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どうぞっ!
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💜side
〇〇を知ろうとしたかったけど
あんな病気を持ってるなんて知らなくて
自分がもしかしたら〇〇に対して
失礼なことをさせてたんじゃないかって
心の中がぐるぐるごちゃごちゃになって
〇〇に合わせる顔が無くなった。
🩵「お~い?桜花~~」
💜「えっ、?ん?どうしたの?」
🩵「もう~、…駅前のパフェ食べいこって話!!」
💜「あ、あぁ…あそこね。行こうね。」
🩵「なんか最近変だよ?桜花」
💛「なんかずっ~~と空回りしてる感じ」
🩵「え分かる。それな???」
🩵「なんかあったの?」
💛「もしかして好きぴ???笑笑」
🩵「うわ、有り得る!!」
💜「え、あ、や、その~…、」
💛「図星すぎ…笑」
🩵「この胸きゅん先生が答えて上げよう~」
💜「はぁ、…笑」
💛「どーせ、桜花の事だから〇〇なんじゃないの?」
💜「なんで、それを?!」
🩵「声でかい、ばかばかばか」
💛「落ち着け、落ち着け…笑」
💛「どんだけ親友やってると思ってんの」
🩵「全部言ってみんかい!!」
💜「分かった…、!けど皆には内緒だよ?」
やっぱり持つのは親友だなって感じた日。
あの後私は〇〇に連絡してみることにした。
ーーー
〇〇side
筋萎縮性側索硬化症
私の体を蝕んでいく病気。
最初はまさか自分がと思ってたけど
もう運命には逆らえないんだとつくづく思う毎日。
👩🏻「新学期だし…、いい加減行ったら?」
〇〇「でも…、また、その……」
👩🏻「しないで後悔して後悔どっちがいいの?」
〇〇「分かった…行ってみる。」
👩🏻「さっすが~!!!私の子だわ~笑」
👩🏻「でも辛くなったら帰っておいで。」
このお母さんで良かったと思えた日。
またあの学校で良かったと思えた日。
〇〇「頑張れ…私。やれば出来る。」
教室のドアの前に立ち
勢いよくドアを開ける
ちょうどその時数学の授業が始まる前で
みんな私の方を見てきた。
汗が沢山出てきて
手が震えた。
この人達はあの人たちと一緒なのだろうか。
👨🏻🏫「えっと~席は桜花の隣だな。」
先生が指した席の隣には桜花という子がいて
とっても美しい人だった。
まさに桜の花のように綺麗で
優しさも兼ね備えている人。
私の鼓動が少し早くなった気がする。
そして桜花の隣の席に着く。
〇〇「私、〇〇。桜花よろしくね!!」
💜「うん!!よろしく!」
これが私たちの最初の会話。
私にも春が来たような気がする。
これが2年前の出来事。
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