テラーノベル
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「は?ってお前作り笑いしてるやん」
俺はとっさに笑顔を作った
「そんなことないよ」
「俺の前では作り笑いすんなや」
「ごめん、癖で」
「嘘もなしお前感情ないだろ」
そう俺には感情がない
「そうだよ…」
「それより、いいの?悪いの?」
「いいよ、断る理由がないし」
いやとも思わない、いや思えない
「その代わりに条件」
「なんだよ」
「一緒に文化祭回ってくんない?」
「ええよ」
俺なんか興奮してるな
この人となら感情を思い出せるそう思えたからかな?
「話しは聞かせて貰ったぞ!」
「なんだ、まぜ太か」
「それより青伊ちぐさ、お前ならぷーのすけの感情を思い出させることが出来るかもしれない!」
「ぷーのすけ!」
「うるさい」
仲良さそうだな
良いな、俺とは真反対だ
「それより!笑顔の作り方教えて」
「うん、目を閉じて」
「はい、」
「そのまま口角を上げて」
「どう?」
「「ウッ」」
かっこいい
俺は今までこんなこと考えたことなかった
「え?なんで?」
「ぷーのすけ〜」ギュ
「あっきぃずる!」ギュ
「むっ」
何この気持ち
俺もしかして……
「このさいだからちぐちゃんって呼ばせてもらうね、ちぐちゃん嫉妬してる?」
「へ?」
「な訳ないやん。ちぐ感情ないんよ」
「でも〜ぷーのすけのおかげで思い出したりして〜」
「ぷりっつくん君はなんで笑いたいの?」
「文化祭でロミオット役するから」
「俺ジュリエットだよ」
「ちぐちゃん、女だったの?」
「違う違う、なんか勝手に」
「ちぐかわええもんな」
やめてよ、期待してしまう
勘違いしてしまう
もしかしたら俺のことが好きなのかもって
そんな訳ないのに
「じゃあもう1個条件追加」
「何?」
「俺と一緒に学芸練習して」
「もちろん!」ニコッ
「ウッ」
俺には分かる今の笑顔は心の底からの笑顔だって
「ちぐもぷーのすけのかっこよさに気づいたか!」
「やめろって///」
「やっぱりぷーのすけは可愛くない?」
「いやかっこいい」
「いやいや、可愛いよ!」
「俺はどっちでもない!」
「あはっあははっ」
なぜだかこの人達といると楽しいな
「ちぐ\ちぐちゃん今笑った?」
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