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ちゃ
結局、買ってもらってしまった。
勇斗は嬉しそうな顔で小さな紙袋を俺に差し出した。勇斗が俺のために選んでくれたキーホルダーを、俺はまだ見れてない。
勇斗 『はい、仁人!』
仁人 「ありがとう、勇斗」
紙袋を開けて中のキーホルダーを見る。
仁人 !
「ぇ、かわいい」
勇斗 『でしょ?!』
レゴで出来てるパイナップルの着ぐるみを着た人のキーホルダー。
勇斗 『仁人は黄色っぽいなって思ってさー』
『俺はピンク!!』
勇斗の手元を見ると鮮やかなピンク色の服を着たピエロのキーホルダー。
仁人 「俺黄色好きなんだよね」
今手元にある勇斗が選んでくれたキーホルダー。大切に握ってカバンにしまった。
勇斗 『柔太朗の家なら、あれだな 』
勇斗が指さした家は昨日見た、俺の今の帰宅場所。
仁人 「ありがと勇斗、俺まだ迷いそうで…」
勇斗 『ぜーんぜん!』
『仁人と一緒に帰れて幸せだし♡』
仁人 「笑笑」
勇斗 『じゃあまたあしたな!』
勇斗は俺に抱きついて俺を抱き上げた。
仁人 「ぇっ、」
その瞬間俺の体を抱きしめたままぐるぐると回転しだした。
勇斗 『はー!』
『仁人、いい匂いするっ』
仁人 ビクッ
俺の耳元でそう言うと俺を優しく降ろしてくれた。
勇斗 『じゃあまたあした!』
『じーんとっ♡』
仁人 「ま、また明日、!」
家に入るとホストマザーが食事の用意をしていた。
m 『仁人!おかえり!』
仁人 「た、ただいまです、!」
m 『なんか柔太朗が仁人の帰り待ってたわよー!』
『部屋行ってあげてー』
仁人 「ぇ、、?あ、はいっ」
柔太朗君が俺の帰り待ってた、?
なんだろう、
階段を上がって自室の隣の部屋にある柔太朗君の部屋の前に着いた。
なぜか緊張してしまう。
思い出してしまう、お昼のことを。
昨夜の事を。
咄嗟に自分の口元に触れる。
じわじわと耳が熱くなってくる。
仁人 「やっば、」
さっきまで外にいたんだ、冷たいはずの手で耳を抑える。
少しずつだけど、冷めてきた。
深呼吸をして、ノックをした。
扉が開いた。
仁人 「柔太朗、君?」
柔太朗 『…仁ちゃん?』
『おかえり』
なんだ、ホッとした。
ぇ?ホッとした?
何に?俺、別に柔太朗君に何か悪いことした訳じゃないし…。
仁人 「ただいま」
「柔太朗君、何か俺に話しあったの?」
柔太朗君の部屋に入って床に座る。
初めて彼の部屋に入った。
シンプルな部屋であまり俺の部屋と変わらない。ポスターとかもないし、無機質な部屋ってかんじ。
柔太朗 『…遅かったね』
仁人 「ぁ、うん、勇斗とちょっと────」
柔太朗 『なんでさ』
『勇ちゃんのことは呼び捨てなのに俺のことは君って呼ぶの?』
『俺の方が仁ちゃんと長い時間一緒に居るのに。』
仁人 !
