君に贈るものは、“君が見える”ものを
<episode.1>
startです
登場人物 miya(高2)・wata(高2)
no side.
wata ) 涼太くんの事が好きです、!
)付き合ってください、!
miya ) はい..お願いします
wata ) え..?
miya ) ..ん?
wata ) いいの、?
miya ) お願いします
wata ) やった..! やった!ありがとう、!
) よ、よろしくお願いします
miya ) あ、呼び名、ってどうするの、?
) いつもは翔太くんって呼んでるけど..
wata ) くんは他人っぽいし、俺は涼太くんじゃなくて、涼太って呼ぶね?
) いいかな?
miya ) あっ、全然いいよ!
) むしろそっちの方が嬉しい!
) 俺も、翔太くんじゃなくて翔太って呼ぶね
wata ) ..明日から、お願いします
) あ、あと、聞きたいことがあるんだけど..
miya ) ん?聞きたいこと?
wata ) ほんとに、ひとつなんだけどッ、あ、ふたつだわ
) じゃあ、ひとつめ
) 手を繋いだり、ハグやきっ、キス..は、ありですか、!
miya ) ..それ、?笑
) はい、ありです
wata ) まだひとつめね?
) じゃあ..セ️〇クスは..?
miya ) セッ..!?ま、まぁ..適度に、なら..?
) いいんじゃないでしょうか!
wata ) やった、!よし、準備しとくわ
) あ、攻め..挿入れるのは俺ね?
miya ) 準備..するの、?
) わ、分かりましたッ、!
wata ) じゃあ、ふたつめ
) 束縛はされてもいいですか?
miya ) 俺は大丈夫だよ?
) むしろ、された方が愛されてるって感じるし
) 少しなら、重くてもいいかな..って感じかな?
wata ) え、束縛ありなの!?
) なんか嬉しいなぁ
wata・miya ) …………..
miya ) ..でもさ、なんで俺が..?
) 俺、男..だよ、?
wata ) 女が男かなんて関係ないッ、!
) 俺は、涼太が好きなの!
) せっかくOKしてくれたのに..だめだった?
miya ) いやッ、全然、!!
) なんか、男の俺でいいのかな~って思っただけで、!
) 翔太が告白してくれたのはすっごい嬉しいよ?
wata ) よかった~~!
) よし、帰ろっか
) 俺たち、家の方向も同じだから長く一緒に入れるね?
miya ) あ、!確かに、!
) やった..!なんか嬉しい
wata ) え、可愛いんですけど
) 帰ろ~
) あ、手、繋ご?
miya ) はい、
miyaとwataは手を繋いだ
お互いの手の熱さに顔も熱くなってくるような気がした
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高校生活2年目
大好きな人とのお付き合いが始まった
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その後、1カ月、2ヶ月、3ヶ月…と付き合って半年になるまで、記念日の度にデートをした
いつもいつも、お互いが最高に思うようなデートだった
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wataは、miyaに対しての独占欲が高まっていった
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7ヶ月目の記念日デートの日、wataはmiyaの家に行った
wata ) おじゃましま~す
付き合ってから、久しぶりのmiyaの家だった
miyaの家に行くのは、wataのひとつの計画だった
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miyaの部屋には、miyaのお気に入りの椅子があった
高さのちょうどいい、赤色の椅子
miyaの好きな色である赤は、miyaのイメージ通りの色の明るさ・深さだった
miyaの部屋は、wataと違ってとても綺麗で、よく整理整頓されていた
一目見るだけで、欲しいものがどこにあるか分かった
wataは、毎日自分の部屋を片付けて欲しいと思った
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2025/10/26㊐
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