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優「雨急に降ってきたね」

和馬「これ帰れないなー」

優「…そういえば昨日ぐっすりだったねw」

和馬「別に疲れてたわけでもないんだけどな」

和馬「つーか起こしてくれてもいいだろ」

優「だって……そういえば昨日心さんもいたよね」

和馬「あー、なんかよく分かんないけどいたな」

和馬「……なんか心さんが近くにいるといつも能力が発動してる気がする」

優「心さんが嘘ついてるかもって事?」

和馬「でも憶測だぞ?」

優「でも和馬の能力外れた事ないじゃん」

和馬「そうだけど…」

優「あ、迎え来たって」

優「ほんとに乗ってかなくていいの?」

和馬「俺も呼んでるし、大丈夫だよ」

優「嘘だ、これから呼ぶくせにw」

優「嘘はわかるのに、嘘はつけないんだね」

和馬「うるさいなー、じゃあな」

優「うん、バイバイ」

和馬「どうするか。家に誰もいないんだよなー」

和馬「優の家と俺んち、真逆だからなー」

和馬「駅まで走れば大丈夫か?」

心「無理でしょ」

和馬「お?、おう…」

和馬(よく会うな)

和馬(昨日と雰囲気違う…?)

心「うちの傘使っていいから帰って」

和馬「どういう事…ですか?」

心「そのまんまの意味なんだけど」

和馬(能力は発動してない、からこれは本心なんだ)

和馬(嘘はついてない)

和馬「じゃあ使わせていただきます」

和馬(教室の外に出たはいいけどほんとに使っていいのか?)

和馬(心さん帰れなくないか?)

和馬(でも使っていいって言ってたし)

教室から微かに聞こえる鼻をすする音、絶え絶えしい呼吸に心さんが泣いてるのはすぐに分かった

和馬(……気にしたってどうもできない)

和馬(あの突き放すように言ったのは泣いてるところを見られたくないからで…)

和馬(ここで俺が教室に入ったってどうすることもできないのに)

気づけば俺は教室のドアを勢いよく開けていた

和馬(迷惑かもしれない、正直ウザいだろう)

でも……!

和馬「流石に放って置けない…です」


心が読める心さん

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