ぇ、なにこれ、え
「ぁ、え、じゃあ」
柔太朗 『柔太朗って呼んで。』
『じゅうでも良い。』
仁人 「ぇ、じゃあ」
「柔太朗、?」
床に座る俺とベッドの縁に座ってる柔太朗。
自然と上目遣いになってしまった。
柔太朗 『…!』
柔太朗の顔が少し赤くなった。
仁人 「だ、大丈夫?!」
「熱あるんじゃっ、」
柔太朗 『大丈夫』
『ちょっと、..あっただけ。』
仁人 「ほんとに、?」
「無理はしないでね、」
「そうだ、勇斗にこれ買ってもらったんだ」
俺はポッケから勇斗に買ってもらったキーホルダーを出した。
柔太朗 『…れご?』
仁人 「そう!」
「俺黄色好きだから、嬉しい、笑」
柔太朗 『勇ちゃんは?』
仁人 「ぇ?」
柔太朗 『勇ちゃんは買ったの?』
『それとも仁ちゃんだけ?』
仁人 「ぁ、勇斗もピンクのピエロ?みたいなやつ買ってたよ」
柔太朗 『…』
『まだそれ種類あった?』
仁人 「うん、確か。」
「緑、青…白、黒、赤…オレンジ?」
柔太朗 『… 』
『仁ちゃん、ちょっと出よ』
仁人 「え??」
柔太朗 『大丈夫、夜ご飯には間に合うよ』
仁人 「ぁ、え、わかったっ」
気づいたらさっきのショッピングモールに着いてた。
柔太朗 『じゃあ、そのレゴ買ったお店連れてって』
仁人 「わかった、?」
柔太朗 『へー、確かに。かわいい』
仁人 「でしょ!」
「でも、どうしたの?急に出かけるなんて、」
柔太朗 『…』
『ちょっとね…』
仁人 ?
俺はインターホンを鳴らした。
太智 『んー誰ー?』
『なんも頼んでへんでー?』
『…柔太朗に仁人?』
『どしたん!』
柔太朗 『太ちゃん、これあげる。』
太智 『ぇ、あ、ありがとう、?』
『なんや!これ!』
柔太朗 『俺らと勇ちゃんとお揃いだよ』
太智 『うぉーかわええなあ!』
太智君が袋から出したものは水色のイルカの着ぐるみを着ているレゴの人のキーホルダー。
太智 『ありがとう!』
『スクバ付けな!』
柔太朗 『じゃあ俺ら次舜太だから』
『また明日ねー』
太智 『おん!ありがとう!』
『気をつけるんやで!』
『仁人もまたあしたな!』
仁人 「うん、またあした」
柔太朗 『仁ちゃん』
呼ばれた方を向くと手招きしてる柔太朗が居た。
その方に進むと腰に手を添えられた。
仁人 「あぇっ、」
柔太朗 『仁ちゃん、』
『かわいっ』
仁人 「ぇ、あっ」
「早く行くよっ、!」
多分今、俺、顔赤い。
舜太 『ぉえー、柔ちゃんに仁ちゃん!』
『珍しいなーどしたん?』
家に帰るとメガネになるのかな、メガネ付けると更に頭良さそう。
柔太朗 『これ、勇ちゃんと俺らとお揃い。』
舜太 『おそろい?』
紙袋を開けて中身を見る。
舜太 『ぇー!!』
『可愛ええ!!!』
舜太君のは赤いハートのデザインの入ったシャツを着てるレゴの人のキーホルダー。
舜太 『ハートやな♡』
そう言うと俺に指ハートをして綺麗な笑顔を向けてくれた舜太君。
かっこいい、
舜太 『みんなのはどんなやつなん?』
柔太朗 『太ちゃんがイルカのやつ、仁ちゃんがパイナップル、勇ちゃんが…』
仁人 「ピエロ、ピンクの!」
舜太 『勇ちゃんらしいなー笑』
『柔ちゃんは?』
柔太朗 『おれはガイコツ』
そう言うとポッケからレゴのキーホルダーが付いてる鍵を取り出した。
舜太 『ガイコツもかわええなあ!』
『ええなーみんなでお揃いか!』
柔太朗 『うん…そうだね』
『舜太勉強中だったでしょ、ごめん邪魔して。』
舜太 『ええねん!ちょうど休憩しようと思ってたところやし!』
『可愛い物貰ったし、かわいい仁ちゃんに会えたし!』
仁人 「ぇっ、」
舜太 『またあした、バスで会おな?』
そう言うと、舜太君は俺の頭を優しく撫でて家に戻って行った。
柔太朗 (勇ちゃん、お揃いじゃ…無くなっちゃったね、笑)
なんかさんぱち要素多いですね仁人君愛されにしたいのに><
没です多分消しちゃいます( > <; )
コメント
7件

コメント失礼します、、作品良すぎます( ノ ̫<。 )ストーリーとか雰囲気とかめちゃタイプです笑じんとクンの愛され大好きです笑次回も楽しみにしてます꒰ᐡඉ ඉ꒱
えー今回も天才すぎます> ̫< ♡

あーなんだ通知が来たと思ったらただの天才でした