今日も、嘘をつく。
俺はあいつを幸せにできないから、
俺は嫌いって嘘をつく。
どうでもいいって嘘をつく。
アイツは他の人と幸せになってほしい
、、大好きだからこそ、幸せになってほしい。
赤「せんぱぁいっ、!!」
今日も、彼を探して走り出す。
桃「わ、、また来たの…」
いつも呆れる顔をされるけど、
反応してくれるだけで嬉しいんだっ、!
赤「先輩のことずっと探してたんです〜、(拗」
「んね、せんぱい、?今日も書いたんです!」
ラブレターを毎日書いて、毎日彼に渡す。
桃「読まねえよ、」
赤「む、、俺諦めませんから…!」
これで告白34回め…、
今回も失敗かぁ〜、、
青「よくそんな頑張れるね、」
赤「へへ、先輩は俺のことが好きなんだよ!」
青「どこからの自信…笑」
赤「、だって、そう思っとかないと、、メンタル、なくなる し…」
青「、、」
桃「ここは√を使って…」
赤「…せんぱぃ、√ってなに、?」
我儘を聞いてもらって、
いつも勉強を教えてもらう。
まあ、彼の顔と声が聞きたいだけ。
桃「、は?」
赤「ひぇ、…こっわ」
…俺が桃くんを好きになったのは、
あの日の出来事がきっかけ。
赤「、、ぇ、ぁごめ、なさっ…」
青ちゃんと衝突した日。
青「はぁ、、もういい、消えてくんない?
もう顔もみたくないんだけど、」
赤「っ、、ごめ、ごめ、ん、ね、!」
南校舎裏〜
赤「ん、ぅ’っ、ぐすっ、、(泣爪根噛」
桃「うわ、痛そ…」
赤「、っ、?!、だれ…、」
桃色の髪をした青年が、ひょこっと顔を出した。
桃「めっちゃ目立ってたよ喧嘩、」
赤「、、うるさかった、?…」
青色の目がすごく綺麗で、見惚れた。
桃「めっちゃうるさかった、」
赤「、、ごめん、(拗」
桃「てか、お前それ癖?」
赤「ん、ぇ、なにが、、」
桃「それ、爪絶対痛いだろ」
赤「ん、、泣いてただけ、」
桃「俺、桃お前は?」
赤「赤…、、」
桃「あ、俺先輩だから、敬語よろしく」
赤「ひぇ、っ、せんぱぃ、?!」
桃「アイツも気にしてんじゃねーの?」
赤「そ、、かな、笑」
青ちゃんはきっぱりしてるから、、
一度離れたら、縁を取り戻さない気がする。
桃「…そんなんで縁切れるなら、親友やめろ」
赤「、、やだよっ…(泣」
桃「あー、ったく、」
彼は泣きじゃくる俺を抱き寄せて頭を撫でた。
赤「優しいんだね。」
桃「、、見殺しにするわけにはいかねぇからな」
赤「おれ、そんなんで死なないし…笑」
桃「ふは、じょーだんだよ、」
青「…なに、」
赤「、その、、昨日、はごめん、なさい、」
青「…僕もごめん、」
赤「へ、っ、、」
俺たちの仲は彼のおかげで取り戻せた。
赤「、、、ぁ、先輩っ、!」
桃「ん、、なに、」
赤「あの、、この前はありがとうございましたっ、!」
桃「べつに、、」
赤「俺せんぱい大好きですっ、!」
桃「は、、//」
赤「…付き合いませんかっ、?」
桃「出会ってすぐ付き合うばかがどこにいる、」
赤「ここにいまぁすっ!笑」
みんなわかったよねっ、?
この日が告白1回目〜っ!
現在
赤「せんぱいっ、!好きですっ!」
桃「はいはい、隙だらけの男ですね〜、(頭撫」
隙だらけ…、?
なにそれ、どうせまたばかにしてる、、
赤「…む、ばかにしてます、?」
桃「馬鹿にしてない、事実」
赤「はぁっ、!?先輩ばかっ!」
桃「おーっと?2年上ですよ〜」
赤「う、ごめんなさい、」
この日は35回め…、、
赤「先輩好き、」
桃「はいはい、で…ここは√を使うって」
赤「先輩っ、、俺ほんき、」
桃「よし、じゃあ次英語やる?」
赤「っ、、」
俺、本気ですよ、、。
桃先輩のこと、本気で好きなんです。
ねぇ、、どうして無視するの…?
48回目も失敗…
青「まだ好きなの?」
赤「っ、、だって…」
青「、、諦めなよ?」
赤「…っ青ちゃんに何がわかるの、、」
自分の勝手なのに…
青ちゃんにひどいことを言ってしまった。
黄「おにぃちゃんっ、元気ないよっ?」
桃「ん〜、?…、そうだなぁ、」
「ちょっと色々あってさ」
黄「恋の悩みっ?」
桃「小学生がなにいってんの、笑」
黄「へへ、僕も好きな人いるよっ!」
桃「ん、いるの?」
黄「うんっ、!おにぃちゃんは、?」
桃「…いるよ、?」
黄「ぇ、っ!だれだれっ、?」
桃「俺のことが好きで、、可愛くて、、
ちびで、バカで…」
桃「俺の大好きな人っ、」
赤「せんぱいっ、おはようございますっ、!」
桃「ん…、おはよ、、」
赤「先輩っ、今日もっ…」
桃「ぁ、〜ごめん、部長に呼ばれたから…」
赤「そ、ですか、、ごめんなさい」
あの悲しそうな顔が脳裏に残って、
胸が苦しくなった。
ごめん、
俺じゃ、幸せにできない、
桃「赤にはもっといい人がいるよ、__」
赤「っ、、(涙堪」
赤「ぇ、っ、、転校って…」
突然彼に言われた言葉。
サッカーの選手を本気で目指すために
ブラジルに行くんだって、
赤「ねぇ、っ、、やだ、、」
桃「…、、ごめん」
赤「せんぱぃ’っ、、やぁだ、、(泣」
「行かないでっ…(泣」
桃「、、明日には、出発するから、、」
赤「っ、ねぇ、桃くっ、…泣(胸軽叩」
桃「、、っ、赤にはもっといい人がいるよ、」
赤「や、だっ、、おれ桃せんぱっ、じゃないと、 (泣」
桃「…っ、」
赤「っねぇ、いつから行くのっ、?何時何分発っ、?」
「っねぇ、教えてよっ…(泣」
桃「…19時、、30分、発、」
赤「っねぇ、それまで会って…、俺に構って…」
「明日だけでも先輩の彼女にさせてっ…(泣」
これも、告白に入るのかな…
入るよね…、、、
99回目
赤「昨日、はごめん、なさい」
桃「、、、」
桃「実、はさ、、」
「俺赤が好き…。」
頭の中が真っ白になった。
そのあとに、じわじわと顔に熱が行き渡る。
赤「なんっ、で…黙ってた、の…(泣」
桃「赤には、幸せになってほしい。」
桃「今まで楽しかったよ。ありがとな、(頭撫」
先輩のお母さんが、桃先輩を呼ぶ。
、もう時間なんだ。
赤「っ、、大好きだよ、」
「付き合って、、、?(泣」
桃「…、、ありがとう、、俺も好き、」
桃くんは、、最後にハグしてくれた。
俺は、
最後まで手を振った。
飛行機が離陸しても。
見えなくなるまで手を振った。
さっきので、、
コメント
2件
ぁ"やばいです泣きそうです最高です