「私の手に触れたのは」
おじいちゃん家から戻り、春休みもあとわずかになったある日のこと。
あかねとランチをした後、カフェでお互いの春休みについて話をしていた。
あかねは旦那さんとバス旅行で日本一のジェットコースターのある遊園地に行ったらしく、聞いていると「いいなぁ!」と羨ましくなってくる。
「そうだったんだ! 楽しそう」
「楽しかったよー!美穂(みほ)とも旅行行けたらいいね」
「うん、卒業旅行とかかなぁ」
和気あいあいと話していると、私のスマホにメッセージが届いた。
見れば 晴(はる)さんからで、面談が一件キャンセルになったらしく、まだ外にいるなら会えないか、というものだった。
(晴さん……!)
私が今日あかねと遊ぶことは伝えていたから、文面を見た瞬間、心が躍った。
あかねは元々夕方までしか遊べない約束だったから、それを伝えると「よかったね」と喜んでくれた。
私******************
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