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やぁ
このシリーズ独日より人気ないようで悲しいぜ
まぁ、続き書くけどね☆
では、いってらーー
🇯🇵☀️「…」
一人きりの病室、部屋のカーテンは閉まっていて月明かりすら差し込まない。
私が最後に声を出したのはいつだろう。
そうふと考えていると、あの時の記憶が蘇る。
🇯🇵☀️「…ッ…」
ベッドの手すりをぎゅっと掴み、布団を被る。
考えるのは辞めよう。
そんなことを思い出しても、不快になるだけだ。
ガラガラガラ〜…
🇺🇸「Goodmorning〜!日帝chan!」
俺がそういいドアを開けると、驚いた顔で見詰める。
朝ごはんを食べたばかりなのか、手をハンカチで拭いていた。
🇯🇵☀️「……?」
🇺🇸「日帝chanの言いたいこと当てようか?」
なんか今日来るの早くない?だろ?
🇯🇵☀️「……」コクン((頷
🇺🇸「HAHAHA!笑」
実は、今日は仕事が休みなんだぜ!
🇯🇵☀️「……」ニコッ
私は彼の笑顔が好きだ。
でも、その笑顔に応えきれないことが悔しい。
私の声を聞いたら、彼はどんな顔を見せてくれるんだろう。
きっと、こんなのへでもないぐらいに喜んでくれるのかな。
なぁなぁ!
🇺🇸「……ところでさ〜…日帝chanってさ、好きな物とかある?」
🇯🇵☀️「…」ピクッ
突然の質問、どう答えるべきなんだろう、
🇺🇸「ほれ。」ニコッ
そう言って私に紙とペンを差し出す。
とりあえず、正直に伝える事が彼の為だろうか…
🇯🇵☀️「………」
カッカッカッ…。
ペラッ
🇺🇸「……」
「好きが分からない。」
案の定、彼は戸惑った顔をした。
そうだよね、こんなの可笑しい。
嫌いばかり言われてきたから、好きなんて感情分かるわけない。
でも、彼にそんなこと書く必要なかったかもしれない、やはり訂正しよう。
そう思い、アメリカが手に取っている紙を取ろうと手を伸ばすが、その前にアメリカが声を上げる。
🇺🇸「……ん〜、好きっつーのはな〜」
🇯🇵☀️「……!、」ピタッ
言葉では表しずらいということなんだろう。
その後が詰まる。
…
🇺🇸「っそうだ!
なんか、 ビビっと来るんだぜ!」
🇯🇵☀️「…?」
🇺🇸「まぁ、日帝chanも何か好きになったら分かるんじゃないか?」ニコッ
カッカッカッ。
ペラッ
「アメリカは何が好き?」
🇺🇸「…!」
咄嗟に空気を変えようと雑に書いた紙を渡した。
驚いているのか、サングラスから覗くブルーの目は瞳孔が小さい。
🇺🇸「…ははッ笑」
実はな〜……
そう言いストンとベッドの横のパイプ椅子に座る。
俺は”好きな人”がいるんだ、だからその人からの物だったらなんでも好きだぜ…
🇯🇵☀️「…!!」
突然の彼の告発に空いた口が塞がらない。
好きな人、か。
アメリカは私が言うのもなんだけど顔も性格も良い方だと思う。
毎日、求愛されていそうな彼に、好きな人がいるとは。、
。
🇺🇸「そう、驚くなって」笑
なぁ、日帝chan、外。
🇯🇵☀️「…?」クルッ
彼が指を指す方向に窓を見る。
🇺🇸「あれ、知ってるか?」
“クリスマスツリー”って言うんだぜ。
🇯🇵☀️「…✨️」
まだ朝だからか、周りに溶け込んでいたが綺麗なツリーが飾られているのが目に入る。
鮮やかな飾りに周りとは頭1つ抜けて大きい。
何故気づかなかったんだろうか、今まで。
🇺🇸「あれさ、クリスマス当日になると光るんだよ。」
へぇ。という顔で彼に目をやる。
クリスマスツリー?を見つめる横顔は美しかった。
🇺🇸「でさ、お願いがあるんだ、日帝chan。」
🇯🇵☀️「……?」キョトン
🇺🇸「3日後のクリスマス。俺とクリスマスツリーを見ないか?勿論、光ってる所をだ。」
彼は、少し恥ずかしそうな、真剣な目で私を見る。
内心、嬉しい、ありがとうと言いたい。
答えは1つしかないだろう。
🇯🇵☀️「…笑」コクン((頷
🇺🇸「…!✨️ 」パァァ
約束だぞ…!当日、また来るからな、?!
見る見るうちに、先程までの恥ずかしそうな顔が晴れ嬉しげにはしゃぐ子供のような表情になった。
私も、せめてこんな心暖まる笑顔を彼に向けられたら、
🇺🇸「んじゃあ、じゃあな!」
朝からThanks!
🇯🇵☀️「…ニコッ」
👋フリフリ
ガラガラガラ…
🇺🇸「ふぅぅぅ…」
いつもの様に深呼吸して病棟を後にする。
外に出ると、屋内とは逆に寒い空気がいっきに押し寄せてくる。
俺は生憎防寒具を持っていないのもあって冬は苦手だ。
🇺🇸「…さっむッ…」ブルッ
足早に帰路に着く途中で、彼女の書いたことが過ぎる。
「好きが分からない。」
例えクリスマス、2人きりで予定が取れてもクリスマスプレゼントをあげても、
彼女は本当に心から笑えるだろうか?
…
いや、そんなこと考えていても仕方ないよな。
だって、日帝chanの育った家庭で、好きを学ぶことの方が難しかったはずだ、
🇺🇸「…ふんッ!!」バチッ
そう言い聞かせ、気治しに頬をビンタする。
前向きになれよ、アメリカ!!
そうだよ、こんな顔日帝chanに見せられないだろ?
閉店した店の黒いガラスが反射して、俺の顔が見える。
なんとも俺に似合わない顔だ、日帝chanに見せられる顔じゃない、こんな思い悩んだ顔見せられるかよ…!!
🇺🇸「…さぁ、早く帰ろう、!」
俺が、日帝chanに好きを教えてやるんだよ…!!
それが、俺に出来る努力だ!
はい、いかがでしたでしょうかーー
お腹すきました((黙れよ
では、さいなら〜