?」

🥞「冬弥はSubだ。何かあってからじゃ、」


トイレに駆け込むと誰もいない。


🥞「どこだッッ、」

🌟「いない、が」

🥞「チッッ」

🌟「彰人にとって冬弥はなんなんだ?」

🥞「相棒だ。オレの大切な。」

🌟「好き、か?」

🥞「あぁ、なんですか、急に。」

🌟「け、敬語っ!?」

🥞「一応センパイなんでね」


好き。それはきっと友達としての。


🌟「じゃあ、神代先輩は…、」

☕️「あき、と、」


扉の個室がゆっくりと開かれる。


🥞「冬弥ッッ!!大丈夫かッッ!?」

☕️「す、すまない、少しめまいがして」


壁になんかかり、焦点が合わない。体調不良?いやいや、今までは普通だった。ならば考えられるのは…、


🌟「欲求…不満、」

🥞「は?なんだそれ、」


明らかに神代先輩と様子が似ている。


🌟「…Playしたのはいつだ?」

☕️「わ、わかんないです、。」

🌟「やはり、か。」

🥞「な、何が起きてるんです?」

🌟「彰人、Commandを出してやってくれ」

🥞「は!?今すぐにですか、」

🌟「む、褒めるだけでも良いが相棒なのだろう?」

🥞「そ、そうだが…」


ポケットを漁り、薬を探す。確か、先輩のものが…、


🌟「なにかあるのか?」

🥞「いや、」

🌟「嫌ならいい。薬があるからな。」


たまたま回収していた抑制剤。少し強いが今の症状的に大丈夫だろう。


🌟「冬弥、飲め」

☕️「へ、あ、はい、」


Commandを出すことなんて簡単だろう?なにか理由でもあるのか、?


🥞「すみません、オレ決めた人にしか出せなくて、」

🌟「どういう意味だ?」

🥞「合う、合わないがあるんです。冬弥にも1回出してみたんですが、吐き気がすごくって。」

🌟「そんなことあるのか!?」

🥞「神代センパイはそんなことなかったんすけど…」

🌟「はぁぁぁ!?!?!?!?!?」

🥞「うるさっっっっ!」


か、か、神代先輩にっ!?う、嘘だろ。ぜ、絶対に妄想かなにかだ!


🌟「そ、そんなこと言ってなかったが!?」

🥞「センパイ、覚えてなくて当然っすよ。フラフラでしたし。すぐ眠ってしまったし。」

🌟「は、え、は、?????」

🥞「同様しないでくださいよ笑」


後輩だというのに負けた気分だ。お、覚えてないなんてあるか??寧々などにCommandを出してもらっていたと聞いたが、まさか彰人にまでッッ、、


🥞「可愛かったですよ、すごく」

🌟「くううううううう」


気分だだ下がりだ。


🥞「おもろいな司センパイ笑、オレの方が優勢ですね笑笑」

🌟「そ、そんなことはないぞッッ!オレだって約束したんだッッ!」

🥞「何をです?」


昨日あったことがフラッシュバックする

“君の好きなようにして、”

乱れた髪に真っ赤な顔。目元は涙目だった。


🥞「あれ、聞いてます?センパイ?」

🌟「は、へ、は、へ、……///」

🥞「はぁ!?倒れないでくださいよッッ!」


流石にキャパオーバーだ。

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